直火系料理、第二弾は、牛肉です!
ブランデー漬け干しのビーフジャーキー
ネイティブアメリカンの携行食は、ジャーク(グーッと伸ばす)が肝心。薄く伸ばすほど水分が飛びやすくなり、乾燥時間も短縮できる。そのあとは、焚き火からの熱風でじっくりと熟成させながら乾燥。噛めば噛むほど肉の旨みがほとばしる、絶品ジャーキーが完成。
材料
牛モモブロック 500g
漬け液/水 800㎖
塩 60g
砂糖 大さじ3
黒コショウ
タイム
後漬けブランデー
各適宜
作り方
1.半冷凍の状態の牛モモブロックを1㎝厚に切り、1度沸かしてから冷ました漬け液へ1〜数時間漬ける。
2.漬けた肉を引き伸ばして薄くしてから金串に通す。
3.焚火の熱風が来る位置に下げ、5〜6時間熱風乾燥。
4.手に持って立つ程度に乾いたら完成。
漬け液にブランデーを加えることで、香り高くなり、酒との相性がさらに増す。保存性も高まる。
筋はあらかじめ包丁で切っておき、2倍の長さになるくらいまで引っ張る。厚めの肉はかなり力をこめても大丈夫。
まずは風に当てて外側を乾燥させたあと、焚き火の上に干し、カサカサの状態になるまで熱風乾燥させる。
構成=大石裕美 撮影=福島章公