ベランピングをマンションでするには?おすすめグッズや注意点を紹介 | ナチュラルライフ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    ナチュラルライフ

    2022.02.13

    ベランピングをマンションでするには?おすすめグッズや注意点を紹介

    おうち時間を楽しむ方法として注目を集めているのがベランピングです。しかしベランピングのやり方や必要な準備、おすすめの料理がわからない人も多いでしょう。小さな子どもとも楽しめる、人気上昇中のベランピングについて解説します。

    今注目されているベランピングとは

    ベランピングとは『ベランダ』と『グランピング』を組み合わせた言葉で、グランピングは『グラマラス』と『キャンピング』の造語です。ベランピングの意味や具体的な魅力を解説します。

    気軽にできるおうちキャンプ

    ベランピングは、自宅でできる豪華(グラマラス)なキャンプのことです。昨今の外出自粛の広がりから、自宅から出なくてもキャンプを楽しむ方法として注目を集めています。ソファーやベッドをベランダに置くなど、自宅にいる快適さとキャンプの非日常感を両立させられるのが魅力です。

    ベランピングでは、テント設営・撤収の手間がかからなかったり、天候に左右されなかったりと、キャンプ初心者でも簡単に楽しめます。とはいえ広いベランダや庭があるのであれば、テントを張ってみるのもよいでしょう。

    マンションでベランピングをする注意点

    (出典) photo-ac.com

    手軽にキャンプを楽しめるベランピングですが、マンションで行なう場合には、いくつか守るべきマナーが存在します。マンションでベランピングをする際の注意点を3つ解説します。

    事前にマンションの規約を確認する

    大前提として、多くの場合マンションのベランダは共用部分に当たります。そのため、まずは事前にマンションの規約を確認しましょう。

    消防法により、マンションでは避難器具の邪魔になるところにものを置くことが禁じられています。さらに、景観を損ねる行為やベランダでの火器の使用を規約で禁止しているケースも多いのです。

    規約に不明点がある場合には、オーナーや管理組合に確認するのがよいでしょう。禁止されているのにベランピングを行なうと、注意を受けたり退去を勧告されたりといったトラブルの原因となります。

    騒音・煙・臭いで迷惑をかけない

    規約でベランピングが禁止されていないからといって、好き勝手にやってよいわけではありません。話し声や音楽などの騒音や火気の扱いはもちろん、煙や臭いにも注意しましょう。隣で布団を干している人がいるかもしれません。

    規約上は問題なくても、近所の迷惑になる行為は苦情の原因となります。ベランピングを楽しみつつも、隣ではいつも通り生活している人がいることを忘れないようにしましょう。夜は早めに切り上げるなどの配慮も必要です。

    終わったらすぐに片付ける

    消防法により、ベランダに大量のものを置くことは禁止されています。これは災害時の避難経路を確保するためです。そのため、ベランピングが終わったら速やかに片付けることが大切です。特に、隣の家との間にある壁際にはものを置かないようにしましょう。

    低層階に住んでいる場合は、キャンプ道具が盗難に遭う可能性もあります。防犯の観点からも、使い終わったら道具はすぐに片付けるに越したことはありません。

    ベランピングを楽しむおすすめグッズ

    ベランピングを最大限楽しむために、あると便利なおすすめグッズを紹介します。いずれもアウトドアのキャンプでも使えるので、持っておいて損のないものばかりです。

    小さめのテント

    キャンプといえばテントを思い浮かべる人も多いでしょう。スペースに限りがあるベランダでも、小さめのテントがあれば雰囲気づくりに役立ちます。ベランピングの場合は、ペグで固定する必要がなく設営が楽な『ポップアップテント』がおすすめです。

    ベランピング用のテントを選ぶ際は、ベランダに収まるサイズであることを確認しましょう。またUVカット機能があるテントなら、夏でも日焼け対策に有効です。キャンプ気分を味わうにはうってつけのアイテムといえます。

     

    レジャーシートやラグ

    ベランダの床は硬いので、クッション性のあるレジャーシートやラグがあると、より快適にベランピングを楽しめるでしょう。ベランダの床にものを置くのは衛生的に気が引ける上、テーブル上のスペースが限られてしまいます。敷物があれば、ものを置くスペースも確保できます。

    また敷物の上に寝転がれれば、よりリラックスできるでしょう。敷物の代わりに、寝袋を広げて敷くのもおすすめです。ある程度の厚みがあるので、座るのにも快適でしょう。

     

    テーブルやチェア

    キャンプ気分を味わうなら、テントに加えてテーブルとチェアも揃えておきたいところです。ベランダがそれほど広くなくても、折りたたみ式のテーブルとチェアがあれば便利でしょう。

    自宅のインターネット環境を使って映画を見たり、コーヒーブレイクをしたりするなら、テーブルとチェアはマストアイテムといえます。

    チェアについては、ドリンクホルダーのあるものならば、省スペースとなるのでおすすめです。テントとテーブルとチェアがあれば、満足できるキャンプ気分を演出できるでしょう。

     

     

    シェードやタープ

    日差しや雨、周囲の目が気になるなら、シェードやタープを購入することをおすすめします。シェードはパラソル型のものを選べば、ベランダが一気におしゃれなカフェのようになるでしょう。UVカットのモデルなら日焼け対策にもなります。

    キャンプ用のタープは撥水加工が施されているものも多く、目隠しだけでなく雨よけの機能も果たします。窓に挟むだけで設営ができる商品もあります。カラーやデザインがおしゃれなものも多いので、ホームセンターで好みのアイテムを探してみましょう。

     

    小物を使ってよりおしゃれな雰囲気に

    (出典) photo-ac.com

    ベランピングの必需品ではないものの、あるとおしゃれな雰囲気を演出できる小物を3つ紹介します。本格的にベランピングを楽しむなら、上記のアイテムと併せて揃えてもよいでしょう。

    アウトドア感をアップさせる「鍋や食器」

    家で普段から使っている食器を、そのままベランピングで使っても問題ないですが、よりアウトドアの雰囲気を楽しむなら、キャンプ用のものを使うとよいでしょう。アウトドア感の出る食器の代表例は、ダッチオーブンやスキレットです。

    ダッチオーブンは重量感のある金属製の鍋のことで、蓋の上に炭をのせることでオーブンのようにも使え、重量を生かして圧力鍋のようにも使える万能なアイテムです。

     

     

    スキレットはハンドルまですべて鉄でつくられているフライパンのことで、オーブンでも使用できます。そのままテーブルに出してもいいので、キャンプの雰囲気を感じるにはぴったりの道具です。

     

    日が暮れてきたら「ランタン」

    日が落ちた後もおしゃれな雰囲気を演出するなら、ランタンがおすすめです。ベランピングで使うなら、充電式や電池式のもので十分でしょう。ホームセンターなどで探せば、本格的なものからアンティーク調のおしゃれなものまで、さまざまな種類が見つかります。

    提灯型のライトを柵に絡めたり、LEDライトをともしたりするのもおすすめです。飾り方を工夫するだけでも、雰囲気を変えられるでしょう。アロマキャンドルも使えば、虫除けにもなって一石二鳥です。

     

    デコレーションで彩る「ガーランド」

    ガーランドは三角旗が連なっているものや、ライトがついているものなどデザインはさまざまで、空間をおしゃれに彩ってくれます。そのままでは味気なかったベランダも、ガーランドで装飾するだけで可愛い雰囲気にガラリと変えられるかもしれません。

    ガーランドライトは柵につけたり、シェードとハンモックの間につけたりすることで、夜も華やかさを演出できるでしょう。

     

    ベランピングは子どもと一緒に楽しめる?

    ベランピングを子どもたちと一緒に楽しみたい人も多いでしょう。ベランピングを子どもと楽しむポイントと、注意点を解説します。

    キャンプで感じる「大変」が「楽」になる

    ベランピングは、幼い子どものいる家庭におすすめのアクティビティといえます。通常のキャンプでは、テントの設営などに手間がかかったり、トイレに連れて行ったりと大変なことが多いでしょう。

    しかしベランピングであれば全て自宅で完結するので、準備も楽でほかの人に迷惑をかける心配もありません。

    服が汚れてもすぐに洗濯でき、トイレにもすぐに連れて行けます。通常のキャンプでは大人が常に子どもや周りの様子に気を配る必要がありますが、ベランピングであれば子どもとの遊びに集中できるのもメリットです。

    ベランピングは通常のキャンプでは大変だったことが楽になる、『新しいキャンプ』のあり方といえます。

    転落事故には十分な注意が必要

    マンションならではの注意点として、子どもの転落があります。子どもの転落事故の原因でよくあるのは、柵の近くにチェアや物置など踏み台となるものが置いてあることです。

    そのため、ベランピング中は子どもが踏み台にできものは置かず、終わったら道具をすぐに片付けるようにしましょう。もちろん、子どもから目を離さないことも重要です。もし事故が心配なら、子どもが注意を理解できる年齢になってからベランピングを行なうのも選択肢の一つです。

    集合住宅では、騒音も気をつけたいところです。

    自宅で手軽にできるベランピングですが、アウトドアとはまた違ったリスクがあることも覚えておきましょう。

    まとめ

    ベランピングは、外出しなくてもアウトドアの雰囲気を楽しめる、新しいキャンプの方法です。キャンプ初心者を悩ませる面倒な準備や天候の影響がなく、手軽に非日常を感じられます。

    コンパクトなテントやテーブル、チェアなどの道具を用意すれば、キャンプのような雰囲気を楽しむこともできます。食器や照明にもこだわると、さらにアウトドア感を出せるでしょう。

    ベランピングをする際は、事前にマンションの規約を確認し、ベランピングが禁止されていないかを確認することが必須です。また規約で禁止されていなくても、騒音や煙、臭いなど、近隣の住民の迷惑となる行為は控えるのがマナーです。

    ベランピングは子どもがいる家庭に向いていますが、転落事故などベランピングならではのリスクに注意しましょう。子どもの足場となるものは置かず、ベランピング終了後は速やかに片付けることが、安全に楽しむためのコツです。

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