竹の撓りを利用して、なんとテント作りに挑戦することにした長野さん。竹の器や小物は何百個と作ってきたものの、ここまでの大物(雨樋は除く)は初挑戦! どんなオリジナルテントができ上がるのでしょうか。
![短物に鉈、長物割るなら専用機 竹を割るのに便利なのが、両刃の竹専用鉈と、 竹割り機(写真上段)。鉈は両刃だと左右均等 に割ることができる。柄と鉈に角度がないた め、杭の先端なども削りやすい。竹割り機は、 長い竹を均等な幅に割るための道具。今回は 6つ割り(直径18㎝¥5,000前後)を使った が、5つ割りから10分割りまである。どち らもホームセンターで購入可能。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2016/09/66c19942ab4ba346fdb64ccc04cde3733.jpg)
短物に鉈、長物割るなら専用機
竹を割るのに便利なのが、両刃の竹専用鉈と、竹割り機(写真上段)。鉈は両刃だと左右均等に割ることができる。柄と鉈に角度がないため、杭の先端なども削りやすい。竹割り機は、長い竹を均等な幅に割るための道具。今回は6つ割り(直径18㎝¥5,000前後)を使ったが、5つ割りから10分割りまである。どちらもホームセンターで購入可能。
竹加工の基本
繊維が真っすぐな竹は、上に鉈を当て、木の棒や木槌で叩くときれいに割れる。ただし、節から遠いほうから鉈を入れること。
細い竹を割り出したいときも、まずは2等分ずつに割っていくと左右均等に割れる。最初から細く割ろうとすると裂けやすい。
ポール作り
竹の先端に竹割り機を当て、木の枝などで叩いて刃を入れる。
刃が入ったら、足で竹を押さえながら刃を下に動かして割り進む。
堅くて進まない場合は、木などに端を当てて固定し、逆手で割る。
割ったら節を落とす。鉈で軽く2~3回叩けば落とせる。
竹の割り口に鉈の刃を斜めに当て、前方に押し、ささくれを削る。
竹の両端を斜めに削って杭状にし、土に差し込みやすくする。