本物の魚そっくりに作られたルアーは釣れるのか?実際に釣ってみた結果を大公開! | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.11.06

    本物の魚そっくりに作られたルアーは釣れるのか?実際に釣ってみた結果を大公開!

    筆者私物。

    まるで本物の小魚のような、リアルな加工が施されたメタルジグやプラグルアーがあるのはご存じですか?

    製品が発表されたときには、あまりのリアルさにルアーフィッシング業界で大きな話題になりました。

    販売されるやいなや、大人気商品となり、各釣り具メーカーも後を追うように、こぞって販売したほどです。

    ルアーマンも、これは釣れそうだ……と、魚より釣り人が食いついて買ってしまう事態に。

    でも、ふと思ったのです……。

    魚はそんなにも、見た目を識別できるものなのか?と……。

    ぶっちゃけ釣れるの?という疑問が湧いたら試さずにはいられないのが釣り人の性……。

    実際にリアルルアーを使って、釣れるのかどうか検証してきました!

    初心者の方もルアーを選ぶうえで、ぜひ参考にしてみてください。

    本物そっくりのリアルカラー

    まずは、本物の小魚そっくりに印刷されたメタルジグをご紹介します。

    小魚をそのままプリントしたようなカラー。筆者私物。

    こちらは大人気の釣り具メーカー「メジャークラフト」が展開している、『ジグパラライブベイト』という商品。

    これは小アジに似せたカラーで、魚独特のきらめきが非常にリアルに作られています。

    緑、ゴールド、シルバーが折り重なった色合いはいかにも魚が反応しそうなカラーです。

    ウロコまで忠実に再現されたルアー

    細かいところまで精巧に作られたルアー。筆者私物。

    次に、リアルな加工が施され、強化プラスチックで作られたプラグと呼ばれるルアー。

    こちらは本物の小魚に似せたルアーを多数展開している「リトルジャック」というメーカーの『フォルマグロス』という商品。

    ウロコひとつひとつが精巧に作られ、きらめきも魚そのもの。

    顔の造形もリアルに作られています。

    水中での動きは、魚そのもので、いかにも釣れそうなルアーです。

    このルアーは、リールを巻いて、ルアーを引いてくるだけでも、しっかりアクションをしてくれます。そのため、初心者の方でも簡単に扱えてオススメです。

    いざ、釣り場へ!

    関西にある某沖堤防へ。

    釣り場は沖堤防を選択しました。

    沖堤防とはその名の通り、沖合にある堤防で、周りは海に囲まれています。

    釣りをするには絶好の場所で、魚影も濃く、大物も期待できる釣り場です。

    沖堤防に行くには、釣り場まで渡してくれる専用の渡船があり、漁港や船着き場から出船してることが多いです。

    インターネットで各地域の沖堤防のことを検索すると、渡るための情報を手に入れることができます。

    使用したロッドとリール

    この時期はライトショアジギングタックルの出番が多くなります。

    万が一、大物が掛かっても安心してやりとりができるように、ロッドはパワーがある、長さ10フィート(約3.05m)、硬さがMHのものを持ち込みました。

    リールは、大物が掛かってもパワー負けしない、ダイワ製の4000番のリールを使用します。

    リールに巻いているメインラインはPE2号、メインラインとルアーの間に挟むショックリーダーはフロロカーボン5号を使用します。

    釣果はいかに?

    果たして釣れるのか?

    夜が明けて、辺りが少し明るくなり始めた時間帯から釣りを開始。

    まずはウロコがリアルに再現されているプラグルアーから使用します。

    朝方は釣り用語で『朝マズメ』と呼ばれ、魚の活性が上がり、ベイト(エサとなる小魚)を捕食する時間帯です。

    この時間帯は小魚が海面スレスレを泳いでいることが多いので、ルアーは表層を重点的に引いてくるようにします。

    投げては、リールを巻くを繰り返すこと数投目……。

    ドン!としたアタリが……!

    ロッドがグイグイ引き込まれ、竿先が大きく曲がります!

    大物が掛かった!と思った束の間……フッと重みが無くなる感触が……。

    針の掛かりが浅かったのかフックアウト。

    逃がしてしまいました……。

    これにはさすがに少し落ち込みましたが、気を取り直して、再びキャストを開始。

    逃した魚は大きい……。

    しばらく投げて、反応が無かったので、ルアーをメタルジグに変更します。

    メタルジグは、投げて、着底させたあと、ロッドを上にあおる動作とリールを1回転させる動作を繰り返します(釣り用語でシャクると言います)。

    すると数投で待望のヒット!

    重みはそれなりにあるのですが、抵抗があまりないのでゴミかな?と思いリールを巻いて、海面まで引き上げてくると……。

    エソでした……。

    30センチを超えるエソ。

    メタルジグを使って、青物(ハマチやブリ)を狙っているとたまにエソがヒットすることがあります。

    釣り人からは、狙いの魚ではないので、ヒットしても残念がられる、かわいそうな魚でもあります。

    針を外して即リリース。

    気を取り直して、繰り返し投げていると……。

    ググっと竿先に重みが乗ったようなアタリが!

    引きはそんなに強くないですが、魚が暴れまわるような感触。

    リールを巻いて引き上げてくると……。

    30センチほどのサバが上がってきました!

    元気なサバが釣れました。

    今回は大物狙いなので、サバもリリースします。

    そこからは掛かっても、途中で針が外れるようなヒットが連発。

    おそらくサバの大群が入りこんできたのでしょう。

    その後はパタリとアタリが無くなったので、ここで納竿としました。

    リアルルアーは釣れる!

    リアルルアーを試しに使ってみた結果……釣れます!

    朝一のヒットが大物っぽかったので、バラシ(魚を逃がしてしまうこと)が非常に悔やまれますが、ルアーに対する反応はすこぶる良く、釣り人にも魚にも食いつかせるルアーでした。

    ルアーフィッシングは、釣れそうなルアーを信じて投げ続けるモチベーションも大事なので、そういう意味でも釣果につながるのかもしれませんね。

    リアルルアーは各メーカーから多数展開され、釣具屋さんで販売されているので、お気に入りのルアーを探しに行くのも楽しみ方のひとつです。

    お気に入りのリアルルアーを見つけたら、ぜひ、近くの釣り場で、実力を試してみてくださいね。

    最後に

    初めての釣り場へ行くときは釣り禁止の看板がないかを確認しましょう。

    釣りをする際はライフジャケットを必ず着用しましょう。

    ルールやマナーを守り、誰にも迷惑のかからないよう行ないましょう。

    私が書きました!
    ソルトアングラー
    フジノ・キュー
    週末になると関西圏の海辺に突如出没するソルトアングラーライター。趣味はもっぱら海でのルアー釣り。
    Googleマップを頼りに未開拓の釣り場を求めて沿岸を練り歩き、自然の美しさと過酷さに魅了された冒険家気質な釣り人。

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