「FiberFix」って知ってる?斧のネックガードやテントポールの補修にも使える万能補修テープ | アウトドア雑貨・小物 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • 「FiberFix」って知ってる?斧のネックガードやテントポールの補修にも使える万能補修テープ

    2021.08.23 のまどう

    写真は筆者の私物です。

    キャンプでの薪割りや、ちょっとした作業に便利な道具である斧。薪割りの際にミスヒットして、柄のネック(首元)部分をぶつけてしまうと、傷がついてしまいます。長い間使用していると、その傷からひびが入ってしまい、柄が折れてしまうことも……。

    これを防止する場合、柄のネック部分にあらかじめネックガードを巻いておくことで、柄の破損を予防することができます。

    斧のネックガードは、レザーやパラコード製のものが一般的ですが、自作するには手間と時間がかかります。

    しかし、今回ご紹介するFiberFix(以下、ファイバーフィックス)という万能補修・補強テープを使えば、数分の作業で斧のネックガードとして使用できます。強度も抜群で、手間もかからないのでおすすめです。

    今回はファイバーフィックスの特徴・注意点・使い勝手をご紹介します。

    ファイバーフィックスの特徴

    素材

    ファイバーフィックスは、巻くだけで使用ができる万能補修・補強テープです。素材はグラスファイバー。高強度、高弾性のある素材で、骨折した際に患部を固定する、ギプスにも使用されている素材です。

    ステンレス(SUS304)に近い強度

    公式情報では、ファイバーフィックスはダクトテープの100倍強いとされています。ただ、どれだけ強いのかあまりピンときませんよね?

    鋼材などの強度を表す単位に引張り強度(ひっぱりきょうど)という単位があります。引張り強度とは、材料に引張り力が加わったときの、破損までの強さを表す単位です。

    ステンレス(SUS304)の引張り強度は450Nです。ファイバーフィックスの引張り強度はひと巻きで241N、ふた巻きで409Nです。

    ファイバーフィックスをふた巻きすることにより、ステンレスに近い強度が出るのです。

    どんなものに使用できるのか?

    ファイバーフィックスはボンドとは違い、下地の素材を選びません。ステンレス製のパイプ、木製の斧の柄、ゴム製のホース、アルミ製のテントポールなど、巻きつけられるものならば、何でも補修・補強が可能です。

    箱の中身

    箱の中身。

    今回筆者が購入したのは、ファイバーフィックスのリペアラップ1インチ(2.5cm)です。他には幅広な2インチ(5cm)と4インチ(10cm)のものも販売されています。

    ファイバーフィックスの、リペアラップ1インチの中身はグラスファイバー製のテープが3ロール、圧着用のビニールテープが3ロール、作業時に必要な手袋が3組、紙やすりが1枚です。

    注意点

    硬化時間が短い

    ファイバーフィックスは硬化時間が非常に短いので、使用の際は注意が必要です。グラスファイバー製のテープを袋から出すと、5分後には硬化がはじまり、20分後には全体がガチガチに固まります。手際よく作業を行なう必要があるので、あらかじめ、どのように巻くのかをイメージしておくことをおすすめします。

    肌に付着するととれにくい

    作業中に、グラスファイバー製のテープから染み出た樹脂を、肌につけないようにしましょう。肌についてしまうと、とれにくいので注意が必要です。万が一、肌についてしまった場合、アセトン系の溶液(除光液など)を使えば、落とすことができます。

    実際に斧に巻いてネックガードとして使ってみた

    必要なもの

    ・バケツに入った水
    ・斧

    バケツに入った水。

    グラスファイバー製のテープは水にくぐらせてから使用するので、バケツに入った水、またはぬるま湯を用意しましょう。公式情報では、20~25度Cのぬるま湯をおすすめしています。

    斧。

    こちらが今回FiberFixを巻く斧です。

    ネック部分についた傷。

    柄のネック部分に、薪割りでミスヒットした際についた傷があります。こちらをファイバーフィックスで巻いて、補強することで、柄の破損を防ぎます。

    紙やすりで柄をなめらかにする

    巻く部分に紙やすりをかける。

    付属の紙やすりを使って、ネック部分をこすって滑らかにします。

    手袋をはめる

    手袋をはめる。

    グラスファイバー製のテープを袋から出す前に、付属の手袋をしましょう。

    グラスファイバー製のテープを水に浸す

    テープに水を染み込ませます。

    グラスファイバー製のテープを袋から出したら、水に10秒浸します。2~3回揉んで、テープに水をしっかりと染み込ませましょう。

    テープを柄に巻く

    テープを巻く面に注意。

    柄にテープを巻いていきます。テープは内側にしか粘着力が無いので、巻く面に注意してください。テープを引き延ばしながら、すき間がないように巻きましょう。

    上からビニールテープを巻く

    ビニールテープを強く巻く。

    グラスファイバー製のテープの上に、付属のビニールテープを巻きます。引っ張りながら強く巻きつけてください。そのまま5分間ほど放置して、ビニールテープを剥がしたら作業完了です。

    強度を確かめてみる

    ハンマー

    床に斧を置き、ファイバーフィックスで補強した部分を、ハンマーで数回、おもいっきり叩いてみました。

    白くなった部分。

    指でさしている部分が、ほんの少しだけ白くなりましたが、硬くかたまっており、ひびが入ったり割れたりすることはありません。十分な強度があるので、斧をミスヒットした場合も、柄に傷がつくことはなさそうです。

    さいごに

    ファイバーフィックスは水につけて、巻くだけで使用ができます。驚くほど硬くなるので、折れたテントポールやタープポールなども補修することができます。キャンプの際にツールボックスに入れておけば、もしもの時に大活躍しますよ。ぜひチェックしてくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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