キャンプが楽しくなると、つい「あれもこれも」と荷物が増えてしまいがちです。そんなときはパッカブルのアイテムを活用しましょう。パッカブルの魅力や、おすすめの商品を11個紹介します。キャンプの荷物を減らしたい人は、ぜひ参考にしましょう。
パッカブルの魅力・種類は?
パッカブルアイテムの魅力や種類を解説します。パッカブルと聞くと、バッグをイメージする人も多いかもしれませんが、それだけではありません。パッカブルアイテムの特徴や魅力を詳しく見ていきましょう。
荷物をコンパクトにまとめられる
そもそもパッカブルとは、本体のポケットなどに本体全部を小さく折りたためるタイプのアイテムのことです(別にスタッフサックなどの収納袋が付属する場合は、パッカブルとは呼びません)。
英語で「パックができる」という意味の「Packable」が由来といわれています。
パッカブルの魅力は、かさばらず荷物を少なくでき、急な雨などでサッと取り出せるところです。アイテム自体に収納袋が付いており、使わないときは手のひらサイズなどへとコンパクトに収納できます。使う確率の低い万が一のためのアイテムや、かさばりやすいアイテムをパッカブルにすると便利です。
アウトドアシーンだけでなく、ビジネスシーンでも十分活躍してくれるはずです。パッカブルは日常のいざというときに助けてくれるアイテムといえます。
パッカブルアイテムの種類
パッカブルアイテムの代表的な種類は、バッグやジャケットでしょう。パッカブルバッグは買い物に使えるトートバッグのようなものから、リュックまで幅広く展開されています。アウトドアシーンでは、メインの大きいリュックを置いて、必要なものだけを持って移動したいときに、パッカブルのバッグが活躍します。
パッカブルの上着には、レインウェアやダウンジャケットがあります。特に急な雨天時に着られるレインウェアは、いざというときの備えとして重宝します。近年では、パッカブルのテーラードジャケットも販売されており、ビジネスシーンでもパッカブル機能が活躍しています。
ほかにも、パッカブルシューズは予備の靴としてコンパクトに持ち運べるので、旅行はもちろん、アウトドアシーンでも活躍してくれるはずです。
おすすめのパッカブル「バッグ」
パッカブルアイテムの定番でもある、おすすめのバッグを紹介します。大容量ながら軽量化もされているパッカブルバッグを見ていきましょう。
カリマー「mars top load 27」
パッカブルながら、容量27Lと大容量を誇るバッグです。使わないときはランチボックス程度の大きさのバッグに収納できます。収納バッグには手持ちで運べるストラップが付いています。重量は約370gと容量のわりに軽量で、サブバッグとしての携帯しやすさが魅力です。
チェストストラップや、両サイドのポケット・雨蓋も付いており、メインのバッグとしても重宝します。
カラーは4色展開されており、いずれも落ち着いた配色で自然によく溶け込みます。
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- 商品名:カリマー「mars top load 27」
- 公式サイト:商品はこちら
ザ・ノース・フェイス「グラムダッフル」
パッカブルながら、大容量で高機能のバッグです。容量は40Lとメインバッグとして十分なサイズ感を持ち合わせています。ショルダーストラップに加え、上部と左右3カ所にハンドルが付いており、状況に応じて3Wayで持ち運びが可能です。
片側のハンドルは長さ調節が可能で、スーツケースのハンドルに固定もできます。表面にはシリコン、裏面にはポリウレタンをコーティングすることで、約270gの軽量さと高い耐久性を両立しています。メイン・サブどちらでも使える万能バッグです。
- 商品名:ザ・ノース・フェイス「グラムダッフル」
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おすすめのパッカブル「ジャケット」
かさばりがちなジャケットもパッカブル仕様になると、コンパクトに収納できて便利です。おすすめのパッカブルジャケットを3点紹介します。
パタゴニア「メンズ・ウルトラライト・パッカブル・ジャケット」
釣りなどのアウトドアシーンで活躍するパッカブルジャケットです。3層構造のシェル素材による防水透湿仕様が水場で役立ちます。胸ポケットにはすぐに取り出したいアイテムや、携帯電話などを収納する際に使えます。重量は約230gの軽量仕様です。
コンパクトに収納できるので、いざというときのためにバッグに忍ばせておけます。フードは一体型のつばを備えており、雨天時に素早くかぶって雨から頭を守ります。カラーはグレーと水色の2色展開です。
- 商品名:パタゴニア「メンズ・ウルトラライト・パッカブル・ジャケット」
- 公式サイト:商品はこちら
アークテリクス「スコーミッシュ フーディ」
重量わずか約140gのパッカブルジャケットです。Tyono30ナイロンを使用しており、高い防風能力と耐久性を誇ります。収納時は手の平サイズ程度にまで収まり、バッグに入れてもほとんど重さを感じないでしょう。
無地を基調としたシンプルなデザインで、ワンポイントで胸にロゴが入っているのがおしゃれです。フードのドローコードは一体化しており、片手で引っ張るだけで閉まり具合を調節できます。
- 商品名:アークテリクス「スコーミッシュ フーディ」
- 公式サイト:商品はこちら
モンベル「ウインドブラスト パーカ」
重量約178gの軽量なパッカブルジャケットです。シルエットは体にフィットするよう設計されていて、強風が吹いてもジャケットがバタつく不快感がありません。素材は40デニール・ナイロン・タフタを使用しており、はっ水加工がほどこされています。
ファスナーはあごに当たらないよう工夫されているため、冬場にファスナーが肌に触れて冷たい思いをすることもないでしょう。カラー展開が豊富で、自分の好みの色や、トータルコーディネートもしやすくなっています。
- 商品名:モンベル「ウインドブラスト パーカ」
- 公式サイト:商品はこちら
おすすめのパッカブル「レインウェア」
パッカブルアイテムは、いざというときの備えにぴったりです。急な雨に見舞われたときでも、持っておくと安心できるパッカブルレインウェアを3点紹介します。
コロンビア「デシュートバレーユニセックスレインポンチョ」
コロンビア独自の防水透湿技術である「オムニテック」を搭載したポンチョです。雨でも蒸れずに、ウェア内を快適に保ってくれます。ポンチョということもあり、袖や裾には余裕を持たせています。かさばるトップスの上からでも着脱が簡単なのも魅力です。
使わないときは、ななめ掛けバッグのようにして持ち運べます。カラーはブラックと、水色を基調としたボタニカルなプリント付きの2種類です。
- 商品名:コロンビア「デシュートバレーユニセックスレインポンチョ」
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あると便利なパッカブルアイテム
バッグやトップスだけでなく、パッカブルであることで利便性が増すおすすめアイテムを2点紹介します。パッカブルを上手に活用できれば、アウトドアをさらに気軽に楽しめるはずです。
CHUMS「キャンピングボアブランケット」
パッカブル仕様のブランケットです。表地はコットンとナイロンの混紡、裏地はフリース素材で寒い日に体を温めてくれます。収納時は丸めて面ファスナーで止めれば、コンパクトに収まります。ハンドル付きなので、持ち運びも便利です。
小物入れが付属しており、カイロや貴重品を入れられるなど使い勝手も抜群です。春・秋など日暮れの肌寒くなる季節にも重宝します。カラーは4色展開されているので、家族で色違いにしてそろえるのもよいでしょう。
- 商品名:CHUMS「キャンピングボアブランケット」
- 公式サイト:商品はこちら
グラミチ「シェルパッカブルショーツ」
グラミチの代表的モデルでもあるG-SHORTSのパッカブルタイプです。風を通しにくい素材ですが、はっ水仕様・塩素耐性があるなど、プールでの着用も可能です。水陸両用で活躍してくれるでしょう。
適度にゆとりのあるシルエットは、窮屈さを感じにくく快適に着られるはずです。
コンパクトに収まるので、夏場のキャンプなど、水遊びをしたいときの着替え用として複数枚持っておいてもよいでしょう。
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- 商品名:グラミチ「シェルパッカブルショーツ」
- 公式サイト:商品はこちら
まとめ
パッカブルアイテムは、収納時にバッグ内を省スペースにし、いざというときに活躍してくれる便利なアイテムです。パッカブルといえば、バッグやジャケットのイメージが強かったものの、近年ではショーツやブランケットなどのさまざまなアイテムがあります。
特にブランケットはかさばりやすいものです。とはいえ、肌寒いのを我慢するわけにもいきません。ブランケット以外にも、コンパクトに収納できるパッカブルアイテムをそろえ、快適なアウトドアを楽しみましょう。