フットバッグにも生かせる!?世界屈指のトレーニング術「タバタ式トレーニング」に挑戦した結果 | アウトドア・外遊び 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.06.22 石田太志

    夏が近づき、様々なアウトドアの楽しみ方ができる季節かと思います。ボク自身は昨年末に新潟県三条市に移住したのですが、冬は雪が本当に大変でした。

    神奈川県に住んでいたときは今の時期、すでに夏を感じられるくらい暑く感じたものですが、こちら新潟県ではいまだに朝晩は冷え込みます。もちろん真冬に比べれば暖かくはなっているのですが、ゆっくりと四季が移り変わる様子を楽しめます。

    三条市には世界に誇る日本のアウトドアブランド・スノーピークの本社があります。じつは、自分の拠点がまさに同ブランドの近くにあるので車ですぐに現地へ行けるほど。

    そして、キャンプをするにはとてもいい環境で、気候もよくなってきたので積極的にキャンプをしていきたいなと思います。

    プロ18年目で「トレーナー」に見てもらう新しい試み

    先日4月5日でフットバッグ歴18周年を迎えました! これだけ長くフットバッグに携わり、プロとしての活動も10年目となっているので、本当に皆様のおかげで現在もフットバッグに注力できています。

    ただ恥ずかしながら、コーチやトレーナーもいない環境の中で18年間フットバッグをしてきました。トレーニングといっても、ひたすらフットバッグをすることがトレーニングとなっていました。

    そんな中、先日トレーナーに見てもらえる機会があり、本格的にフットバッグの技術をより向上させるための「フットバッグ以外」のトレーニングを始めました。

    トレーニングは週に4日。月曜日と木曜日が下半身、そして火曜日と金曜日が上半身です。実際にトレーニングを始めてみて思いました。

    「全然できない……」

    だけど、それだけまだまだ伸びしろがあることを考えると嬉しくもなりました。

    トレーナーは、すでにフットバッグの動きをある程度理解してくれていて、ボクの弱い部分がどこかを教えていただき、そこを重点的にトレーニングしてもらっています。現在1か月ほど行っていますが、これが目に見えてフットバッグにいい影響が出てきています。

    今までなかなか決まらなかった技が何回も決められるようになったり、技のつなぎ目で足が着地したときに、しっかりと踏ん張れるようになってきました。次の技に体勢を崩すことなくスムーズに行えることが増えてきたのです。

    始めた当初に比べればかなり改善されてきましたが、それでもまだまだ! ここから引き続きトレーニングを続けていきたいと思います。

    過酷なトレーニング「タバタ式トレーニング」に挑戦

    皆さんはタバタ式トレーニングをご存知でしょうか。

    タバタ式トレーニングとは、立命館大学教授の田畑泉先生が科学的に証明したトレーニング方法。フィットネス業界では世界的に浸透しているものだそうで、ボク自身も名前だけは知っていました。

    このタバタ式トレーニングのやり方はとてもシンプルです。20秒間の高い強度の運動と10秒間の休息または負荷の軽い運動を1セットとして、それを合計8セット行います。1セットが30秒間なので、たった4分で終わるインターバル・トレーニングです。

    短い時間ですが、研究の結果、このトレーニングで心肺能力が飛躍的に向上することがわかったそうです。

    さらに、有酸素運動と無酸素運動の両方に効果があるということで、これを続けていけばフットバッグの世界大会でのメイン種目のひとつ「シングルルーチン(2分間音楽を流しながら演技をする種目)」でも最後までスタミナが持続する可能性があります。

    というわけで、トレーナーにオススメされたこのタバタ式トレーニングを取り入れようと、意気込んで初めて行いました。結果は……想像以上に厳しいものでした。

    ボクはその場で走るように全力でもも上げを行なう方法だったのですが、2セット目で僕の耳元で悪魔が囁きます。
    「きついだろ、もうやめてしまえ」

    全セット全力で取り組めなければ、それはしっかりとトレーニングできたとは言えません。それがたった2セット目でもうやめたいと思うほどに厳しかったのです。

    まだあと7セット残っているという絶望的なゴールまでの遠さ、すでに息が上がって心肺機能の限界、色々な要素が重なって悪魔が囁いてくるんです。そうすると結果、途中でやめないにしても2から6セットのところは妥協が入りました。

    7セット目くらいからゴールが見えてくるのと感覚が麻痺してきてまた少し動きが復活します。ただ、この「復活」するというのは追い込めていない証拠。「上げろー!」と言われても上がらないくらい最初から全力を出しているのが正解なんです。

    それでも終わった後は立っていられないので地面に倒れ込みます。もちろん何も喋れません。

    自分ではこれが限界と思っているんですが、その後心拍数を測ってみると165。僕の年齢を考慮して180を超えてくるとしっかりと追い込めていると言えるそうなので、この数字では追い込めていないことになります。自分自身が追い込めていると感じても心拍数は嘘つかない。

    ここからタバタ式トレーニングを考える日々が続いています。

    最初は「明日タバタ式トレーニングだ、嫌だな」と感じていたのですが、追い込めていない自分が悔しくて仕方なくなり、今ではタバタ式トレーニングに立ち向かう気持ちが強いです。

    もちろん心肺機能が鍛えられるフィジカル・トレーニングではありますが、じつはメンタルトレーニングにもなっています。

    今後も続くこのトレーニングに打ち勝てるように、引き続き頑張りたいと思います。打ち勝てたときには、またこの連載でお知らせできればと思います!

    世界大会の季節がやってきた!

    今年もフットバッグ世界大会の時期が近づいてきました。まだ明確な日程は決まっていませんが、今年もオンラインで開催されることがアナウンスされています。

    昨年から始まったオンラインでの世界大会。初めての試みだったので、出場者としても四苦八苦しながら大会に臨みました。

    オンラインでの世界大会は自分で動画を撮影し、一番よくできた演技を締め切り日までに提出するというスタイル。しかし、複数種目あるため、どんどん締め切りに追われ、決勝の頃には疲労困憊な状態で撮影をする日々が続きました。

    単にフットバッグのパフォーマンスを行なうだけでなく、新しい戦いにおいて長期的に身体のコンディションを整えることの大切さを昨年は学びました。今年はそういったスケジュールや戦略もしっかりと組みながら戦っていきたいと思います。

    ボクは選手として活動を続けていますが、暖かい晴れた天気の下、芝生の上でみんなで楽しく喋りながらフットバッグをすることも好きなので、皆さんもどんどんアウトドアでフットバッグをお楽しみいただけると嬉しいです!

    私が書きました!
    プロフットバッグプレイヤー
    石田太志

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