中古バンをキャンピングカーに改造計画!天井に換気扇を取り付ける | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.05.07 杉本淳

    私が書きました!
    フォトグラファー
    杉本 淳
    カナダ、ユーコン準州ホワイトホース在住。2008年にユーコン川下りで訪れて以来、ユーコン準州に通い始める。2011年に移住後も、ユーコンに生きる野生動物や人々の生活を引き続き撮影中。ユーコンから色々なトピックをお届けします!WEBサイト:www.aplーas.com

    中古バンの改造計画、再開!

    春の訪れの遅いカナダ・ユーコンも、4月後半になると日中の気温もプラスになり、雪もだんだんと溶けてくる。

    去年の夏にスタートした、中古バンのキャンピングカー改造計画。とりあえずは冬キャンプができるようにと、三層の断熱処理、ベットとキッチンを最低限使える状態まで完成させた。そしてちょうどそのタイミングで冬がやってきて、連日氷点下の屋外で作業はできないと、改造計画は中断。

    冬の間この状態で、度々キャンプをしてみた。外気温がマイナス20度近くまで冷える日も、しっかり車内を暖めてから寝れば、明け方に吐く息が白くはなるものの、翌朝水が凍ることもなく、問題なくキャンプができた。

    そして、春になったのでそろそろ作業を再開することに。

    冬キャンプで不便だったこと…

    それは料理で発生した水蒸気が、車内にこもること。これを改善するには換気扇を付けるしかない。ということで今回は、天井に換気扇を付けることにした。 

    開閉式の蓋がついた換気扇ユニットが、キャンピングカー専門店で売っている。今回はそれを取り付ける。まずは換気扇ユニットを採寸して、それがぴったり収まるように、屋根を切るためのガイドラインを描く。

    ガイドラインに沿って、慎重に屋根を切っていく。グラインダーのディスクは、鉄板切断専用の薄いものに付け替える。一度グラインダーのディスクが屋根の鉄板に食い込むと、もう後戻りできない! 火花が散るので、サングラス、長袖シャツ、手袋の着用は必須! 

    屋根は切れた! それでもグラインダーのディスクが届かなくて、断熱材と天井材までは切れなかった。そちらはジグソーで切ることに。

    ついに天井に穴が空いた! この作業が終わるまでは、雨に降られるわけにはいかない。天気の良い日に一気に終わらせてしまいたい作業。とはいえ、色々と慎重な作業が多いから、意外と時間を要する。この日の天気予報は、一日中晴れマークだった。

    鉄板の断面をヤスリで削ってなめらかにしたあと、そこにしっかりとサビ止めを塗る。3層ある断熱材も、隙間に湿気が入ってカビが生えないようにと、切断面にはシリコンをしっかりと後から塗った。

    換気扇ユニットを取り付ける

    この換気扇ユニットには、蓋を開閉する為のハンドルがある。この車、車内で腰を伸ばして立てない。天井が低いのだ。このユニットをそのまま直に屋根に取り付けると、頭をハンドルにぶつけかねない。そこで車内で少しでも快適に過ごすために、屋根と換気扇ユニットの間に2x2角材でフレームを作って、それを咬ませて取り付け位置を高くすることに。

    でもその前に…

     

    屋根表面はでこぼこしてるから、角材フレームとの間に隙間ができてしまう。そこでブチルテープ(白とグレーのテープ。ブチルゴムを使った軟質の防水テープ)を、へこんだ箇所に重ね貼りをして、ギャップを調整する。

    ブチルテープの上から角材フレームを重ねて、しっかりネジ留め。

    さらにもう一段角材フレームを重ねて、高さを調整。雨漏りが心配されそうな箇所、角材を重ねるときはブチルテープを挟んで、隙間にはシリコンコーキングで、防水処理をする。

    今度は角材フレームが雨で濡れないように、グラスファイバーシートでコーティングする。

    このシートを貼り付けるのが、レジンという液体。2種類の液体を混ぜて、グラスファイバーシートの上から塗ると、カチカチに固まって補強、防水処理ができるというもの。匂いがキツイので、換気のいい場所で使いたい。

    布状に編まれたシートの繊維の隙間に、レジンを染み込ませていく要領で塗っていく。はじめからグラスファイバーシートの上からレジンを塗るよりも、一度木材に直接レジンを塗ってからシートを貼り付け、さらにその上から再度レジンを塗るといい。そうすることで、サラサラしたグラスファイバーシートが木材に張り付いて、作業が楽になる。滑らかで下地の形に馴染みやすいシートも、重なる箇所や鋭角な箇所では、隙間ができやすい。そういう箇所は、空気が入らないように位置を調整しながら、たっぷりとレジンを塗っていくのがコツ。

    再度ブチルテープの出番。グラスファイバーとレジンで処理をされたフレームと、換気扇ユニットの間にブチルテープ貼って、ネジ留めをして完成!

    角材フレームで高さ調整をしたおかげで、ハンドルに頭をぶつける心配も無さそう。天井を少々汚してしまって後悔。マスキングをしたものの、まだ気温が少し寒かったせいか、マスキングテープの糊の着き具合が悪くて剥がれてしまった…。

    換気扇を回すためには、配線工事も必要。その電力はソーラーパネルで発電したい。

    次回はソーラーパネル設置用に、屋根にウッドデッキを作る予定。お楽しみに!

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