2人用テントを選ぶポイント。タイプ別のおすすめ商品8選 | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • テント

    2021.07.04

    2人用テントを選ぶポイント。タイプ別のおすすめ商品8選

    画像提供:DOD

    比較的小型の2人用テントは、豊富な種類の商品が販売されています。キャンプに慣れていない場合は、どのような基準で選べばよいのか分からないでしょう。失敗しない2人用テントの選び方を解説し、種類別のおすすめ商品を紹介します。

    2人用テントの選び方

    画像:BE-PAL編集部

    テントを選ぶ際のポイントを押さえておけば、自分に適した商品を見つけやすくなります。2人用テントを探すときに、注目すべきポイントを紹介します。

    テントの種類で選ぶ

    使い勝手や設営方法により、テントの種類は『ドームテント』『ワンタッチテント』『ワンポールテント』の三つに大きく分けられます。

    ドームテントは2本のポールを天井で交差させて設営する、定番のタイプです。内部が広いため、居住性に優れています。軽量かつコンパクトに収納できることもメリットです。

    ワンタッチテントは袋から出して広げるだけで、簡単に設営できます。多くの商品は、フライシートの付いたダブルウォールなど、本格的なタイプのテントです。

    中央を1本のポールで支えた円すい形のテントが、ワンポールテントです。デザイン性が高く持ち運びしやすい反面、内部が狭く中央にポールがあるため、居住性は低くなります。

    サイズをチェック

    2人用のテントでストレスなく過ごすためには、最低でも就寝時に大人が足を伸ばせる広さが必要です。荷物を置く場所も考慮し、200cm強程度の長さがあるとよいでしょう。

    テントの幅は、就寝時に大人2人が並んで余裕のあるサイズが理想です。最低でも約130cm、ゆったりと過ごしたいならば200cm程度の商品が向いています。

    さらに、立ち上がれるほどの高さがあると、空間に余裕を感じられます。ただし、高さのあるテントは、風の影響を受けやすい点にも注意が必要です。

    多くのテントには、目安となる定員が記載されています。『1~2人』と『2~3人』で迷う場合は、余裕がある2~3人用を選ぶのがおすすめです。

    設営のしやすさや収納サイズ

    キャンプ初心者なら、設営のしやすさを重視するのもテント選びのポイントです。簡単設営をうたっている商品を中心に選ぶとよいでしょう。

    種類別では、ワンポールテントが比較的簡単に設営できます。ドームテントは構造がやや複雑です。ワンタッチテントは設営はしやすいですが収納にてこずる場合があるため、収納しやすいかもチェックしましょう。

    テントを選ぶ際は、収納する際のサイズも意識しましょう。重量は軽いに越したことはありませんが、2人用テントの重量は大半が3~4kgです。特に重過ぎると感じる重量ではありません。

    しかし、収納サイズは他のキャンプ道具とのバランスも考える必要があるため、重要な要素といえます。サイズだけでなく、収納しやすい大きさかを確認することも大切です。

    機能で選ぶ

    テント内の通気性や保温性は、過ごしやすさを左右する大事な要素です。暑い時期は風通しがよく、寒い時期は内部の暖かさを保てるテントを選びましょう。

    通気性が悪いと内部に湿気がこもり、結露しやすくなることもデメリットです。換気を行うベンチレーションの場所や数を確認すれば、通気性の程度を判断しやすくなります。

    雨が降ってきたときに、水が浸入しにくいテントを選ぶことも重要です。耐水圧が1500~2000mmのテントなら、比較的強い雨にも耐えられるでしょう。

    ただし、耐水圧が高いほど通気性は下がるため、雨対策と通気性確保のバランスを考える必要があります。

    価格もポイント

    テントの扱いに慣れていないキャンプ初心者なら、最初に購入するテントはリーズナブルな商品がおすすめです。扱いに慣れてきたら、本格的なテントにランクアップするとよいでしょう。

    高級なテントを販売しているブランドからも、初心者向けのエントリーモデルが多数販売されています。

    テントの設営には、テント以外にいろいろな道具が必要になることもポイントです。テントのみ購入しても設営できないケースが多いため、結果的にある程度の費用はかかります。

    初心者がテントを選ぶ場合は、設営に必要な道具がセットになった商品が適しています。『エントリーセット』などの商品を中心に探してみましょう。

    ドーム型テントのおすすめ

    画像:photoAC

    ドーム型テントは、ポールをクロスさせて設営する、オーソドックスなタイプのテントです。居住空間が広めで、コンパクトに収納できる特徴があります。

    1人でも簡単設営 コールマン「ツーリングドーム LX」

    インナーテントにポールポケットが付いているため、1人でも簡単に設営できます。収納時はコンパクトになり、持ち運びしやすいのも魅力です。

    高さのある前室が付いているため、荷物やシューズの置き場所を確保できます。雨が降っても、テント内に直接雨が入り込みにくい構造です。

    横幅が約210cmある2~3人用のコンパクトテントです。大人の男性が並んで横になっても、十分に余裕があります。

    自然になじみやすいナチュラルカラーもポイントです。ソロキャンプやツーリングでも便利に活用できるでしょう。

    • 商品名:コールマン「ツーリングドーム LX」
    • 公式:商品ページ

    前室付きが嬉しい アライテント「ドマドームライト 2」

    主寝室とは別に開放感のある前室が付いた、ぜいたくな設計の2人用ドーム型テントです。長さは約210cm、幅も2室合わせて約180cmあるため、それぞれの空間で比較的ゆったりと過ごせます。

    フライシートの開口部は1カ所のみですが、大きく開くことが可能です。クロスフレームで作られた前室は、これまでにないような居住空間を作り出します。

    フライシート・本体・フレームを合わせて、合計重量が約2kgと軽量な点も魅力です。持ち運ぶ際の労力を軽減できます。

    • 商品名:アライテント「ドマドームライト 2」
    • Amazon:商品ページ

    ワンタッチテントのおすすめ

    ワンタッチテントは、簡単な操作ですぐに設営できることが大きなポイントです。設営や撤収の操作性にこだわった、おすすめの商品を紹介します。

    約15秒で設営可能 FIELDOOR「ワンタッチテント 150」

    傘を広げるような感覚で組み立てられるワンタッチテントです。所要時間は約15秒、テントの設営に慣れていない初心者や女子キャンパーに向いています。

    軽くて持ち運びしやすいことも魅力です。重量は約2.8kgと軽量で、収納バッグに入れれば楽に移動できます。車のトランクにも入れやすい収納サイズです。

    テント内の天井には、荷物を置くのに便利な天井棚シートや、ランタンをつるせるフックが付いています。小物を入れるポケットがテント内に付いているのもポイントです。

    テント上部の外側にはトップシートが備わっており、雨天時の雨の浸入を防ぎます。素早く設営できる2人用テントを探している人におすすめです。

    • 商品名:FIELDOOR「ワンタッチテント 150」
    • Amazon:商品ページ

    設営も撤去も簡単操作 Quechua「2 SECONDS EASY FRESH&BLACK」

    両側からひもを引っ張るだけで、素早く簡単に設営できます。撤去する際も、両サイドにあるボタンを押して畳むだけです。

    就寝用スペースのサイズは、約205cm×145cmと余裕があります。テント上部の両サイドにはベンチレーションが付いており、ドアのメッシュと合わせて通気性を確保しやすいこともメリットです。

    収納時もコンパクトにまとまります。収納袋が巾着タイプになっているため、畳む際に膨らんでしまっても入れやすいでしょう。重量は約4.7kgです。

    フライシートの耐水性は2000mmで、比較的強い雨のときに浸水を防ぎやすいことも魅力です。

    • 商品名:Quechua「2 SECONDS EASY FRESH&BLACK」
    • 公式:商品ページ

    ワンポールテントのおすすめ

    設営や収納を簡単かつ素早く行なえることが、ワンポールテントの大きな魅力です。デザイン性や機能性を重視したおすすめ商品をチェックしましょう。

    キャンプ女子に人気 ロゴス「ナバホ Tepee」

    画像:photoAC

    ロゴスの定番デザイン『ナバホ柄』がおしゃれなワンポールテントです。かわいいデザインが、キャンプ女子から高い人気を集めています。

    インナーテントをペグで固定し、フライシートをかけてポールで立ち上げ、フライシートをペグで固定した後にロープをかければ設営は完了です。誰でも簡単に設営できます。

    フレームには、軽量かつ頑丈な素材を採用しています。テントの生地には難燃性の素材が使われているため、万が一火の粉が付いても燃え広がりません。ベンチレーションやメッシュにより、内部の通気性がよいことも特徴です。

    コンパクトに収納できる DOD「ワンポールテントS」

    画像提供:DOD

    シンプルな構造で組み立てやすいことが特徴です。ペグを打ち込みポールを立ち上げるだけで、設営が完了します。2人でゆったりと過ごせる3人用サイズです。

    撤去する際も、ポールを外してペグを抜き、テントを畳めばコンパクトにまとまります。重量が約3kgと軽いため、収納後に持ち運びやすい点も魅力です。必要なパーツが少なく、極限までコンパクトに収納することが可能です。

    頂点部の高さが約170cmあるため、テント内で広々とくつろげます。床面積が広いこともポイントです。

    登山やツーリングにも使えるおすすめテント

    2人用テントには、登山やツーリングに適した商品も豊富に販売されています。通気性がよく設営も簡単にできる、おすすめのテントを紹介します。

    登山やトレッキングにも モンベル「クロノスドーム 2型」

    ポールを直角に交差させる独自の仕組みを採用し、広々とした居住空間を実現している2人用テントです。春~秋の3シーズンに対応しています。

    テント内の通気性がよいため、登山やトレッキング、ツーリングのテントとしてもおすすめです。ポールとソケットが一体となっているため、設営や撤去を素早く完了させられます。

    テントの生地には難燃加工が施されています。生地に火の粉が当たっても燃え広がりにくいため、安心して過ごせるでしょう。

    • 商品名:モンベル「クロノスドーム 2型」
    • Amazon:商品ページ

    ツーリングキャンプに DOD「ライダーズタンデムテント」

    画像提供:DOD

    ツーリングキャンプ用として作られた、大型ワンタッチテントです。2人でもゆったりと過ごせます。

    バイクに積みやすいパッキングサイズにまとまることが魅力です。荷物置きやリビングスペースに向く、広い前室を搭載しているため、タープを張る必要がありません。

    誰でも簡単に設営できるワンタッチシステムです。大型窓が付いているため、通気性も確保されます。グランドシートが付属しており、地面からの浸水や底冷えを防いでくれます。

    • 商品名:DOD「ライダーズタンデムテント」
    • 楽天:商品ページ

    まとめ

    2人用テントを選ぶ場合は、種類やサイズを選ぶ必要があります。設営のしやすさや収納サイズも、キャンプ初心者にとっては重視すべきポイントです。

    通気性や耐水性は、テントでの過ごしやすさにかかわる大事な機能です。価格とのバランスも考慮しながら、ストレスがかからず楽しめる2人用テントを選んでみましょう。

    NEW ARTICLES

    『 テント 』新着編集部記事

    ポップアップテントのたたみ方は?簡単な方法とコツを紹介!

    2024.04.23

    コールマンのタフスクリーン2ルームハウスで快適なキャンプ!メリットデメリットから設営方法まで紹介

    2024.04.21

    テントとシェルターの2WAY仕様!コールマンからコンパクトなトンネル型2ルームテントが登場だ

    2024.04.18

    スノーピーク「エントリーパックTT」は高コスパで初心者に最適!使い勝手も抜群だ

    2024.04.16

    スノーピークのアメニティードームSは初心者から安心して使える!おすすめのポイントや設営方法まで解説

    2024.04.13

    【2024年】TCテントおすすめ11選!ソロ用からファミリー向けまで人気モデルを一挙紹介

    2024.04.07

    ムラコのおすすめテント3選!大型2ルームから山岳用まで人気モデルをピックアップ

    2024.04.04

    キャンプが楽しくなるおすすめファミリーテント17選! サイズ、形、特徴、ペグダウンの数まで丸わかり

    2024.04.03