テントクリーニングのプロに聞いた !テント&タープのメンテナンス、基本の「キ」 | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.05.20

    テントクリーニングのプロに聞いた !テント&タープのメンテナンス、基本の「キ」

    テントやタープが汚れたら丸洗いできる?カビは落とせる?キャンプブームで人気急増中の、テントクリーニング専門店で疑問に答えてもらいました。

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    はっ水力がなく ボロボロ雨漏り。

    完全に乾かさずに放置していたというタープ。カビはなかったがはっ水力はなく、ところどころに汚れが。

    キャンプ歴もクリーニング歴も40年を超えるという岩本政一さんが、1996年に、『テントクリーニング・ドットコム』をスタート。汚れやカビを落とすのはもちろん、はっ水加工や、要望に応じてメッシュの張り替えなどにも対応している。

    「キャンプブームもあって、昨年夏は1日500張りほど届いたこともありました。月平均にすると1500張りほどクリーニングをしています」。そう教えてくれたのは二代目で、常務取締役の岩本 篤さん。

    多いのはコットンテントの黒カビ落としや、化繊テントの加水分解の処理の依頼だとか。

    「カビ取りは塩素系漂白剤で落とす人もいますが、生地が傷むし色も抜けるので、やめたほうがいいですね。加水分解も重曹などでベタつきを落としたとしても、コーティングが剥がれてしまいます。そのあたりはプロに任せてほしいですね」

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    編集部・中山の私物、キャンプオンパレードのコットンタープ。オーダーしたお気に入りのアイテムなので、なんとか復活させたい!

    カビや加水分解を防ぐための普段のメンテナンスは?

    「湿った状態で保管するのがいちばんよくないので、とにかく乾かすことが大切です。湿気はカビや加水分解の原因ですから。朝起きたら、テントについている朝露をゴムワイパーで取り除く。それだけでも、だいぶ違うと思います」

    テントやタープを家で丸洗いする場合は、コーティングなどが剥がれないよう、やさしく水洗いするのが安全だ。中性洗剤を使うと洗剤が残り、シミになることがあるので注意しよう。

    テントクリーニング.COM

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    1996年からサービスを開始したテントクリーニングの草分け。熟練の職人がメンテナンスをしてくれる。寝袋やザックもOK。

    所在地:山梨県南都留郡河口湖町船津3161-2 
    電話:0120(399)403 
    営業時間:10:00~17:00 
    無休 
    https://tent929.com/

    いらっしゃいませ!

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    テントやタープのクリーニングを請け負っている。持ち込みでも郵送でも受け付けOK。

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    受け付けたテントやタープの汚れ具合や状態をプロがチェック。病院の問診票のよう。

    樹液

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    コットンタープによく見られる汚れ。林間サイトを利用する場合、樹液汚れは避けられない。

    すす

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    タープの近くで焚き火を楽しんで付いたすす。コットンのすす汚れは厄介。

     

    愛用のギアを長く使うための
    メンテナンスのコツ

    私たちがお答えします!

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    Q. テントはすぐに干さないとダメですか?
    A.  1週間以内に干してください。

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    水分はカビやコーティング剥がれなどの原因に。収納前にいかに水分を取り除くかはメンテナンスの基本。地面に置いて干すと蒸れるのでNG。晴れた日、風が通る場所で裏面→表面の順で干そう。

    Q. 汚れにはどんな種類がありますか?
    A. 泥汚れ、カビ、すす、樹液が多いです。

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    コットンなのか、化繊なのかで汚れの落とし方が異なるが、ごしごしこすると汚れが広がったり、コーティングが浮くことが多いので要注意。水で軽く拭き取るだけにとどめておこう。

    家では水をつけて拭き取るか、丸洗いをしよう。

    Q. はっ水力は戻りますか?
    A. 戻ります。

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    一般に、低温でアイロンをかけたり、はっ水スプレー後にアイロンなどで熱処理する方法が知られるが、家庭用アイロンでは痕がつくことも。ここでは低温スチームアイロンではっ水力を回復。

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    クリーニング後、はっ水力が格段に向上。感動~♡

    Q. テントから異臭がするのですが……。
    A. 生地が加水分解したにおいです。

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    くさ〜!

    加水分解は化学物質と水が反応して起きる現象。ギンナンのような異臭と生地のベタつきが特徴。化繊テントなどは加水分解しないよう、乾かしてから高温多湿の場所を避けて保管しよう。

    ※構成/松村由美子 撮影/中村文隆

    (BE-PAL 2021年3月号より)

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