圧力鍋を使うポイントや失敗の対処法、BBQ・甘辛煮などのおすすめレシピも紹介します。
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「スペアリブをやわらかくしたいけれど、下茹では必要?」「何分くらい茹でればいいの?」と迷っていませんか。
スペアリブの下茹では必須ではありませんが、余分な脂や臭みを取り除き、肉をやわらかくしたいときに効果的です。特に甘辛煮やトマト煮込みなど、さっぱりとした煮込み料理に向いています。
一方、肉の濃厚なうま味を楽しみたいBBQやオーブン焼きなら、下茹でせずにじっくり焼く方法もおすすめです。
スペアリブは下茹でするべき?必要な理由

下茹でをする主な理由は、次の3つです。
- 余分な脂を落として食べやすくする
- 血やアクを取り除いて臭みを抑える
- 加熱して肉をやわらかくする
脂の多いスペアリブも、下茹ですると後味が軽くなります。煮汁に脂やアクが出にくくなり、料理の味がすっきり整うのもうれしいですね。
ただし、短時間の下茹でだけでは肉の内部までやわらかくなりません。骨から外れやすいほどやわらかくしたい場合は、弱火で50~60分ほど加熱しましょう。
下茹でするとうま味も多少流れ出るため、料理に合わせて使い分けるのがポイントです。
スペアリブの下茹で方法

下茹でに必要な材料と道具
スペアリブ500gに対し、次の材料を用意します。
- 水:肉が浸かる量
- 酒:大さじ2~3
- しょうが:薄切り3~4枚
- 長ねぎの青い部分:1本分
- 底が広めの鍋、圧力鍋など
酒やしょうが、長ねぎには、肉の臭みを和らげる働きがあります。すべてそろわない場合は、酒としょうがだけでも構いません。
基本の下茹で手順

鍋にスペアリブと水、酒、しょうが、長ねぎを入れて中火にかけます。沸騰する直前からアクが出てくるため、お玉などで取り除きましょう。
沸騰したら弱火にし、ふたを少しずらして加熱します。茹で終わったらザルにあげ、表面に残ったアクをぬるま湯で軽く洗い流します。
下茹で時間の目安
目的ごとの時間は次のとおりです。
- 脂や臭みを軽く取りたい:10~15分
- 煮込み時間を短縮したい:30~40分
- 骨から外れるほどやわらかくしたい:50~60分
肉をやわらかくするコツは、グラグラと煮立たせず、弱火でじっくり加熱することです。水分が減ったら、肉が湯から出ないようにお湯を足しましょう。
圧力鍋・炊飯器を使う場合のポイント
圧力鍋なら、圧力がかかってから15~20分ほど加熱します。火を止めたあとは、圧力が自然に下がるまで待ってください。
炊飯器でも調理できる場合がありますが、機種によっては肉料理に対応していません。吹きこぼれや故障を防ぐため、取扱説明書を確認しましょう。
下茹でをおいしく仕上げるコツ

スペアリブは、ただ長時間茹でればやわらかくなるわけではありません。
臭みを抑える下処理や火加減、アクの取り方など、ちょっとしたポイントがおいしさを左右します。
また、下茹で後は肉の表面に水分が残っているため、そのまま味付けすると調味料が薄まりやすくなります。
ここでは、スペアリブをやわらかく、味わい深く仕上げるためのコツを紹介します。
臭みを取る方法
スペアリブは骨付き肉なので、脂や血などによる独特のにおいが気になることがあります。
臭みを抑えたい場合は、下茹で前にスペアリブへ少量の塩を振り、10分ほど置いてからキッチンペーパーで表面の水分を拭き取りましょう。
さらに、下茹でするときに酒や薄切りにしたしょうが、長ねぎの青い部分などを加える方法もあります。
茹で始めると、肉からアクや余分な脂が浮いてきます。
これらをこまめに取り除くことで、肉のクセが少なくなり、すっきりとした味わいに仕上がります。
肉をやわらかくするポイント
スペアリブをやわらかく仕上げるポイントは、沸騰させ続けず、弱火でじっくり加熱することです。
鍋が沸騰したら火を弱め、表面が静かにふつふつと揺れる程度をキープしましょう。
強火でグラグラと煮続けると肉の水分が抜けやすく、硬く感じることがあります。沸騰後は弱火にして、表面がふつふつする程度の火加減を保ちましょう。

今回は45分茹でてみました。お肉がぎゅっとしまっています。
アクを上手に取り除く方法
スペアリブを下茹ですると、沸騰する少し前から灰色や茶色っぽいアクが浮いてきます。
アクは肉から出たたんぱく質などが固まったものです。
そのままにすると、ゆで汁が濁ったり、雑味を感じやすくなったりするため、気になるものは取り除きましょう。
アクが浮いてきたら、お玉やアク取りを使って表面だけをすくいます。
下茹で後の下味の付け方
下茹でが終わったら、スペアリブをザルなどに上げ、キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取ります。
肉が水っぽいままだと調味料が薄まり、タレが絡みにくくなるためです。
水分を取ったら、粗熱を取ってから好みの調味料に漬け込みます。
下茹でしたスペアリブのおすすめレシピ

BBQスペアリブ
ケチャップ、ウスターソース、しょうゆ、はちみつ、にんにくを混ぜたたれに30分以上漬けます。200℃のオーブンで15~20分焼けば、香ばしく照りのある仕上がりになります。
※はちみつを使用した料理は、1歳未満の乳児には与えないでください。
甘辛煮
スペアリブ500gに、水200ml、しょうゆ・酒各大さじ3、みりん・砂糖各大さじ2、しょうがを加えます。弱めの中火で20~30分煮込み、最後に煮汁を煮詰めましょう。煮詰まりすぎて、煮汁が無くならなように気をつけてくださいね!
トマト煮込み
炒めた玉ねぎとにんにくに、スペアリブ、トマト缶、コンソメ、水を加えて30分ほど煮込みます。トマトの酸味で、脂の多いスペアリブも食べやすくなります。
オーブン焼き
塩、黒こしょう、にんにく、オリーブオイルを絡め、200℃のオーブンで15~20分焼けば、シンプルなオーブン焼きになります。
オーブン焼き
塩、黒こしょう、にんにく、オリーブオイルを絡め、200℃のオーブンで15~20分焼けば、シンプルなオーブン焼きになります。
中華風スペアリブ
しょうゆ、酒、砂糖、酢、オイスターソースで煮込めば中華風に仕上がります。八角やごま油を加えると、より本格的な香りを楽しめます。
下茹でなしでもおいしく作る方法
スペアリブは、下茹でをしなくても調理方法を工夫すれば、やわらかくおいしく仕上げられます。
時間をかけて加熱したり、下味をしっかりなじませたりするのがポイントです。
オーブンでじっくり焼く
下味を付けたスペアリブをアルミホイルで包み、150~160℃のオーブンで45~60分ほどじっくり加熱。
その後、アルミホイルを外してソースを塗り、200℃で10~15分ほど焼くと、表面は香ばしく、中はしっとりジューシーに仕上がります。
圧力鍋で短時間調理する
時間を短縮したい場合は、圧力鍋を使う方法もあります。
スペアリブと調味液を入れて15~20分ほど加圧し、圧が下がってからふたを開けます。
仕上げに煮汁の余分な脂を取り除くと、こってりしすぎず食べやすくなりますよ。
漬け込み時間を長くする
下茹でをしない場合は、調味料にじっくり漬け込んでから調理する方法もおすすめです。
保存袋にスペアリブと調味料を入れ、冷蔵庫で数時間から一晩ほど漬け込むと、味がなじみやすくなります。
キャンプで食べる場合は、前日に漬け込んでおけば、当日は焼くだけなので調理もスムーズ!
スペアリブの下茹ででよくある失敗と対処法
スペアリブは、火加減や茹で時間によって仕上がりが変わります。よくある失敗と対処法をチェックしておきましょう。
肉が硬くなる原因
強火でグツグツ煮続けると、肉が硬くなりやすくなります。沸騰後は弱火にして、ふつふつする程度の火加減を保ちましょう。
パサついてしまう原因
長時間加熱すると、肉の水分が抜けてパサつくことがあります。その後に焼いたり煮込んだりする場合は、茹ですぎに注意しましょう。
臭みが残る原因
アクや余分な脂が残ると、臭みを感じることがあります。アクを取り除き、しょうがや長ねぎ、酒などを加えて下茹でするのがおすすめです。
うま味を逃さないコツ
必要以上に長く茹でると、肉のうま味がゆで汁へ流れ出てしまいます。茹ですぎを避け、下茹で後は表面のアクを必要に応じて軽く落とし、水分を拭き取ってから味付けしましょう。
スペアリブの下茹でに関するよくある質問
スペアリブの下茹でについて、時間や保存方法などのよくある疑問をまとめました。
下茹で時間は何分がベスト?
一般的な下茹では、弱火で30~45分程度が目安です。骨から外れやすいほどやわらかくしたい場合は、50~60分程度を目安にしましょう。
下茹でしたゆで汁は使える?
ゆで汁は、アクや余分な脂を取り除けばスープや煮込み料理に活用できます。ただし、臭みが強く残っている場合は無理に使わず処分しましょう。
冷凍スペアリブも下茹でできる?
冷凍スペアリブは、冷蔵庫で解凍してから下茹でするのがおすすめです。解凍しておくことで加熱ムラを防ぎやすくなります。
前日に下茹でして保存しても大丈夫?
前日に下茹でしておくことも可能です。粗熱を取ったら清潔な保存容器や保存袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。翌日は中心部まで十分に再加熱してから食べてください。
スペアリブは正しく下茹ですることでやわらかくジューシーに仕上がる

脂や臭みを軽く落とすなら10~15分、やわらかさを重視するなら弱火で40~60分が目安です。圧力鍋なら15~20分ほどで仕上げられます。
肉のうま味を残したい料理では下茹でを省くなど、作りたい料理に合わせて使い分けましょう。弱火でじっくり加熱すれば、やわらかく食べ応えのあるスペアリブを楽しめます。
※豚肉は中心部まで十分に火を通してから食べましょう。




