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毎年恒例の総会を兼ねたキャンプは静岡県富士市にある「富士見の丘オートキャンプ場」(https://fujimicamp.jp/)にて開催される。

夜はメンバーがランタンを持ち寄り創立30周年を記念して「30」の数字を描いた。これもCCCJならではだ。

これがクラブ創立のきっかけとなった1995年の米国ミーティングにおける永井さんと岡本さんの出会いの写真です。
ヴィンテージ・ギアでのキャンプで得られる特別な喜び
コールマン愛好家が集まる「コールマン・コレクターズ・クラブ・ジャパン(CCCJ)」。実は私・ナバタも創設時に参加。原点はコールマンのヴィンテージを扱う「GP’Sオールドランタン」の永井光子さんとコールマン収集家の岡本慶太郎さんが1995年にコールマン本社があるアメリカ・ウィチタで開催された「インターナショナル・コールマン・コレクターズ・クラブ」の会合で出会い、「日本でもこんなクラブを作りたいね」と話したのがきっかけ。当時、私は永井さんを取材しヴィンテージ・コールマンの記事を作っていた関係で「こんなクラブを作るけど参加します?」と打診され「もちろん!」と賛同。翌年、岡本さんが会長となり約40名のメンバーでCCCJが発足した。ただし創立10年を過ぎたころから活動が低調となり私も幽霊会員に(すみません!)。
だが創立20周年を機に活動が復活。新メンバーも加わり、現在のメンバーは100名を超え、今回のキャンプには26名のメンバーと5名のビジターが参加し、新たに2名が正式加入した。
そこで今回はメンバーが持参した自慢の逸品を紹介。きっと100年以上昔のギアが現役で活躍していることに驚くはず。それだけヴィンテージ・ギアでのキャンプには特別な喜びがあるのです。
縮(ちぢみ)考市さん・孝兵さん

山形から参加した父の縮 孝市さんは2005年、息子の孝兵さんは4年前に入会。

今回、ひときわ目立っていたのが1910~’20年代のアークランタンなどをずらりと並べた縮さん父子のサイト。中心は息子の孝兵さんが5年ほどで集めたというから驚く。しかもケースも自作。レアな周辺アイテムも多数所有するスーパー・コレクターである。

ランタンの木製ケースはすべて縮さんの手作り。完成度が高く美しい!
阿部哲也さん

創設初期からのメンバーである阿部さんはクラブで製作するステッカーや旗、アパレルのデザインも担当。

約10年前に入手した『200A』のシアーズ・モデル。1980年代の西海岸縦断の旅でカナダ製コールマンを入手し「ヴィンテージになるまで使い倒そう」と決意。当時はアーモンドグリーンが好きだったが、その後ブルーが好きになり愛車1967年製マーク1 ミニクーパーSもブルーにしたとか。
鈴木洋一さん

2015年から参加の鈴木さん。木製ランタンは遠隔操作で点灯し光量調整も可能。

「ナバタさんの好きな『520』のシビルディフェンス仕様あります!」と声をかけてくれた鈴木さん。10年ほど前に入手したモデル(左下)は極めてレア。サイトは大きなドーム型シェードに小さなテントを入れ込む方式。「この手があったか!」と目からウロコ。

DIYが得意な鈴木さんだけにネームプレートもカプセルトイのランタンをアレンジ。実際に点灯する。

第二次大戦中の『M-1942(520)』のシビルディフェンス(民間防衛隊)仕様。
中山英和さん

クラブ創立4年ほどで参加。バックル以外にもカナダ・コールマンの燃料タンクなど、レアなアイテムを多数展示。

20年ほどかけて収集したというコールマンのベルト・バックルを43個ずらりとお披露目してくれた中山さん。中には日本コールマンからの依頼を受けて中山さんがアドバイスした製品もあるのだが、試作品のほうがカッコ良かったりする(詳しく紹介できず残念!)

中央にランタンが浮き彫りになったバックルは米国コールマン社員の永年勤続記念品。

バスを模したパッケージにブックマッチがたくさん入った1970年代の販促品。
宮田和弘さん

メンバー歴13年の宮田さんはメインストリームではないが貴重な1970年代カタログや電気仕様のコーヒーメーカーなど、ちょっとヒネったアイテムを多数持ち込んだ。鮮やかなブルーのテントは1976年のカタログに掲載された『コンパクト4』というモデル。ダメージもなく完璧な状態。欲しい!

1970年代のコールマン・カタログU.S.A.バージョンも今や希少品です。

コールマンでは珍しい電気のコーヒーメーカー『No.63』(右)と『No.70』(左)。
岩瀬智之さん

22年間乗り続けている1954年のビートル・カブリオレ(イギリス仕様の右ハンドルがレア!)で親子参加した岩瀬さん。自慢の逸品は20世紀初頭にコールマンが世界で初めて作った全天候型屋外用のアークランタン『316』の初期型ブラス仕様。これぞ超ヴィンテージ!

現存は10台もないという真鍮のアークランタン『316』。タンクの穴を補修し現役復帰。
木村吉秀さん

三重の四日市から参加の木村さんが愛するのは1960年カナダ製のランタン『241』。ケロシン(灯油)仕様でベンチレーター(笠)の穴が可愛いね。メンバーになって28年。緑のフラッグはクラブが24年前に作った年季モノ。愛車ランドローバーにはコレクション積みっぱなしとか。

野外コールマン・ショップ的な木村さんのサイト。実際、収集品の販売も。

ホピ族の精霊ココペリの蚊取り線香立ては北海道のメンバー加藤耕平さんの作品。
村木 裕さん・義昭さん・楓さん



父の村木義昭さんが『635』ランタンを使っていたので幼稚園時代から身近にコールマンがあったという裕さん。中学生で軍用ストーブやランタンを集めだしクラブに参加。今や「GIランタンなら村木さん」との定評がある。今回は3世代でキャンプに参加。うらやましいコールマン家族!

同じ『252』だが左がAGMで右がコールマン。軍用だけに仕様違いが多いのが魅力。
リポーター 名畑政治

クラブ創設時からのメンバーであるワタクシもコレクションの一部を持参。たいしたものはないがツーバーナーは100年前、テーブルランプは80年前など、年代物のランタンやクーラーといったヴィンテージは、すべて現役で活躍中。ただしテントとかが最近のものというのが弱点だね。

1920年代に製造されたツーバーナー『9D』は1997年のカリフォルニア取材で入手。

ビーパル1995年10月号の表紙は韓国で入手した『520』ストーブをスーパーリアルなイラストに。
「コールマン・コレクターズ・クラブ・ジャパン」公式ページ https://ccc-j.net/
※構成/名畑政治 撮影/堀内僚太郎
(BE-PAL 2026年8月号より)




