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アウトドア神ブランド大辞典 ogawa

創業:1914年
問い合わせ先:キャンパルジャパン TEL:0800-800-7120
1914
小川治兵衛商店創業
1966
日本キャンプ協会、発足
2000
小川キャンパル設立
2015
キャンパルジャパン設立
アートディレクター 大木秀樹さん
テントデザインからカタログのディレクション、写真撮影、コピーライティングまでこなす。アウターフレーム式のテントも開発。

第一次世界大戦中に軍用テントの製造からスタートした小川治兵衛商店。戦後に欧米を視察した際、馬場可一社長が、レジャーテントの必要性を感じ製作を開始。1961年に国内初のロッジテント「オーナーロッジ1号」を発表した。
「“鉄骨テント”と呼ばれるように、太い骨組みを組み立て、その上からフライシートを被せます。ブランドロゴのモチーフにもなっている、ogawaの象徴的存在で、ファンも多いです」
と、アートディレクターの大木秀樹さん。大型だが設営も簡単で、風に強いのが特徴だと続ける。’80年代には「オーナーロッジ タイプ52」が人気を博し、
’80年代後半には「オーナーロッジ エクセレント」シリーズも登場。そんなオーナーロッジの評価の高い機能を盛り込んで’90年に誕生したのがミネルバだ。
「2014年に復刻版のミネルバN-01が登場しました。鉄骨テントとして、日本国内製造の最後のモデルになります」
テントが飽和状態になりつつあるいま、ブランドカラーを意識して作るのが大切だとも。
「2016年からテント開発に携わるようになりました。“これを復刻してほしい”という声が多いですが、いままでのテントをリスペクトしつつ、新たなogawaのテントを作っていきたいですね」

’61年に発売されたオーナーロッジの4人用ハンデータイプ(当時¥25,000)。ほかに7人用、14人用もあった。どれもカラフル。
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右:ロゴにもなったブランドのシンボル
ロッジシェルターⅡ
発売年:2020年〜
現在の価格:¥159,500
POINT:不変のデザインを新カラーでリニューアル
現代版ロッジシェルター。立って移動できる広々空間で、こちらもフルメッシュ完備。インナーテントはTC素材で、2人用と5人用(別売り)がある。ひさしが付き、快適度もアップ。総重量26.1kg。


ブランドシンボルであるロッジシェルターを冠したロゴ。いまも変わらないデザインが逆にお洒落。

天井が高く、居住性にすぐれたテント。脚部ポール6本とリッジポール3本の強度の高い構造。
左:こだわり抜いた最後の国内生産モデル
ミネルバ N-01
発売年 2014年
当時の価格 ¥324,000
POINT 純日本製で作られた最後のモデル
屋根は撥水性と耐候性を兼ね備えたポリエステルスパンを採用。本体はコットンの混紡素材を使用し、味がある質感で通気性もよく夏でも快適。全面メッシュパネル搭載。総重量39.6kg。

当時と変わらないロゴを採用。オーナーロッジの系譜だが、2014年版は"NEW Standard"というシリーズだった。
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’90年のミネルバ(当時価格¥90,000)。就寝用スペースとリビングスペースを分けたロッジ型をはじめて開発したのが同社。
※構成/大石裕美 撮影/山本智
(BE-PAL 2026年4月号より)




