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プリムスってどんなブランド?

スウェーデン発の人気メーカー・プリムス。そのブランドヒストリーをチェックしておこう。
(BE-PAL 2024年2月号より)
数々の冒険を支えてきたスカンジナビアの古豪
1880年代後半、発明家のフラン・ヴィルヘルム・リンドクヴィストが、実業家のヨハン・ビクター・スヴェンソンと共同で、画期的なパラフィン(灯油の一種)ストーブを開発。それは、パラフィンを気化させることで無煤煙(煤や煙が出にくい)を実現した世界初のストーブで、ラテン語で「一番」を意味する"PRIMUS"と名付けられ、その後プリムス社を創業した。
1930年以降はLPG(液化石油ガス)を使ったストーブやランタンの開発をスタート。さらに2016年からはテーブルやファイヤーピットなどキャンピング用品の開発も強化している。
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バーナーのタイプをおさらい
アウトドア用のバーナーは使用シーンに応じてタイプを使い分けよう。アウトドアライター・北村一樹さんに直結型、分離型の特徴を解説してもらった。
直結型と分離型

直結型のシングルバーナーはハイキングや登山で好まれている。その大きなポイントが、軽量でコンパクトという点。100gを下回る軽量な本体は、荷物を背負って移動する際の負担が少なくなり、それは非常に大きなメリットだ。
また、五徳を折りたためばコッヘルなどに、燃料缶と共に収納できるほどにコンパクトになる。そのうえ必要十分な火力があるため、調理時に力不足を感じることはほとんどない。
一方、分離型の最大のメリットは、五徳が接地することによる安定感。スープを作ったり炊飯をしたりしていると、鍋が振動で中身がこぼれてしまうことがある。こぼさないように手で抑えたりするなど、アウトドアでは工夫が必要だが、分離型は五徳も大型なモデルが多いため、重心をずらさなければ落下のリスクが低くなり、安心。
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売れ筋モデルも!プリムスのシングルバーナーおすすめ4選
持ち運びにも便利な、直結型のシングルバーナーを紹介。全国アウトドアショップで2025年に売れたアイテムほか、根強い人気モデルが揃っている。
(BE-PAL 2024年4月号、2025年1月号、2026年1月号等より)
PRIMUS (プリムス) P-157インテグストーブ
ベストセラーモデルP-153を改良したバーナー。燃費改善され、お湯を沸かすスピードも速い。
24年に発売開始された最新モデル。全国アウトドアショップで2025年に売れたバーナー第4位の新たなベストセラー候補だ。細かい火力調整ができるつまみや、レギュレーターを搭載。炎を内向きに出す設計で熱効率も向上。高出力なのに作動音がとても静か!

ごとくは折りたたんでコンパクトに収納できる。250 OD缶サイズ。
撮影/山本 智
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PRIMUS (プリムス) 153ウルトラバーナー
コンパクトで軽量ながら高火力が魅力で、根強い人気のあるモデル。点火装置が垂直にレイアウトされ、デザイン的にスマートで美しい。安定性のある4本ゴトクは折りたたみ式。
コンパクトに持ち運べるのに、ゴトクを開くとφ148mmとなりクッカーをしっかり支えてくれる登山シーンの定番バーナー。シェラカップなど小さなクッカーを載せるときはゴトクを畳んだままでもOK。
安定性の高い4本ゴトクはバーナーを4つに区切り、たとえ1区画が風で消えてもほかの区画は着火をキープするプリムス独自の構造だ。パワフルな炎は外側に向かって広がり、鍋全体に熱が届きやすい。圧電点火装置付き。
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PRIMUS(プリムス) 2243AWクラシックトレイルストーブ
老舗の定番モデルがうれしいリニューアル。プリムスの「2243」といえば長い歴史を持つ定番モデル。そのハンドルが大型化され、より安全に操作できるようになった。ゴトクのデザインもちょっと変わった。
シンプルかつ安定感のある伝統的なモデル。一見無防備に見えるX字ゴトクは驚くほど風に強い。新デザインのゴトクと操作性の高いワイヤー式バルブつまみを採用しより使いやすさも向上。IP-250タイプガス使用時に燃焼時間は約70分。
撮影/中村文隆
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PRIMUS (プリムス) P-116 フェムトストーブⅡ
プリムスのガスストーブで最軽量のシングルバーナー。その重量は64g! 3本の五徳とワイヤー式のつまみは折りたたみ式なので収納サイズも非常にコンパクト。
燃料調節つまみがステンレスワイヤー製に変更。クッカーの下に手を入れて火力調整する必要がなくなって使いやすくなった。旧機より7g重くなったものの収納性の良さは◎! 荷物を最小限にしたいミニマリストにもおすすめだ。
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安定性のあるおすすめ分離型バーナー2選
コンパクトながら火力十分な分離型バーナーもおすすめ。安定感があり調理もしやすい。
PRIMUS (プリムス) エクスプレス・スパイダーストーブⅡ P-136S
脚部兼ゴトクを開いて固定するロック機構が付いた、非常にコンパクトに収納できるシンプルな分離型ストーブ。1~2人のキャンプや、荷物を少しでも減らしたい登山などにおすすめ。
バーナーヘッドに沿うように配置したプレヒートパイプは燃焼熱でガスの気化を促進させ、燃焼効率を高める仕組みになっている。低温のなかで使用するシーンでは、プレヒートパイプのおかげで、安定した火力で調理できる。
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PRIMUS(プリムス) ウルトラ・スパイダーストーブ Ⅲ
ガス缶と本体をホースでつなぐ分離型のストーブ。大きな鍋でも安定するゴトクと高火力が魅力。300mlの水が火力最大で90度Cに達する時間を測る燃焼検証でも1分を切るという実力を発揮。
ガス缶を取り付ければすぐに着火できる超軽量コンロ。分離型だから安定した調理が可能。ゴトクはX字型に開き、コッヘルを乗せることで防風性能も発揮。プレヒートパイプによって燃焼熱でガスの気化を促進させ、安定した燃焼を実現する。
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調理のはかどるツーバーナーも必見!
効率よく調理ができるツーバーナータイプもピックアップ。スタイリッシュな薄型設計で、持ち運びも問題なしだ。
PRIMUS(プリムス) キンジャ
コンパクト設計のツーバーナー。燃料ホースでカートリッジを横置きでき、どこでも気軽に使える。五徳と受け皿は取りはずし可能。
1つのガスカートリッジで2つの火口を使用することができるコンパクト設計のバーナー。耐久性のあるボディ、取り外して掃除をすることができるステンレスゴトクと受け皿。ロック機能が働くウッドハンドルを採用し、持ち運びにも便利。
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