

写真は全て著者私物です。
皆さんはキャンプや登山の際に、ガスバーナーを使用していますか?
燃料を入手しやすく、バーナー自体のメンテナンスも少ないガスバーナーは、キャンプや登山の際の必需品と言っても過言ではありません。
そんなガスバーナーには、さまざまな種類の商品が販売されています。
今回は、数あるガスバーナーの中から、寒冷地でも安心して使用できる、おすすめのガスバーナーをご紹介いたします。
信頼性の高いPRIMUS(プリムス)のガスバーナー

エクスプレス・スパイダーストーブⅡと付属の専用ケース。
ガスバーナーを選ぶ際に、最も重視したいのが安全性です。
火を扱う機器なので、ひとつ間違えると大惨事になってしまうことも。
今回ご紹介するプリムスは、120年以上の歴史を持つスウェーデンの企業です。
プリムスが生産する全てのストーブは、手作業の品質チェックをクリアしなければ出荷されることはありません。
日本国内では、イワタニ・プリムス株式会社という企業が、輸入販売を行なっています。
ガス機器製造販売の大手企業である岩谷産業のグループ会社ということもあり、製品の信頼性も高く、購入後のサポートも安心です。
エクスプレス・スパイダーストーブⅡをおすすめする理由
ガスバーナーは、使用する場所や人数に合わせて、使い分けるという方も多いと思います。
しかし、エクスプレス・スパイダーストーブⅡなら1〜2人程度のキャンプや、荷物を少しでも減らしたい登山まで、さまざまなシーンでおすすめです。
エクスプレス・スパイダーストーブⅡをおすすめする理由は5つあります。
1.安定性の高い「分離型ガスストーブ」

左が分離型、右が一体型。
ガスバーナーには、大きく分けて2つのタイプが販売されています。
1つ目は、ガス缶に直接取り付けるタイプの「一体型」です。
一体型のガスバーナーは、非常にコンパクトで軽量なのが特徴。
もう1つは、エクスプレス・スパイダーストーブⅡのような「分離型」です。
分離型ガスバーナーの特徴の1つとして、バーナー本体の背が低く重心が下になるため、調理の際の転倒リスクが大幅に軽減されます。
また、分離型のガスバーナーは燃料と炎との距離を離すことができるため、燃料への引火リスクもほとんどありません。
2.寒い時期にも安心のプレヒートパイプ搭載

長い金色の管がプレヒートパイプ。
ガソリンバーナーに搭載されることの多い、プレヒートパイプという機構が搭載されています。
ガスバーナーとしては、とても珍しい設計になっています。
プレヒートパイプの中で燃料が温められ、ガスの出力が安定します。
雪山でコーヒーを入れたり、軽食を作ったりするといった、低温で使用するシーンでは、プレヒートパイプのおかげで、安定した火力で調理をすることができます。
3.分離型なのに軽量コンパクト

手のひらに収まってしまうほどコンパクト。
分離型のガスバーナーには、1つだけ欠点があります。
それは、一体型と比べ、かさばってしまうことがあるという点です。
しかし、このエクスプレス・スパイダーストーブⅡは折り畳むと手のひらに収まってしまうほどコンパクトです。
さらに分離型のストーブとしては軽量な部類で、195グラムしかありません。
専用ポーチもしっかりとした素材で作られており、クッカーの中に収納した場合も、クッカーに傷をつける心配がありません。
4.シンプルな展開方法

脚を反時計回りに回すだけの簡単展開。
エクスプレス・スパイダーストーブⅡの展開方法はとてもシンプル。
バーナー本体の、脚とゴトクが一体になったパーツを広げるだけで展開が完了します。
展開にかかる時間も短いうえに、可動部が少ないため故障のリスクも低くなります。
山の上やキャンプ場でガスバーナーが故障してしまうことを想像すると心配になってしまいますが、シンプルな設計のこの製品には安心感があります。
5.スタイリッシュなデザイン

シンプルでかっこいい。
エクスプレス・スパイダーストーブⅡは、余分なものを省いたシンプルでスタイリッシュなデザインになっています。
僕がキャンプギアを選ぶ際は、機能性や価格と同じくらいの重要度で、デザインが自分の好みに合うものを購入するようにしています。
ギアを長く使うためにも、使っているだけで気分が上がるものを探すことも、重要だと考えています。
まとめ
エクスプレス・スパイダーストーブⅡはいかがでしたか?
僕のように、低温の環境でも火を使いたいという方や、1〜2名以上でキャンプをする方には、特におすすめのガスバーナーです。
ガスバーナーの購入を検討されている方は、ぜひプリムスのエクスプレス・スパイダーストーブⅡをチェックしてみてください。