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ニューバランス|ユーティリティーファットカーゴパンツ
どんな天気でも人を快適にし、都会になじむアーバンアウトドアウェア・コレクション「No Weather Wear」より、カーゴパンツを紹介。アウトドアウェアの機能性はそのままに、日常に取り入れやすく、さまざまなシーンに対応するシルエット&都会に合うカラーで、スタイリッシュな一着だ。
ニューバランス ユーティリティーファットカーゴパンツ
ツイル目でコットンタッチなポリエステル素材を使用したワイドカーゴパンツ。裾にはスピンドルが付いていて、絞ったシルエットでも履くことができる。
サイズ:S~XL
ウエストには片手で開閉と調整ができる便利なテープベルト付き。ひざには動きやすい立体的なカッティングが入っていて、履くだけでトレンドシルエットとなる。
大容量ながらすっきり見えるカーゴポケットもポイント。
▼参考記事
グリップスワニー×BE-PAL|ストレッチジップオフパンツ
BE-PALとグリップスワニーが作った、ショートとロングを兼ねるという驚きのパンツ。軽くてとにかく伸びが良い、抜群の着心地を体感してほしい。
グリップスワニー×BE-PAL ストレッチジップオフパンツ
ショートパンツとしても、ロングパンツとしても使える!
サイズ:S~XL

2色展開のうちの「グレー」。ちょっと緑色がかった明るい色がさわやかだ。

「ブラック」。焚き火のススが付いても目立たないので、焚き火派におすすめ。
軽くて伸びがいい!着心地は抜群
生地はナイロンを採用。薄くてやわかかいのでゴワゴワとかさばらず、重量もまずまず軽い(Lサイズで420g)。

股下には大きなマチ。このマチと伸縮性によって快適なはき心地。

高い伸縮性。
他のストレッチパンツと同様に、伸縮性を出すためにポリウレタンを配合しているが、その割合が12%と多めなので、とにかく伸びがいい。

ファスナースライダーは邪魔にならないように小さめ。ファスナーの色は左右で違うので付け間違うことはない。
ファスナーが膝に当たる感覚はゼロとは言えないが、突っ張るような窮屈さは感じないですむ。
太すぎず細すぎない丁度いい見た目

180cmのモデルがLサイズを着用。
見た目については、極力よけいな機能を省くことでシンプルな形となっている。たとえば、登山・トレッキング系のジップオフパンツだとトレッキングシューズを履いたまま切り離しができるように裾がファスナーで開くものもあるが、それはナシ(ファスナーだらけになってしまう)。

カーゴポケットはお尻側にもまたがる大きさ。カーゴポケットの内側にヒップポケット。
グリップスワニーならではの大きなカーゴポケットも、マチがないのでスリムな印象。

太すぎず細すぎず、ちょうどいいフォルム。
カーゴパンツはワイドなものが多いが、これは太すぎず、かといってスポーティ系のぴったりフィットほどは細すぎず、きわめて自然かつ着心地のいいフォルムとなっている。機能的だけど、さりげない。そんな一本だ。

フロントファスナーとワンタッチではずせるバックル。ウエストにはゴム入り。

カーゴポケットはマチはないが、生地の伸縮性によってたくさん突っ込める。ボタン付き。
▼参考記事
ROKX×BE-PAL|リネンカーゴアンクルパンツ
麻混のサラッとした肌触りが気持ち良いパンツ。裾のドローコードで丈を調整できたり、マチ付きのカーゴポケットなど、機能性も◎。
ROKX×BE-PAL リネンカーゴアンクルパンツ
『BE-PAL』のオリジナルブランド「BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS」とクライミングウェアブランドの「ROKX(ロックス)」が開発した、麻プラス綿の涼しくて丈夫なカーゴパンツ。
サイズ:S~XL
麻のサラサラ感と綿のなめらかさ
麻は化学繊維にはない自然な風合いとベとつかないサラッとした着心地が魅力だ。しかし、アウトドア用パンツの場合、麻100%だと粗く薄くて強度が心配になる。そこで本誌とロックスは、綿65%麻35%の配分にして強度を高めた。麻ならではのラフな肌ざわりは残しつつ、綿のソフトな肌ざわりも加味して、着心地も良くなっている。ポリエステルやナイロンに比べて火の粉がついても燃えにくいので、夏の焚き火パンツとしても最適だ。
太ももゆったり、窮屈さナシ
シルエットは、太ももまわりをゆったり作っているので、なおさらベトつかない。股下には大きなマチ(ガゼットクロッチ)があるので、脚を開きやすく、立ったりしゃがんだりの動作もラクだ。

三角形の大きなマチ。

フロントにはファスナーがあり、脱ぎはきしやすい。
軽快なアンクル丈、裾にドローコード付き
丈は足首が見えるアンクル丈にして、脚さばきをしやすくした。裾はドローコードで絞れるので、好きなところまでまくって留めることができる。

足首が見えていかにも涼し気。スサンダルとの相性もよい。177cmのモデルがLサイズを着用。

ドローコードとストッパーで裾を絞れる。
マチ付きのカーゴポケット
ポケットは、サイドとヒップのほかに、カーゴポケットをつけた。底にはマチがなく、両サイドだけにマチがあるので、見た目がスッキリしているわりに容量が大きい。焚き火用のグローブも収まる。

スナップボタン2つとフラップが付いている。

ヒップポケットは深さがあり、スマホが収まる。
▼参考記事
ROKX×BE-PAL|麻混カーゴ8分丈パンツ
こちらも麻混でサラっと着心地が良いパンツ。8分丈なので、足さばきをしやすい。
ROKX×BE-PAL 麻混カーゴ8分丈パンツ
フィールドでも街でもイケるカーゴパンツ。麻ならではの涼やかな履き心地が魅力だ。
サイズ:S~XL
最古の布「麻」とコットンの絶妙な配分

天然繊維ならではの自然な風合い。細かい毛羽立ちが汗のベタつきを抑える。
化繊の軽さと乾きやすさ、綿のなめらかさもいいけれど、夏はやっぱり麻(リネン)のサラサラとした肌ざわりが心地いい。
汗がべとつかないので着てて快適、見た目にも涼し気だ。旧石器時代に動物の毛皮を着ていた日本列島人は、縄文時代になると麻の服を着るようになったという。麻はもっとも歴史ある布地であり、日本列島の気候風土になじんだ布地といえそうだ。
しかし、麻100%だと縄文時代から進歩がない。『BE-PAL』と「ROKX」は、よりしなやかで丈夫に、かつ長持ちさせるため、綿を混紡し、麻35%、綿65%という配分に行きついた。
股にマチ、8分丈で軽快な足さばきを実現
股には大きなマチをつけて脚を広げやすくし、丈は8分丈として足さばきをしやすくした。

ヒップポケットは2つ。どちらもボタンやフラップのないオープンポケット。

カーゴポケットは、フラップとボタン付き。サイドにマチがあるので、厚みのあるものも収納できる。
両サイドにはカーゴポケットを付けて収容量も高めた。縄文人にはこんな複雑な裁断と縫製はできまい(と威張ってもしょうがないのだが…)。
色については、麻そのものの色に近い薄いカーキ色。これについては縄文人に近いかも。

サンダルとの相性良し。182cmのモデルがMサイズを着用。
▼参考記事
ROKX×BE-PAL|ドビーカーゴパンツ
クライミングウェアブランド「ROKX」のなかでも、個性的な九分丈のドビーパンツ。細かいデコボコがある生地で、肌触りがサラサラとして吸水性もよく、コットン100%のわりにはべとつきにくいのが特徴。
ROKX×BE-PAL ドビーカーゴパンツ
くるぶしが見えかくれする涼し気で軽快な丈。ドビー織機で織られた立体的な生地。これをさらに便利に、快適にした一本がこちら。
サイズ:S~XL
両サイドにカーゴポケットを付け加えて、利便性を高めている。マチ付きではないのですっきりとしたシルエットを損なうことはない。太ももは少しワイドにして、リラックスして穿けるようにした。色はBOP版だけのライトブルーである。
暑い季節はついつい化繊のパンツに頼りがちだけど、やっぱりコットンの風合いは魅力。

細かい幾何学的な格子模様がドビー織りの特徴。

フロントはファスナーとワンタッチ式のバックル。

後ろはヒップポケット2つ。ボタンもフラップもないすっきりとしたデザイン。

クライミングウェアブランドならではの股下の大きなマチ(ガゼットクロッチ)。

ドビー織りは、自然な伸縮性があり、膝を曲げやすい。しわにもなりにくい。

スマホを入れるのにちょうどいいカーゴポケット。
▼参考記事

















