焼きたてに舌鼓！本格的なピザ窯のあるキャンプ場5選

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BE-PAL編集部

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『BE-PAL』2025年12月号 小学館

ピザとキャンプは相性抜群！

冬のキャンプに焚き火は必須。薪は必需品です。せっかく薪を持って行くなら、焚き火に使うだけでなく、薪窯でピザを焼いて、薪の新たな使い道を体験してみませんか？生地作りはキャンプのアクテビティーとしても楽しいし、薪をくべて窯をあたためる作業も焚き火好きにはたまらない時間です。

ピザはスキレットなどでもおいしく焼けますが、薪をくべる本格的なピザ窯で焼くピザは格別（マジで）。とくに寒い時季は暖もとれて一石二鳥。窯内の温度が上がるまでに１～２時間かかりますが、時間をかける価値があるおいしさ。生地から作ればなおのこと、市販のピザ生地を使っても極上の味が楽しめますよ～。

※モデル料金は大人２名＋子供２名で１泊する際の目安です（税込み）。
※記事掲載の料金・情報は2025年10月時点でのデータです。最新情報はキャンプ場公式ホームページでご確認ください。

サニーサイドオートキャンプ

本格的なドーム型のピザ窯でピザ作りができる！
住宅地の中にある隠れ家キャンプ場

モデル料金　5,500円〜

東京都心から約１時間。のどかな田園風景を走り、一軒家が立ち並ぶ住宅地に入る。とてもキャンプ場があるとは思えない環境だが、入り口をくぐると空気が一転。芝生の開放的な「芝サイト」は林に囲まれ、落ち着いた雰囲気が漂っていた。また、入り口から少し下がった場所にある「竹サイト」は竹林に囲まれ和のムード。住宅地の先に里山の面影が残る隠れ家があるとは、嬉しい誤算だった。

この場所は隣地でカフェを営むオーナーの鎮目政宏（しずめまさひろ）さんが先祖から受け継いだ土地。手入れが行き届かずに荒れていたそうだが、「東日本大震災を経験して、みんなが避難できる場所を作りたい」と、手作りでキャンプ場に。炊事場、トイレ、シャワーも簡易型だが、管理が行き届き、気持ちよく利用できる。

オープンは2022年で、「ここは大自然の中でもないので、誰もがすぐに楽しめることを提供できないかと思い、本格的なピザ窯を作ることにしたんです」。取材チームも生地を予約してピザ作りに挑戦したが、クリスピーな生地は激うま！　事前に窯を温めておいてもらえるのもありがたい。

テントサイトは２タイプ

芝サイト

竹サイト

設備はシンプル

ピザのテイクアウトもOK！

キャンプ＆リゾート清桜里（きおり）

コテージ各棟に専用のピザ窯を設置！
ピザ作り体験、釣りなどのアクティビティーも充実

モデル料金　4,400円〜

2022年にオープンしたコテージグランピングとキャンプを楽しめる施設。東海北陸自動車道・白鳥ICから15分ほどの山の中腹に位置していて、各コテージにはBBQができる専用ウッドデッキに加え、専用のピザ窯が付属。時間を気にせずに好きな時間にピザ作りを楽しめる。

オートサイトはキャンピングカーの利用もOK。トイレや共同風呂も近く、ビギナーも安心だ。こちらはテントサウナ、マスのつかみ取り、溶接体験などのアクティビティーが豊富なのも特徴。なかでも、本格的なドーム型のピザ窯で焼くピザ作り体験は人気。１セット（ピザ２枚分）で2,750円と、気軽にトライできるのが嬉しい。

新しいだけに設備は充実していて、炊事棟、温水洗浄便座付きトイレ、ランドリーなど。ランチやドリンクが楽しめるカフェやキッズパークもある。

テントサイトは２タイプ

設備は充実！

たっぷり遊べる

KA-MA-DOキャンプグラウンド

ブッシュクラフターからファミリーまで楽しめる！

モデル料金　6,600円〜

2022年7月に誕生した手作りキャンプ場。テントサイトは１区画が約12ｍ×12ｍと広々。地面には瓦チップが敷かれ、水はけ良好。テントに汚れが付着しづらいのも嬉しい。

設備は温水の使える炊事場、温水洗浄便座付きトイレ、シャワーと十分。ドッグランもあるので、犬連れキャンパーも過ごしやすい。敷地内にはドーム型のピザ窯も設置してあり、予約制で利用が可能だ。

東北自動車道・西那須野塩原ICより３分と都心からもアクセスしやすい。周辺には牧場や温泉なども多く、観光拠点としてもGOOD！

Merriest Village　かさとぴあ

炊事場に無料で使えるピザ窯を設置

モデル料金　4,400円〜

元幼稚園の園外施設を活用して2022年にオープン。宿泊スタイルのバリエーションが多く、テントサイトは区画オートサイトとウッドデッキサイト。

宿泊棟は高台に位置するロッジ、川沿いのロッジ、ウッドデッキ付きトレーラーハウスなど。建物のそばでテント設営が可能なので、ビギナーは室内、経験者はテント泊という使い方もできる。

給湯器付きの炊事場には無料のピザ窯が設置してあり、自由に利用OK! 屋外型トランポリンや室内型キッズスペースもあるので、３世代キャンプにもオススメだ。

Awashima Seaside Cottage

タープ、テーブル、チェア不要で手軽にキャンプ！

モデル料金　11,000円〜

白砂青松の淡島海岸まで徒歩１分と、海遊び好きには絶好の立地。

カリフォルニアから輸入した全長11ｍ、高さ3.5ｍのトレーラーハウス２棟、キャンプサイト２区画が並ぶ。いずれも屋根付きのBBQハウス付きで、コンロ、テーブル、チェアがセットされているので、荷物を軽減できる。

設備は温水洗浄便座付きトイレ、炊事場、シャワー、無料のピザ窯と、快適な野外時間を過ごせる。併設するカフェでは手ごね生地＋チーズの基本セット（1,500円）をはじめ、ソースやトッピングなどの予約も可能だ。

※構成／松村由美子　撮影／中村文隆（サニーサイドオートキャンプ）

(BE-PAL 2025年12月号より)