これホントに軽自動車!? 高級感あふれるキャンピングカー「ルネッタ」で贅沢な車中泊を! | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2025.09.16

これホントに軽自動車!? 高級感あふれるキャンピングカー「ルネッタ」で贅沢な車中泊を!

これホントに軽自動車!? 高級感あふれるキャンピングカー「ルネッタ」で贅沢な車中泊を!
キャンピングカーの達人、伴 隆之が注目モデルをレビュー!今回は老舗ビルダー(製造業者)がつくる上質な軽キャンピングカーだ。
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キャンピングカーの達人、伴 隆之のニューモデルレビュー

老舗国産ビルダーが手がける軽キャンピングカー

VANTECH「Lunetta」。全長×全幅×全高:3395×1475×1890mm。乗車定員:4人、就寝定員:2人(オプションのプルダウンベッドで大人2人と子ども2人に対応)。

国産キャンピングカービルダーのなかでも、VANTECH(バンテック)は30年以上もの歴史がある老舗ビルダーなので、日ごろからキャンピングカーを気にしている人なら、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

同社は全国に直営店を6店舗、正規販売店が14か所もある国内大手ビルダーのひとつ。キャンピングカーの製造だけに留まらず、オリジナル製品をはじめ日本や海外から独自の目線でチョイスした「良いモノ」を数多く取り扱う「キャンピングカー・パーツ・センター」、ほかにもキャンピングカーレンタル事業やRVパークの運営など、多岐に及びキャンピングカーや車中泊カーのユーザーをサポートしています。

今回はそんな大手ビルダーが手がけた軽キャンパー「ルネッタ」を紹介しようと思います。

「ルネッタ(Lunetta)」はイタリア語で「小さな月」や「可愛いお月様」を意味します。いったいどんなモデルなのか? さっそく車両を見ていきましょう。

ベース車両を変更し、使い勝手も大幅に向上

ダークブラウンのベッド生地に明るい家具色を使い、大人ぽい仕立て。

じつはルネッタのデビューは2020年。ただ、その時はスズキ・エブリイがベース車でした。新型ではダイハツ・アトレーへとベース車が変更され、基本コンセプトは同じながらも家具なども含め細部まで見直されています。

荷室部分には左右にキャビネットを配置。デザインも曲面を巧みに使って圧迫感を軽減しているだけでなく、優しい印象も与えてくれます。また、天板にはLEDライン間接照明が備わり、夜間は高級感さえ感じます。

上部にあるオーバーヘッドコンソールもキャビネット同様に曲面のデザインでまとめられ、ここにもダウンライトやライン間接照明が備わり、車内でくつろいだり就寝する際の居心地が抜群。軽ワンボックスベースとは思えない、上質さが特徴となっています。

左キャビネットは水まわりを集約。ポールにはフェイスミラーも装備し、洗面や身だしなみもしやすい。
右キャビネット上部のパイプを利用して、19インチテレビ(オプション)の装着も可能。
曲面デザインが斬新なオーバーヘッドコンソール。家具の美しさは老舗ビルダーならでは。
オーバーヘッドコンソールは3か所に扉を装備し、着替えや小物などを収納できる。

こだわりは家具だけではありません。ベッドマットには繊維メーカーであるテイジンが開発したV-Lapを採用。このV-Lapはポリエステル製の縦型不織布のことで、通常の不織布と違い、繊維が縦方向になっていることで、反発性が高く、断体圧分散性、通気性、耐久性に優れるのがポイント。さらに、断熱性や吸音性にも優れている素材なので、車内で休んだり寝たりをするのに最適だと言えます。

荷室部分はかさ上げ加工がされており、セカンドシートを前倒ししてベッドマットを置くだけで簡単にベッド展開が行えます。荷室ベッド下は収納スペースになっているため、吊り棚に収まらない荷物もここに仕舞っておくことができます。

左キャビネットはシンクをはじめとした水まわりを集約。蛇口部分は引き出し式シャワーになっているので、外での利用もできる設計。

ベッドマットにはテイジンのV-Lapを採用し、寝心地にこだわる。
ベッドサイズは長さ1660×幅1180(最小877)mmを確保。
4人乗車時はかさ上げしたフロア下にベッドマットを格納できる。
食事や就寝時に使える脱着式テーブルと左キャビネット天板を使えばサイズも広々。
脱着式テーブルはバックドア内側に固定ができるほか、車外テーブルとしても利用できる。

子どもと4人での旅にも対応できる

装備面では給水・排水タンクが各5L。電装系はリチウムイオン50Ahサブバッテリーに走行充電システムを搭載。オプションも豊富で、電子レンジやFFヒーターといった定番アイテムのほか、取材車のように軽バンコンには珍しいプルダウンベッドも用意。プルダウンベッドはチャイルドベッドとして利用できるほか、荷物置き場としても重宝するアイテム。右キャビネットとオーバーヘッドコンソールの間にあるパイプを利用して19インチテレビの装着もでき、エンタメ性をアップさせることも可能となっています。

左キャビネット内には5Lの吸排水タンクが収まっている。
右キャビネットはスリムタイプで、インバーターやリレー類を搭載。
セカンドシートと荷室の間には50Ahリチウムイオンサブバッテリーが収まる。
オプションのプルダウンベッドがあれば、荷物置き場やチャイルドベッドに最適。長さは1600mm。

老舗キャンピングカービルダーが手がけるだけあり、家具の作りや出来映えは軽自動車らしからぬ、上質さや優雅さたっぷり。小さくても魅力的で、月のように変わらない美しさを表現しているモデルでした。価格は370万2000円〜。

問)VANTECH

伴 隆之さん

編集者・ライター

大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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