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テントサウナの魅力
サウナテントは、テントの中で薪ストーブを焚き、その熱を利用してサウナを楽しむアイテム。小屋サウナと違い、持ち運びできるので、湖畔や川辺など好きな場所で楽しめるのが魅力。
シンプルな構造だが、サウナストーンを温めて水蒸気を発生させるロウリュウを楽しむことや、100度Cの高温状態にすることも可能だ。また、他人を気にせず自由にリラックスできるのもテントサウナの魅力。室内がプライベート空間になっているので、体を寄せ合って会話を楽しむこともできる。
昨今のサウナブームとアウトドアへの注目から、テントサウナの需要も急上昇している。
▼参考記事
BE-PALおすすめ!どこでも楽しめるテントサウナ4選
手軽にキャンプサウナを楽しめるテントサウナをBE-PALがセレクト!
(BE-PAL 2022年6月号より)
Iam Sauna(アイアムサウナ) Iam Saunaテント&国産薪ストーブ「tanzawa」SET
キャンパーとサウナーが薪ストーブから共同開発。四辺それぞれの紐を引き、最後に内側から天井を押すだけと、60秒で設営可能。ここにサウナ用に開発した国産薪ストーブを組み合わせればOK。高火力、高効率で、ストーンガード板も装備しロウリュも楽しめる。

AMBER(アンバー) totonoi2
難燃・防水加工を施したオックスフォード生地を使用。煙突周りの内張は耐熱約900度Cを誇るシリカゲルクロスで補強。内側にも防水加工が施され、乾きが早く片付けが楽なのが自慢。ホンマ製作所の丸型薪ストーブがセット。
SAVOTTA(サヴォッタ) テントサウナ ヒイシ2
フィンランド発のブランド。屋根に傾斜のついた箱形テントで、4隅にポールを立てペグダウンすることで固定。別売りのテントストーブにストーンラック(別売り¥7,700)をつけるとサウナストーンがセットでき、ロウリュも可能。
MORZH(モルジュ) スカイ
テントにはキルティング素材サーモスティックを採用。断熱材が入っており、冷気をシャットアウトしつつ内部の熱も逃さない。2本のフレームで自立し、設営も楽々。大きな天窓が付き、星空を眺められて開放感抜群。ストーブ付属。
撮影/小倉雄一郎
▼参考記事
夏もスッキリ!注目のテントサウナをBE-PALスタッフがテスト

テントサウナは夏も楽しめる!おすすめのテントサウナをBE-PALスタッフが水辺で体験。
(BE-PAL 2025年7月号より)
DOD(ディーオーディー) テントサウナセット ウササウナナウ
3本のフレームが交差する、キャンプ用テントの構造を採用し、高い耐風性を備える。断熱性の高い3層生地で内側にはアルミシートを使用。専用ケース付き。
編集・フジコ:「この暑いのにサウナ!?」
編集・オオシタ:「いえいえ、騙されたと思って入ってみてください」
編集オオシタが用意したのは、DODから新登場したサウナテント。一般的には四角い形状のタイプが多いが、さすがODメーカーが作っただけあり、煙突を除けば、見た目は普通のテントと変わらない。別売りのフライシートをセットすればテントとしても使えるスグレモノだ。幕内では薪ストーブがメラメラ。
フ:「ほら、あっという間に汗だく……って、薪の香りに結構リフレッシュされるかも」
オ:「でしょ! これサウナストーンもセットできるので、スチームを浴びるのもおすすめ」
ほどよく汗をかいたら、湖や川を水風呂代わりにして飛び込み、クールダウン。外気浴で休憩したら、またサウナへ。
オ:「これを3セット以上繰り返すのが醍醐味ですよ!」
フ:「確かに真夏だからこそ、この爽快感がクセになりそう~」

キューブ状テントに比べ、体積を約80%になるよう設計し、少量の薪で温められる。

上部にはストーンホルダーを付属。外気導入ダクト構造。30分で90度Cに!
撮影/猪俣慎吾
▼参考記事
冬もポカポカ過ごせる!おすすめテントサウナ
冬はキーンと冷たく、澄みきった空気の向こうには絶景が見られる季節。冬キャンにもぴったりなテントサウナを紹介!
(BE-PAL 2022年1月号より)
SAVOTTA(サヴォッタ) ヒイシ4
6本のサイドポールと、1本のセンターポールで簡単に設営できる。普通のテントとしても使えるが、別売りの薪ストーブをセットすればサウナに早変わり。4人まで収容可能なサイズで、背負って運べる収納ケース付き。
●サイズ:200×250×H140cm
●重量:8.7kg

サウナとして使うには別売りのテントストーブ、ストーンラックが必要。ベンチもあると便利。
Mobiba(モビバ) モバイルサウナ MB10A
テントはシンプルなクロスドーム型でセットアップがとっても簡単。付属の専用ストーブに、ファイヤーサイドオリジナルのサウナストーンを使うと、きめ細かなロウリュ(蒸気)を味わえる。大きな窓付きで外の景色も満喫。
●サイズ:199×199×H195cm
●重量:テント7.6kg、ストーブ16.8kg

ファイヤーサイドオリジナルのひしゃく。側面の3つの穴から水をかけるとジュワッと勢い良く蒸気が立ち上る。

ドアは開けて手を放すと自動的に閉まる。テントから飛び出して水辺に向かうときもドアの開け閉めに手間取ることがない。

薪ストーブ設置場所の背面側下部には、開閉パネルのないメッシュの小窓付き。強制的に常時換気する仕組みだ。
▼参考記事
こちらもチェック!おすすめテントサウナ
Metos(メトス) テントサウナ ICOYA1連
組み立て式で持ち運びができ、アウトドアでサウナを楽しむことができる。1連は1人~2人ほどの広さで、3~4人で使用できる2連タイプもある。

薪火でフィンランドの天然のサウナストーン「香花石」を熱してドライサウナを楽しんだり、熱した香花石に水をかけてロウリュを満喫したり。自分好みのサウナ時間が自由自在に叶う。
▼参考記事