可愛い原付でアウトドアを満喫！女性も乗りやすいモデル4選と選び方

可愛い原付の選び方

可愛い原付は数多く販売されていますが、アウトドアで使うなら機能面にも注目する必要があります。まずは、アウトドアに適した原付の選び方を解説します。

好みに合わせたタイプを選ぶ

原付とは「原動機付き自転車」の略ですが、実際は小型のオートバイです。原動機（エンジン）の排気量が50cc以下のバイクが原付一種、排気量125cc以下（50ccを超えて）のバイク、またはモーターの定格出力が0.6kWを超え1.0kW以下の電動バイクが原付二種に区分されます。

主に、足を前に出して座るタイプのスクーターと、またがって座るタイプの２種類の車両タイプが存在します。

スクーターは、椅子に座るような楽な姿勢で乗れるタイプで、一般的な原付のイメージに近い種類です。日常生活でも使いやすく、1台あると買い物や『ちょい乗り』など幅広い場面で活躍してくれます。

オートバイタイプの原付は、よりバイクに近い見た目をしたタイプで、デザインがレトロで可愛いのが魅力です。「二輪の免許は持っていないけれど、バイクを乗る気分を味わいたい」「車検や税金の費用をおさえてバイクを楽しみたい」という人にぴったりです。

原付は一種と二種に分かれており、適用される交通ルールに違いがあります。一種は原則として制限速度30km/hで二段階右折が必要ですが、二種は制限速度60km/hで二段階右折は原則不要です。※必要な場合もあります

なお、どちらも高速道路や自動車専用道路は通行できません。

アウトドアで使うなら積載機能にも注目

アウトドアでは多くの荷物を持っていくことを想定して、積載量が多いモデルを選ぶと便利です。メットインスペースや荷台、荷物をくくりつけるためのフックが付いたモデルは、積載量が多いと判断できます。

ただし、最大積載量は原付一種は30kgまで、原付二種は60kgまでと法律で決められています。荷物の幅や高さなどにも制限があるので、購入前にどれだけ積載できるかを見積もっておくと失敗しにくいでしょう。

出典：道路交通法施行令 | e-Gov法令検索

可愛いデザインの原付【一種】

ここでは、原付一種で可愛いデザインのモデルを2つ紹介します。自動車の運転免許があれば乗れるため、これから原付デビューする人におすすめです。

ホンダ「クロスカブ50」

キャンプへ向かう道中も楽しくなる、おしゃれで可愛いモデルです。丸目のLEDヘッドライトがレトロな雰囲気を演出し、カモフラージュ柄のメーター背景がアウトドア気分を盛り上げてくれます。

約14インチのタイヤは取り回しがよく、セルモーターでもキックでもエンジンをかけられるので、原付初心者にもおすすめです。リアキャリアが搭載されており、アウトドアギアの積載にも便利です。

燃費は約94.0km/Lと経済的で、安心して遠出ができます。

くまモンとのコラボレーションモデルは黒と赤の特別カラーがさらに可愛さを引き立て、キャンプ場でも目を引くでしょう。

• 商品名：ホンダ「クロスカブ50」
• 公式サイト：商品はこちら

可愛いデザインの原付【二種】

二輪免許を持っている人は、よりパワフルで自由な走行が可能な原付二種を選んでみてはいかがでしょうか。最後に、原付二種のおすすめを3つ紹介します。

ホンダ「Monkey 125」

ロングセラーモデルならではの古きよきデザインに、現代的な機能を搭載したモデルです。丸みのある燃料タンクやヘッドライト、厚みのあるシートなど、往年のMonkeyらしいデザインが光ります。

極太12インチタイヤは、キャンプ場の砂利道でも安定感を発揮します。5速マニュアルと空冷単気筒エンジンが鼓動感のある走りを実現し、さっそうと空気を切る爽快感を味わえるでしょう。

サドルバッグやUSBソケットなど、純正アクセサリーで積載性や使い勝手をカスタマイズできる点も魅力です。

• 商品名：ホンダ「Monkey 125」
• 公式サイト：商品はこちら

ホンダ「CT125・ハンターカブ」

アウトドアでも街中でも映える、無骨なデザインが魅力のモデルです。アップマフラーやハイマウント吸気ダクトは、山道での走行を想定して設計されており、悪路でもパワフルな走りを実現します。

幅広いシーンで快適に走れる低中速域に強いエンジンと、電子制御の燃料噴射装置『PGM-FI』により、長距離の移動もストレスフリーです。

約40.9×47.7cmの大型リアキャリアを搭載しており、キャンプギアもたっぷり積めるでしょう。豊富な純正アクセサリーで、積載力をさらに高められるのも大きな魅力です。

• 商品名：ホンダ「CT125」
• 公式サイト：商品はこちら

ヤマハ「XSR125」

時代や流行に左右されない、シンプルさを追求したデザインが魅力のモデルです。丸型ヘッドライトやタックロールシート、シンプルなLCDメーターが落ち着いた雰囲気を演出しながら、LEDの灯火類やVVA搭載エンジンなど最新の機能性も両立させています。

低速から高速まで扱いやすいパワーを発揮する水冷単気筒のエンジンには、エンジンに強みを持つヤマハの技術力が詰め込まれています。約137kgの軽量ボディは取り回しも良好で、原付ならではの乗りやすさをしっかりと残しているのもポイントです。

• 商品名：ヤマハ「XSR125」
• 公式サイト：商品はこちら

まとめ

アウトドア用の原付を選ぶなら、可愛らしさに加えて、積載量や走行性能も重視したいところです。

クロスカブや、ハンターカブなどのカブ系はレトロなデザインが多く、荷台も広いためアウトドアギアの積載に役立ち、日常使いにも便利です。低中速に強いエンジンや大型キャリアを備えたモデルなら、キャンプ場付近の悪路も安心です。

アウトドアライフを共に過ごす相棒となる、可愛くて機能的な一台を見つけましょう。