
本記事では、ゴアテックスポンチョの魅力だけでなく、アウトドアブランドのおすすめモデルやお手入れ方法までをお伝えします。雨の多い時期に向けて雨具をお探しの方はぜひご一読ください。
ゴアテックス素材をポンチョでも選びたい!
急な雨の中でも安心してアウトドアを楽しみたいなら、ゴアテックス素材のポンチョがおすすめです。防水・透湿性に優れており、サッと羽織るだけで快適に活動ができるからです。
ポンチョは上下がセパレートタイプのレインウェアのように、下半身全体を雨から守ることはできませんが、丈が長いため、膝まではカバーできます。弱い雨の中ならば、足を上げても下半身の大部分を濡れからガードできるのです。
登山時には、ザックの上から羽織れる点も便利、キャンプや日常などでも、着脱がしやすく、かさばらないため重宝します。
アウトドアで抜群のパフォーマンスを発揮するゴアテックス素材のポンチョを、ぜひ次の外遊びに取り入れてみてください。
ゴアテックス素材の特徴
高い防水性
ゴアテックス素材の最大の特長は、水を通さない高い防水性能。表面素材の撥水加工とゴアテックスメンブレンにより、外部からの雨の侵入をシャットアウトし、衣服内をドライに保ちます。
フード部分にドローコードが付いているポンチョであれば、頭部を隙間なく覆えるため、しっかりと水の侵入を防げます。
ポンチョはゆとりがある形状のため、ほとんどのものがザックの上から羽織って、ザックごと防水できます。キャンプだけでなくトレッキングなどでも便利に活用できます。
優れた透湿性
ゴアテックス素材には高い透湿性があります。雨の中で長時間活動するような場合に、この性質は力を発揮します。
活動中に体から発生した水蒸気を効率的に外へ逃がし、内側をドライに保つため、湿気が多く、暑い時期にはとくに重宝します。
寒さを防止してくれる

ゴアテックスは防風性も優れており、冷たい風の影響による体温の低下を防ぎ、体を守ってくれます。
ポンチョは身幅が広いため、強風時に風にあおられると、下からまくれ上がりやすい点には注意が必要です。伸縮性の高いゴム製の紐などを用意して、ポンチョの上から裾を絞って体に密着することで、強風対策ができます。
また、ゆとりがあるため、冬にダウンジャケットなど厚手の防寒着の上からでも羽織れるのは、ポンチョならではのメリットです。
アウトドア用の防水ポンチョおすすめブランド
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ノースフェイスからは、街中でもアウトドアでも使える、洗練されたゴアテックスポンチョが多くリリースされています。おすすめは「アクセスポンチョ」。ゴアテックスと同様に防水・透湿性のある素材「ハイベント」を採用しており、雨を防ぎ、内側をドライに保ちます。
フロント両側にはアクセスジッパーがあり、手を外に出せるので、雨の中でもスムーズに作業ができます。軽量で携行に便利なスタッフサックが付属している点がうれしいポイントです。
アクセスポンチョ(ユニセックス)(NP12531)- THE NORTH FACE公式通販

mont-bell(モンベル)
モンベルからは、国内ブランドならではの実用性と価格のバランスに優れたポンチョがリリースされています。おすすめは「トレッキング レインポンチョ」。独自開発のハイドロプロ® 2レイヤーを採用し、耐水圧は5000mmとしっかりと雨を防ぎます。
軽量かつコンパクトに収納できるため持ち運びが容易で、30L程度のバックパックの上からでも着用可能。登山や野外フェスなど、幅広いシーンで活躍する一着です。

mont-bell(モンベル)
トレッキングレインポンチョ
【カラー】ライトグリーン(FRGN)、タン(LTN)、ブルー(ORBL)、ホワイト(WT) 【サイズ】S(150~165cm)、M(160~175cm)、L(165~180cm) (男女兼用)
KiU(キウ)
ファッション性と実用性を両立するKiUのポンチョは、街中やフェス、自転車移動まで幅広いシーンで活躍します。カラフルな柄物が多いのも魅力。
おすすめは「ビジブルバイシクルレインポンチョ」。視認性・可動性・防水性をバランスよく備えており、通勤・通学時の雨対策として便利です。
袖付きアノラック型に進化したことで、バタつきが抑えられ、風や雨の侵入を軽減。つば部分と袖の切り替え部分に高機能リフレクターがあり、視認性も抜群です。耐水圧10,000mmと、防水性も十分、防水ファスナーも装備されており、急な雨にも対応できます。デザイン性も高いため、日常使いにもぴったりな一着です。

SEATOSUMMIT(シートゥサミット)
オーストラリア発のSEATOSUMMITは、軽量・機能的なアウトドア用品に定評があります。おすすめは「ウルトラシルナノタープポンチョ」。15Dウルトラシル®ナノファブリックを採用し、耐久性と軽量性を両立。生地表面にはシリコンコーティングが施され、水をしっかりと弾きます。
このモデルは、ポンチョとしてもタープとしても使える2WAY仕様。張り綱アタッチメントを各コーナーに備えており、ガイロープとタープポールがあればタープに早変わりします。
大型バックパックにも対応し、パックがない時は、ドローコードで背面の丈を調整することが可能。重さはわずか約230gと超軽量で、緊急時の備えやミニマル装備の旅に最適です。
ウルトラシルナノタープポンチョ(ライム): シートゥサミット | ロストアローオンラインストア

oxtos(オクトス)
日本の登山用品ブランド・オクトスからは、緊急時の簡易シェルターとして使える超軽量レインポンチョが販売されています。おすすめは「UL 透湿防水ツェルトポンチョライト ロング」。従来モデルに比べて袖(ベンチレーター部分)が約10cm長くなり、カバー範囲が広がった新仕様です。
10D透湿防水リップストップナイロンを採用し、防水・防風・透湿性のバランスに優れています。総重量はわずか約174g。ポンチョとして頭からかぶって使用でき、ツェルトとしても活用可能。ザックカバーとしても使えるため、山にお守りとして持っていくのにぴったりです。
付属のユニバーサルバンドを活用すれば、強風時のバタつきを軽減し、歩行時の枝などへの引っかかりを防止できます。
oxtos(オクトス) UL 透湿防水ツェルトポンチョライト ロング | oxtos(オクトス),テント・ツェルト・タープ | 【公式】登山用品のオクトス オンラインショップ

ゴアテックスポンチョのお手入れ方法
ゴアテックスを長持ちさせるには、洗濯・乾燥・撥水処理のお手入れが基本です。
洗濯は中性洗剤を使い、漂白剤・柔軟剤はNG。脱水は短時間(3~5分)でやさしく行いましょう。
直射日光を避けて陰干しし、乾燥後に低温のアイロンやドライヤーで熱を加えることで、撥水機能を再生させることもできます。
しっかりお手入れすることで、性能の維持と快適性が長く続きます。
ゴアテックスのポンチョで安心アウトドア!

悪天候でも快適に過ごせるゴアテックスポンチョは、アウトドアの頼れる味方です。高い防水・透湿・防風性により、急な天候の変化にも柔軟に対応でき、通勤・通学やフェス、登山まで幅広く活用可能。
デザインも豊富なため、スタイルに合った一着を見つけて、快適に外遊びを楽しみましょう!