
CONTENTS
- 日本生まれの総合アウトドアメーカー・モンベル
- 晴雨兼用で重さわずか130g!「トラベルサンブロックアンブレラ」
- 雨の日のストレスが解消される「アンブレラケース」
- ワンタッチで開閉できる優秀ボトル「アルパインサーモボトル アクティブ」
- さっと羽織れる最高のあったか家着「ダウンハンテン」
- 軽量で手早く履ける「ソックオンサンダル」
- さまざまなシーンで着用できる全天候型ハット「メドーハット」
- 携帯性バツグンな折りたたみ式サングラス「PLチタン トレッキンググラス」
- 軽量コンパクトで女性も背負える「ベビーキャリア」
- アイデアが詰まった虫除けアイテム「バグプルーフ スリーピングネット」
- ヘッドライトがランタンに変わる「クラッシャブルランタンシェード」
日本生まれの総合アウトドアメーカー・モンベル
1975年、辰野勇氏は28歳にしてモンベルを設立。"Function is Beauty(R)"(機能美)と"Light&Fast(R)"(軽量と迅速。製品が軽量であればそれだけ迅速に行動でき、天候悪化や危険なエリアを早く抜けることができる)をコンセプトに商品開発を行なっている。
ラインナップはウェアから登山靴、テント、寝袋、カヤックまで。ここまで幅広く展開しているブランドは世界でも稀だ。数多いアイテムの中、最初のヒット商品は多雨多湿で寒暖差が激しい日本の気候に合った寝袋とレインウェアだった。このふたつは、今も同社の顔といえる存在で、充実のラインナップを誇る。

2025年に記念すべき創立50周年を迎えるモンベル本社ビル。参考記事「世界中に旋風を巻き起こしたモンベルのレインウェア「ストームクルーザー」が、この春激的に進化!」
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晴雨兼用で重さわずか130g!「トラベルサンブロックアンブレラ」
mont-bell (モンベル) トラベルサンブロックアンブレラ 50
生地裏面に黒い遮熱コーティングが施され、太陽の熱だけでなく光も吸収してくれる。傘の直径は88㎝とやや小さめだが、折りたたみ式で130gという軽さは、トレッキング時だけでなく日常においても大きな魅力。収納時全長が23㎝というコンパクトさもうれしい。

傘直径88cm、長さ23cm、重量130g。
紫外線遮へい率90%以上と、降り注ぐ紫外線を大幅にカットしてくれる。外側に施されたシルバーコーティングによって効率的に光を反射するため、傘の下に熱がこもらない。内側にはブラックコーティングを施し、照り返しの光を吸収する。
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雨の日のストレスが解消される「アンブレラケース」
mont-bell(モンベル) アンブレラケース
同ブランドのすべての折りたたみ傘に対応するサイズのアンブレラケース。40デニールのリップストップナイロンに、モンベル独自の高耐水圧ポリウレタン樹脂防水コーティング「ハイドロプロ(R)」が施されている。縫い目にはシームテープ処理されており、徹底した防水仕様で快適。
折りたたみ傘は手軽に携帯できるのがメリットだが、使った後に濡れた折りたたみ傘をバッグに入れるのはストレスだ。そこで付属ケースの代わりの代わりに使いたいのが、モンベルの隠れた名品とも言える「アンブレラケース」。
徹底した防水処理

ケースの内側、縫い目には防水加工が施されている。
モンベルの折りたたみ傘に付属されているケースは、撥水加工はしてあるが、使用後の折りたたみ傘を入れていると時間と共に多少の水が滲みてしまう。また、縫い目の防水処理もされていないので、そこからも水が滲み出ててしまうことも。
一方、このアンブレラケースの素材は、40デニールのリップストップナイロンに、「ハイドロプロ(R)」というモンベル独自の高耐水圧ポリウレタン樹脂防水コーティングが施されている。さらに耐水性能を向上させるために、縫い目にはシームテープ処理も。
こうした作りから、使用後の折りたたみ傘をアンブレラケースに収納すればが水が滲み出てストレスになる、ということがなくなるのだ。 ただし、ケース内に溜まった水がこぼれてしまう可能性はあるため、濡れた傘をしまうときはなるべく水を切っておこう。
吊り下げて保管できる
口のループを使って、吊り下げて保管できるのも、このアンブレラケースの便利な点の一つ。玄関先につるしておけば、出かけるときにすぐに手に取ることができる。
外出時に、カラビナを使ってバッグの取っ手やベルトに傘を吊るしておくのもおすすめだ。とくに、雨が頻繁に降ったり止んだりするような日は、バッグの外側へケースに入れた傘を吊り下げておくと、サッと出し入れすることができる。
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ワンタッチで開閉できる優秀ボトル「アルパインサーモボトル アクティブ」
mont-bell(モンベル) アルパインサーモボトル アクティブ
保温性能の高さで有名なアルパインサーモボトルに、コップを使わずに直接飲めるキャップを備えたモデル。抜群の保温性能は変わらず、開閉が片手で可能。アウトドアだけではなくデスクなどでの普段使いとしても重宝するアイテム。(リンク先は0.5Lモデル)
片手で開閉できる
アルパインサーモボトル アクティブの魅力は、なんと言っても開閉が楽なこと。フタを開ける際は、まずロックバーを上げる。慣れれば、片手でもロックレバーの上げ下げができるようになる。
ロックバーが上がっている状態でボタンを押すとフタが開くので、そのまま直接飲み物を飲むことができる。飲み口も口当たりがよく、とても飲みやすいデザインだ。
また、アルパインサーモボトル アクティブのヘッド部分(アクティブリッド)の各パーツは、分解・洗浄できるのでとても清潔に保つことができる。

ヘッド部分(アクティブリッド)は分解して洗える。
やっぱり保温性能は抜群
アルパインサーモボトル アクティブはキャップの部分が、通常のアルパインサーモボトルと異なっているだけで、ボトル本体の性能は同じ。そのため、その保温性能は抜群だ。 公式サイトによれば、容量0.35Lのモデルの場合
保温:95度Cのお湯が6時間後、60度C以上
保冷:4度Cの冷水が6時間後、10度C以下
となっている(室温20度C ±2度Cの条件下)。6時間後でも、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま飲むことができる保温性能は通常のアルパインサーモボトルと変わらない。
また、別売りの交換用コップセットを使用すれば、さらに保温力を高めることも可能。

用途や環境に応じて、保温性の高い交換用コップセットと、直飲みできるアクティブリッドを使い分けられる。
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さっと羽織れる最高のあったか家着「ダウンハンテン」
mont-bell(モンベル) ダウンハンテン
650FPダウンを中綿に使用。室内着として気軽に羽織れる半纏の良さを活かしながら、現代の素材でアップデートしたスグレモノ。
●平均重量:277g
●素材中綿:650FPダウン
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軽量で手早く履ける「ソックオンサンダル」
mont-bell(モンベル) ソックオンサンダル
S字型の太い鼻緒とストラップで足に固定。シンプルなデザインなので、サブシューズとして持ち運ぶときにもかさばらない。
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キャンパーに人気!ソックオンサンダルの魅力
モンベルのソックオンサンダルを手に取ってみると、まずその軽さに驚くだろう。重量は大人用の片足で169g(Mサイズ)。ソール部分には軽量で弾力性があるEVAフォームを使用しており、足への負担を軽減できる。
細めのストラップが描くラインが独特で、両足分を並べて置くと、ハート型のように見える。履き方はつっかけと同じなので足を通しやすく、手早く履けるのが特徴だ。ソックオンサンダルは靴下に合わせて履けるため、春・夏・秋の3シーズン活躍する。
ポップなカラーバリエーションで、足元に差し色を加えたいときにもぴったりだ。
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さまざまなシーンで着用できる全天候型ハット「メドーハット」
mont-bell (モンベル) メドーハット Men's
生地表面に耐久撥水加工を施したGORE-TEXファブリクス3レイヤー素材を採用。天候にかかわらず、トレッキングでも街中でも使えるオーソドックスなバケット型デザイン。別売りのハットストラップやクリップ、スクリーンを取り付けられるハットコネクトにも対応。
透湿性・耐久性に優れた防水透湿性素材を使用した全天候型ハット。シンプルなバケット型で日よけ布の取り付けもOK。完全防水、紫外線遮蔽率90%以上。
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携帯性バツグンな折りたたみ式サングラス「PLチタン トレッキンググラス」
mont-bell(モンベル) PLチタン トレッキンググラス
チタンフレームを採用した約18gという軽さもスゴいが、このモデルはなんと折りたたみ式。たたむとW9.5×D5.0×H4.5cmのケースに収まる携帯性は大きな魅力。トレッキングのほか、デイリーユースとしてもお薦めだ。セミハードケースが付属。
●重量:17.9g
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軽量コンパクトで女性も背負える「ベビーキャリア」
mont-bell(モンベル) ベビーキャリア
一番の魅力は軽さ、2番目は安さ。そして3番目は日本ブランドらしい細かな気遣い。パッドをはずして洗えたり、首の据わらない幼児のための首パッドを標準装備したり、さすがモンベルだ。
●重量:2,350g
ひと言でいうと「日本のお父さん、お母さんが求めているすべて」を凝縮した製品。
一般のベビー用品店でもベビーキャリーは売っているが、どれも大きくて重かったり、背負い心地に難があるものが多いのだ。その点アウトドア専業ブランドが作る製品は「軽さと背負いやすさ」を徹底的に追求している。
軽量素材の採用はもちろん、トルソー(背面長)調整システムやハーネスの形状、長時間歩行時の荷重分散から雨天対策まで、じつによく考えられている。
軽い力で操作でき安定感も◎。女性にもおすすめ。
ショルダーハーネスまでカバーするレインカバー(別売り)。
スリットに差し込むだけで使えるサンシェード。
サイドパネルがフルオープンするので乗せやすい。
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アイデアが詰まった虫除けアイテム「バグプルーフ スリーピングネット」
mont-bell(モンベル) バグプルーフ スリーピングネット
顔周りに虫を寄せ付けないポップアップ式のメッシュ性ネット。テントを使わず野宿したいときにおすすめ。他社の寝袋にも使える。
●サイズ:約90×60×40cm
●収納サイズ:直径約12×2cm
●重量:約124g(スタッフバッグを含む総重量:137g)
寝袋にプラスして虫を寄せつけないポップアップ式虫除けネット。目の細かいメッシュ素材を使用しているほか、裾のドローコードを絞ることで隙間ができにくくなっている。
フレームが立体を保つので、顔周りに空間ができ快適。設営も簡単、かつコンパクトに収納できる。スタッフバッグ付き。
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ヘッドライトがランタンに変わる「クラッシャブルランタンシェード」
mont-bell(モンベル) クラッシャブルランタンシェード
ヘッドライトの光を広範囲に広げてランタンの明かりのようにしてくれる便利なアイテム。バックパックに入れていたのを忘れてしまいそうになるほどの軽さで、U.L.キャンパーやU.L.ハイカーにもおすすめ。
●サイズ:直径6×12cm
●重量:7g(ミニカラビナ込み)
クラッシャブルランタンシェードの魅力
ヘッドライトと組み合わせてランタンになる革命的アイテム、クラッシャブルランタンシェード。
使い方は簡単。ヘッドライトにシェードを被せ、シェードから出ているコードを締めて固定する。そして、付属のカラビナを使って、テントの天井などに吊るす。
なお、カラビナがかけられないような太い部分に吊るす場合や、カラビナを忘れた場合には、ヘッドライトのベルト部分を結んで吊るすことで対応可能だ。

優しくテント内を照らしてくれる。
軽さとともにクラッシャブルランタンシェードの大きな魅力となっているのが、収納時のコンパクトさ。バックパックの小さなポケットやサコッシュなどのサブバッグに収納できる。

どこにしまっても困らない驚異のコンパクトさ。
7gの軽量なシェード、と聞くと、すぐに破損してしまいそうに思えるが、そんなことは一切ない。 購入してから約4年間、宿泊を伴うキャンプや登山で使わなかった時が一度もない、というほど毎回活用しているが、未だに穴が空いたり破けたりすることなく、使い続けることができている。
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