近所の雑魚でテンカラ釣りデビューしてみたぞ! | 釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

釣り

2025.04.14

近所の雑魚でテンカラ釣りデビューしてみたぞ!

近所の雑魚でテンカラ釣りデビューしてみたぞ!
冬を乗り越えた生きものたちの姿を見ると、やってみたい遊びがたくさん浮かんできて大変です!そんな中BE-PAL編集・フジタニが「ビーパルに来た以上、アレに挑戦せねばなりますまい……」と、名作映画で見た憧れのアレ(毛鉤釣り)に、30年越しの入門!

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編集 フジタニ ブラピみたいに 釣りたいぞ!

フ(フジタニ、以下フ):ビーパルに配属されたからには、本気であそ……じゃなくて、自然と向きあいたい。手始めにブラピがやってたフライフィッシングを覚えたいな。

藤(教えてくれた人・ライター 藤原祥弘、以下藤):『リバー・ランズ・スルー・イット』ね。懐かしい! フライフィッシングは道具が高価で技術の習得もたいへん。でも和式毛鉤釣りのテンカラなら1万円あれば入門できますよ。

:よし、じゃあそれやろう!

:比較的簡単だけど、練習は必要。では、竿を握って糸を飛ばしてみて。コツはひじから竿を振ること。腕の動きを時計の針に見立てたとき、2時と12時の間を往復するイメージで。

:こんな感じ……?

:ダメ。手首で振ってる。

:じゃあ、こう?

:ちがうな〜。大事なのは「波」。最初に体幹を前後に揺らして波をつくる。その波をひじから竿に送り込むと波が竿先から糸に乗り移って糸を飛ばす。

:なるほど。中国武術みたいな感じね! ってなるかーい。そんなの、できません!

:そこでおすすめしたいのがテンカラ釣り師養成ギプス。手首を固定すると、自然に体で糸を飛ばせるようになる。

:確かに糸は飛ぶようになった! ……けど、毛鉤に出てきた魚をアワセられない。シーズンまでには釣れるようになるぞー。

1万円でそろう毛鉤釣り入門セットはこちら!

毛鉤

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水面に浮かぶものと沈むものがある。入門者は水面に浮くものが使いやすい。

テンカラ竿

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写真のモデルの売価は¥4,000ほど。安い竿は重いので長いと使いづらい。全長3.3m以下がおすすめ。

ハリス

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テンカラでは0.6〜1号程度を使う。高いもののほうが丈夫。

飛ばし糸

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右からフライライン、レベルライン、テーパーライン。初心者は視認性が高くてよく飛ぶフライラインかテーパーラインが使いやすい。

これがテンカラ釣り師養成ギプスだ!

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「手首を曲げるな」といわれても、人体の構造上、つい曲げてしまう。竿と人さし指、上腕を固定すると誰でもキャストがビシッと決まる! すごいぞ!

正しい握り方

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グリップの中ほどを包むように握り、伸ばした人さし指を添える。振るときは手首を曲げない。

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「なんで いうとおりに しないのよ!」 「やっとるわい!」

「子供のころから指示どおりにするのは苦手だった」とフジタニ。ついに養成ギプスを装着されてキャストを習得。

物理で飛ばせ!糸と鉤

振り上げ

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1 竿を前に倒しつつ糸を前方に舞わせる。毛鉤を地面につけないように注意。

2 竿を頭上後方に向かって振り上げる。手元から竿先に向けて波を送るイメージ。

3 竿が地面に対し垂直になる12時の位置でピタッと止める。波が竿から糸に流れ糸が飛ぶ。

振り込み

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1 後方上側に飛んだ糸が竿先を引くのを感じたら竿を前に倒す。

2 真っ直ぐ伸びた糸に前方に向かう力を加える。

3 時計の針にたとえると2時の角度で竿をピタッと止める。糸にできたループがほどけながら、毛鉤を前方に送り出していく。

自分でつくれば1個30円!巻こうぜ百均毛鉤

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魚は餌か否かを「雰囲気」で見ている。つまり、精緻な毛鉤でなくても虫っぽければくわえる。その三大要素は「キラキラ」「シマシマ」「モサモサ」。縞模様や光沢、毛束感があれば少々不出来でも問題なし!

道具

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100均!

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毛鉤をつまむバイスは百均のペンチとクランプで代用。ボビンホルダー、ハサミ、ウィップフィニッシャーの価格はそれぞれ¥500ほど。

材料

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100均!

百均ショップは毛鉤の素材の宝庫。ビーズ、UV硬化レジン、ジェルネイル、UVライトなどが数百円で手に入る。糸や綿は手芸店が安い。

ビーズが魚に効く

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鉤にビーズを通して、鉤先をペンチの先端ではさむ。

髪の毛でも◎

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獣毛か棒状の羽毛を数本とって、絹糸で鉤に巻く。

太くなればOK!

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適当な綿クズを絹糸で巻いて、胴体を太くする。

ラメが魚を呼ぶ!

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ラメ入りのジェルネイルを上側に塗り、乾かす。

UVライトで硬化

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UV硬化レジンを塗り、紫外線を当てて硬化させる。

Complete!

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肘を曲げて伸ばーす!

糸と毛鉤は飛ぶようになったものの、まだまだ水が冷たいので雑魚たちの反応は渋め。毛鉤をちょいちょいとつっつくばかり。

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「そっちから来ないなら、こっちから行ってやるわい!」タモをつかんだフジタニは水際の茂みにガサ入れ。アブラハヤやカワムツといった面々が網に収まった。「次回は鉤をくわえンのよ〜!」

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春は満喫!

「手ぶらでは帰れない……」。温かい湧水でひと足早く緑の葉を茂らせたクレソンとセリを採集。早春の釣りでありがちなパターンだ。

(BE-PAL 2025年4月号より)

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