アウトドア好きにはたまらない夢の場所!本場アメリカ・ユタ州のRVショーでワクワク体験 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2025.03.01

アウトドア好きにはたまらない夢の場所!本場アメリカ・ユタ州のRVショーでワクワク体験

アウトドア好きにはたまらない夢の場所!本場アメリカ・ユタ州のRVショーでワクワク体験
アメリカ・ユタ州の広大な屋内施設で、毎年開催されるRVショーは、アウトドア好きにはたまらないイベントです。新型のキャンピングカーやトレーラーが一堂にあつまり、そのスケールの大きさは圧巻。

最新のキャンプ用品から、釣り道具、クルーズ船の情報まで、まとめてチェックできるワクワクのイベントです。

ワンランク上の外遊びのヒントや、新しいライフスタイルのアイディアがあふれる、本場アメリカ・ユタ州のRVショーの中身をご紹介します。

アメリカらしさを象徴する迫力満点のRVショー

2月は外遊び好きが動き出す季節

アウトドア活動が盛んなユタ州の2月は、一年のうちでまとまった雪が降りやすい季節です。スキーやスノーボード好きの人たちが、上質なパウダースノーを求めて世界中からやってくるにぎやかなシーズン。

同時に、夏時間がスタートする3月を目の前に、キャンプをしたくてウズウズしている人たちが、準備を始めるのもこの時季。それに合わせて毎年2月に行われるのが、今回行ってきたRVショーなのです。

ちなみに「夏時間」とは、太陽の出ている明るい時間を有効活用するために、時間を1時間進めるシステムのこと。この制度を取り入れてない州もありますが、ユタ州は現時点では採用しているので、3月9日にスマホの時刻も自動的に切り替わります。

日本のHONDAはユタ州でも大人気

会場は、ユタ州サンディ市にある屋内施設「マウンテン・アメリカ・エキスポセンター」。東京ドームの約半分の広さをもつ、広大なイベント会場です。

ひと際目立つ、HONDAの真っ赤なモトクロスとオフロード車。

1965年から続いている、4日間にわたって開催される歴史あるこのイベント。私たち夫婦が行ったのは平日だったにも関わらず、会場は大盛況。若いカップルから、自由なリタイヤ生活を楽しんでいる雰囲気のご夫婦、そしてベビーカーに小さな子供を乗せた家族連れまで、幅広い年齢層の人たちでにぎわっていました。

RVが展示されている展示場前の広間では、アウトドア関係のグッズを販売するブースがずらり。その中でも一番大きくスペースを確保して、訪れる人たちの目を引いていたのは日本が誇るHONDAでした。

けん引用ヒッチから家庭用の気泡風呂まで、様ざまなジャンルのベンダーがずらりと並ぶ広間。

RV展示場前に設置された会場の地図。

さあ、いよいよRVの展示販売会場へ突入

一か所で複数のブランドやモデルを比較できて、最新のキャンピングカーやトレーラーの大きさを、実際に見て触れられるのも魅力です。

またこの日だけのスペシャルディールや、オプション設備の情報もその場でプロに質問できるので、RV初心者でも安心。

コンパクトなトレーラーから、豪華な設備をそなえたキャンピングカーまで、自然を愛する人たちの、旅への想像力をかきたてます。

毎回感動するディーラーさんたちの駐車の技術。

こんなスレスレで駐車できるなんてお見事!

上の写真の「Vortex」は、現在我が家がもっているのと同じブランドです。トイ・ホ―ラ―といって、トレーラーの中に、オフロード車をそのまますっぽりとのせることができます。Vortexの最新バージョンがずらりと並んでいるのを見て、興奮する夫でした(笑)。

最新型はオフロード車好きにとって至れり尽くせりの設備

トイ・ホ―ラ―はオフロード車の乗り入れ用に、トレーラーの後方部分が全開します。そのため、開放感たっぷりで自然を楽しむことができるのも魅力。

新型のトイ・ホーラーは、オフロード車に給油するためのホースが、トレーラーの前方横に!旧式は後方に設置されているので、キャンプ場での給油が困難。

新型はエアー・コンプレッサーがRV自体に設置されているので、別途で持参する必要がなく便利。

トレーラーの外側に設置されたアウトドアキッチンとテレビ。

キャンプ場で外にいても利用できる、豪華キッチンやテレビ。このタイプのRVの需要は未だに高いようですが…。キャンプ場では、たき火や静けさを楽しみたい私たち夫婦にとって、正直不要です(笑)。

実際、このタイプを購入した夫の友人家族は、一度も使ったことがないとか…。

RVの中はまるで豪華な家

ユタ州はオフロード好きが多いせいか、トイ・ホーラーの需要は衰えません。同時に、時間に制限されない、自由なリタイヤ生活を楽しむ、フルタイムRV族も増えています。

幅広い年齢層のライフスタイルやニーズに合わせて、今後さらにRVは進化していくのだろうなーっと感じながら楽しんでいたら、あっという間に3時間が経っていました。

こちらのRVはオフロード車を入れるスペースがない分、中は広々。暖炉が付いているものが多い。

広々としたキッチンは毎日の料理もサクサクできそう!

寝室のベッドの頭上には「CPAPステーション」という貼り紙が。

上の写真のRVには、寝室にシーパップ(CPAP)ステーションがありました。何だろう?と思い検索してみると、シーパップとは、睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられる装置でした。

RVで旅をする人たちの年齢層が高くなり、睡眠障害の治療用にシーパップを必要とする人が増えているそうです。

健康状態の理由で、好きなことを諦めるのではなく「身体からの声を聞いたうえで、じゃあどうやったら楽しめるか?」を考える国民なのかもしれません。捉え方の違いで、人生はもっと楽しくなりますね!

シャワー室とトイレはまるでホテル。

ちなみに、汎発性脱毛症とクローン病をもつ夫にとって、シャワー室とトイレの使い心地チェックは必須!まつ毛も鼻毛も耳毛も、外遊びの汚れから体を守ってくれる全身の毛がないので、オフロードドライブ後のリラックスタイムは大切なのです。

RVショーではシャワー室とトイレに座って、目を閉じてイメージチェックしていた夫です(笑)。

訪れる人たちの冒険心をかきたてるRVカルチャー

「広い大地を思いのままに旅する」アメリカと、「周囲との調和を大切にしながら、コンパクトに快適に楽しむ」日本ならではの旅の工夫。どちらにしても、旅が心を豊かにしてくれることには違いないですね!

購入を決めた人たちがディーラーさんとすぐ商談できるように、会場にはテーブルと椅子がずらり。

売店ではビールとホットドックなどの軽食が購入可能。広い会場を歩くとお腹がすくしね(笑)。

かわいいビンテージのミニRVは見ているだけでほっこり。

赤で統一されたインテリアがまたおしゃれ。

青空の下、屋外にもRVが展示されていました。

運転席に座ってワクワクしながら未来の自分をイメージ中。

2025年2月開催の入場料は、大人1人$13で12歳以下の子供は無料でした。

「マウンテン・アメリカ・エキスポセンター」は、1700台分の駐車スペースがあるのでレンタカーでも安心。ダウンタウン・ソルトレイクシティから、トラックス・ライトレール(TRAX Light Rail)と呼ばれる公共の路面電車でも行けます。

毎年恒例のイベントなので、2月にユタ州を訪れる機会があれば、ぜひのぞいてみて下さいね!「The Utah Sportsman’s Vacation & RV Show」で検索すると、最新情報がチェックできます。

私が書きました!
アメリカ・ユタ州ライター
トロリオ牧

2001年渡米、ユタ州ウチナー民間大使。パンデミックをきっかけに「いつ死んでもOK!な生き方」を意識するようになり、17年間務めたアメリカ政府の仕事を2023年に辞職。現在はNHKラジオ出演や日本のWebメディア執筆など幅広く活動中。編著に電子書籍『型の中に答えはある』がある。夫婦でRVキャンプを楽しむのが最高の癒し時間。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。「海外書き人クラブアウォーズ2025」最優秀新人賞受賞

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