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持ち運びラクラク!ソフトコンテナの魅力
キャンプには、テントやタープといった大型ギアのほかにも、さまざまな小物を持っていく必要がある。これらをまとめるのに便利なのが、収納力に優れたコンテナボックスだ。
ソフトタイプのコンテナは、軽くて持ち運びやすいのが魅力。また、柔らかく、変形するためデッドスペースが生まれにくいのも特徴だ。
大雑把にパッキングできるため、ややサイズアウトするツールも収納可能。その分外側からの衝撃に弱いため、曲がりやすいものや、壊れやすいものの収納には注意。
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耐水性に優れた折りたたみコンテナ「RUX ボックス 70L」
RUX(ラックス) ボックス 70L
耐水性に優れた素材を使用。付属するストラップが秀逸で、肩掛けしたり、背負うこともできる。容量70L。
●サイズ:W50×D40×H35cm
●重量:2.4kg
四隅に内蔵されたパーツを立てることで、自立する。
折りたたむと厚さ約8cmになる。
撮影/森本真哉
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大切なギアを守るパッド付き「キャンプトランク」
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) キャンプトランク
衝撃を吸収する内側のパッドは、仕切りになるほか、取りはずせば単体でバスケットとして使える。外側3面には、ポケットもあり。(画像左)
●サイズ:幅49×高さ34×奥行き36cm
●重量(約):3kg
ランタンや皿などを整理して収納できる仕切り付き。揺れにも強い。
すぐに使いたい小物の収納に便利なメッシュポケット付き。
撮影/森本真哉
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ザ・ノース・フェイスの定番モデル「BCギアコンテナ」
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) BCギアコンテナ
同ブランドのキャンプ用コンテナの中でも、特に人気のモデル。素材にはTPEファブリックラミネートが使われており、汚れに強く、濡れても問題ない。また、耐摩耗性にも優れているので、重い荷物を入れても安心。底部にはEVAパッドが入っているため、荷物を衝撃から守ってくれる。内部には仕切りが3枚入っており、収納する荷物の種類や大きさによって自由に調節可能。キャリーハンドル以外にも、本体には4カ所取っ手が付いているため、いかなるシーンでも持ち運びがしやすくなっている。
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四角い形状で使いやすい「マルチコンテナ L」
Snow Peak(スノーピーク) マルチコンテナ L
四角い形状が特徴のソフトタイプ収納ボックス。耐久性に優れた芯材素材ベルポーレンがボックスの底に設置されており、自由に取り外しできるため、運ぶものに応じて柔軟に使い分けが可能。ペグ・調理器具・ガス管など、さまざまなアウトドア用品の持ち運びができる。Sサイズ・Mサイズもラインナップ。
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フタが閉まらない心配不要!「The Whirlpool Gearbox」
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY(ブルックリンアウトドアカンパニー) The Whirlpool Gearbox
折り畳み式のソフトコンテナ。ランタンやバーナーなどのハード機材から寝袋やマットなどのソフト機材までたっぷり収納でき、少しぐらい荷物を入れ過ぎても閉まるフレキシブル構造となっている。40Lと60Lの2サイズがラインナップ。
キャンプなどに出かける際は荷物がきれいに収まっていたのに、使い終わって持ち帰るときになると荷物が入り切らない…という経験をしたことがある人も多いはず。
このソフトコンテナなら、そんな「コンテナのフタが閉まらない」という心配はしなくて済みそうだ。
外側にはTPU加工で防水にしたリサイクル100%のポリエステル(Whirlpool)を使用。内側はオックスフォード地のクッション素材で仕上げられている。
小物や保冷剤の収納に適した蓋裏の大小4個のポケットや、ベルクロ固定式の仕切りも4枚装備。そのため、荷物のサイズに応じて固定位置を調節できる。

蓋裏には大小4個のポケットを装備。

自由に調節できるベルクロ固定式の4枚の仕切り。
持ちやすい大きな樹脂製のハンドルが前後左右にあり、重量のある荷物を入れた際も運搬が容易。また、使わない時はコンパクトに畳んで収納も可能だ。

持ちやすい樹脂製のハンドル付き。

使わない時はコンパクトに畳んで収納可能。
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積み重ね可能!新発想のソフトコンテナ「マージコンテナ」
tab.(タブ) マージコンテナ
硬い側板と仕切り板によって縦方向の荷重に強く、積み重ねることができる、新発想のソフトコンテナ。表面がやわらかいから車内を傷つける心配はなく、使わないときは折りたたむことが可能。S~LLサイズがある。(Amazonのリンク先はLサイズ)
ストラップでコンテナどうしを連結できる
一般的なソフトコンテナは、やわらかい素材でできているので積み重ねることはできないが、このコンテナは硬い側板と仕切り板によって縦方向の荷重に強く、積み重ねることができる。
側面にはストラップがついていて、バックルによってもうひとつのコンテナと連結することができるから、横方向の力が加わっても倒れない。違うサイズのコンテナと連結することも可能だ。

バックルを留めてベルトを引いて締めれば、グラグラしない。
道具に合わせて仕切り板を動かせる
一方で、ソフトコンテナならではのメリットはちゃんと備えている。表面がやわらかいから、車内を傷つける心配がなく、使わないときは折りたたむことができる。仕切り板を面ファスナーで好きな位置に固定できるのもソフトケースならではの利点といえるだろう。

側板(左)と仕切り板(右)をはずすと、薄くたためる。

仕切り板は面ファスナーによって好きな位置に固定できる。

表面は撥水加工、ファスナーは止水タイプ。

側板も撥水。汚れがつきにくい。

別売りの「ショルダーベルト」を装着すれば、肩に掛けて持ち運べる。
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防水性も◎味わい深いコットン地「オープンコンテナ」
asobito(アソビト) オープンコンテナ
コットン地にパラフィン加工が施されており、ソフトコンテナでありながら高い防水性を持っている。形状をキープしやすいため箱形に自立し、収納時に側面を支える必要がない。独特の硬い布地には、だんだんと使用時のシワが刻まれていく。やがて擦り切れ、くたびれも「ボロい」ではなく「味がある」と感じられるのがアソビトクオリティ。側面にはハンギングループが備わっているため、カラビナやS字フックを利用した吊り下げ収納に活用可能。
●サイズ:約28×28×30cm
●重量:約450g
●耐荷重:約15kg
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