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  • キャンプでも庭でも活躍。ゴミ出しにも役立つグリーンのコンテナ

    2020.03.08

    私が書きました!
    BE-PAL編集室長
    小坂眞吾
    20数年ぶりにBE-PALに還ってきた出戻り室長。季節によって趣味が変わり、冬から春は庭仕事と日曜大工に集中。理由は「蚊が出ないから」。

    RISU「トランクカーゴ」TC-70(容量70リットル)とTC-30(容量30リットル)。フタの厚みがヘビーデューティーな印象。商品シールは簡単にはがせます。色の呼称は「グリーン」ですが、庭のウッドデッキに溶け込んで違和感なし。デッキの塗料はキシラデコールの「エボニ」。

    お洒落キャンパー御用達のトランクカーゴ「オリーブドラブ色」。じつは庭でもイイ感じ

    東京郊外の私の自宅には、ネコの額ほどの庭があります。そしてさらに小さなウッドデッキがあります。
    もともとは、椅子を出して庭を眺めながらのんびりお酒を呑むために設えたデッキですが、晩春から晩秋まで蚊の猛攻にさらされるため、使用できず。毎週末のように庭の手入れをするため、デッキの上には庭の道具や肥料のたぐいが散らかり、物置と化しています。

    ある日、とうとう娘に言われました。
    「庭はキレイなんだけど、デッキの上が汚くて台無し」
    残念だがキミが正しい。二の句が継げません。

    しかし、解決法はカンタン。大きめのコンテナボックスをデッキに置いて、無政府状態のあれこれを詰めちゃえばいいのです(どうしてそこに考えが及ばなかったんだろう)。というわけで、さっそく近所のホームセンターへ出かけましたが、本体とフタと留め具の色が全部違うカラフルなコンテナの群れに、戸惑うばかり。デッキに置きっぱなしにするのですから、そんなに目立つ色では困るんです。

    そこでネットで検索してみると・・・ありました。「トランクカーゴ」のグリーン色。それもドギツい緑ではなく、自然に溶け込むカーキがかったアーミーグリーン。かつてタミヤ模型の「1/35 ミリタリーシリーズ」にハマった50代には「オリーブドラブ」と言ったほうがピンと来るかも知れません。同シリーズの米国陸軍の基本色がオリーブドラブ指定でした。

    とっ散らかったデッキの上が、見違えるほどキレイに!

    上の写真のデッキに散らかったものを全部、70リットルのほうに詰めてみた。これで娘も文句はなかろう。30リットルのほうは別の用途に使います。記事後半をお読みください。

    この商品、「トラスコ」とか「リス」とか、複数のブランド名で、さまざまな通販サイトで売られていますが、モノとしては同じなようです。私は「リス」のTC-70(容量70リットル)とTC-30(30リットル)を楽天市場で購入。デッキのモノ入れにするのは70リットルのほうです。
    使いかけの用土・肥料類8点、剪定バサミ、ハンドシャベル、草抜きフォーク、ふるい、シュロ縄、針金、手袋など、始末に困っていたものがたっぷり入りました。剪定バサミが雨に濡れて錆びたり、小さな草抜きフォークが行方不明になる「あるある事故」もこれで防げます。

    まだ若干の余裕があります。剪定バサミやシュロ縄などの小物は、トランクの中で行方不明になりやすいので、ぴったり収まるトレイを物色中。

    本体もフタも、表面には皮革のようなシボ加工が施され、渋いツヤ消しになってます。留め具のバックルも色は同じ。麻雀で言えば緑一色(リューイーソー)。バックルは幅18cmと大きく、手袋をしたまま留め外しができるのは、庭でもキャンプでも好都合。持ち運びのときの取っ手としても、手に食い込まず快適です。

    トランクと手袋がまさかの同色になってしまい、わかりにくくてスミマセン。トゲだらけのつるバラの誘引にも使う、中厚手の園芸用グローブです。

    フタの裏には格子状の立派なリブがあり、耐荷重は約100kg。キャンプでは椅子にもテーブルにも使えます。フタが本体に被さる設計なので、雨水の浸入も防げます。災害などの非常時には、貯水タンクとしても役立ちそうです。

    庭で使うにはいささか頑丈すぎるフタで、開けるときにやや重さを感じるが、腰掛けてもたわみをまったく感じない。

    生ゴミ出すのもトランクカーゴ。そのワケは・・・

    TC-30のほうは、生ゴミの収集日にこれに入れて出します。私の住むエリアは数年前から戸別収集が始まり、ゴミは自宅の前に出すことになっています。今まではネットを被せて出してましたが、カラスのおイタは数知れず、最近はノラネコも手を出すようになって、コンテナの導入と相成りました。

    「たかがゴミ出し、どんなコンテナでもいいじゃないか」と思われるかも知れません。しかし、生ゴミの収集は週2回。使う日より使わない日のほうが多いのです。使わない日に、コンテナはどこに置いておくでしょう。もちろん、デッキの上です。それならば目立たない色で、モノ入れと同じシリーズが理想的であります。
    ゴミ出しには明らかにオーバースペックで、本体重量は2kg弱とやや重いのですが、ここは庭の美観を優先しました。

    フタの溝と、底面の小さな脚がかみ合う。溝は浅いので、クルマでの移動中にはズレてしまうが、庭やキャンプシーンでは重ねても安定している。

    この「コンテナカーゴ」は容量30、50、70リットルの3種類ありますが、高さと奥行きは同じで、幅だけが変わります。ゆえに容量違いを上に積み重ねても、ぴったりフィット。さらには、フタの上のさりげない溝と、本体底面の小さな脚がかみあって、重ねたときにズレにくいよう工夫されています。

    しかもこのご時世に、メイド・イン・ジャパン。日本製であります。

    キャンプ道具のコンテナとして、キャンパーの間ではすでに愛用者が多い商品ですが、ガーデナーも活用しないテはありません。唯一の気がかりは、耐光性が高くないとされるポリプロピレン製であること。でも他社のコンテナも材質は同じなので、これは避けようがありません。午前中の数時間だけ日が当たるデッキの上ですが、長持ちしてほしいものです。

    リス/トランクカーゴ TC-70
    幅780×高さ370×奥行き390mm
    容量70リットル
    重量3865g
    お値段の相場:送料・税込みで4000円前後※

    リス/トランクカーゴ TC-30
    幅400×高さ370×奥行き390mm
    容量30リットル
    重量1945g
    お値段の相場:送料・税込みで2000円前後※

    ※お値段は編集部調べの、あくまでも目安です。サイトや時期により変わります。

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