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海・川・カヌー

2024.04.09

ルアー釣りの基本中の基本「キャスティング」とは?コツも解説

ルアー釣りの基本中の基本「キャスティング」とは?コツも解説
ルアーを使った釣りにおける「基本中の基本」と言っても過言ではない、キャスティング。

キャスティングとは、ロッド(釣り竿)を振り、ルアーなどの仕掛けを投げる動作のことを指します。

キャスティングの技術を磨けば、魚と出合える確率はグッと高まります。

今回は、そんなキャスティングの基礎となるオーバーヘッドキャスト、サイドハンドキャストのコツ、そしてロッドの見ておくべき部分などを解説します。

キャスティングの原理

曲がったロッド

ロッドが元に戻ろうとする力。復元力または反発力とも呼ばれる。

ロッドを振ってルアーを遠くまで飛ばす、キャスティング。

そもそもキャスティングの原理は、ロッドが曲がり、その後元に戻ろうとする力でルアーが弾き出されるというところにあります。

そのため、ロッドを曲げることを意識することで、キャスティングの習得はより早くなります。

これからご紹介するいずれのテクニックも、ロッドを曲げることを意識して実践するのがおすすめです。

スピニングタックルを使用

今回、私は「スピニングタックル」を使用しています。

スピニングタックルとは、ロッドの下側に取り付けられるタイプのリール「スピニングリール」と、ロッドを組み合わせたタックル(釣具)のことです。

ラインの絡みなどが発生しづらく、扱いやすいのが特長です。

スピニングタックルの持ち方

リールフットとは取り付け部分の足のこと。

スピニングタックルを使用する場合、中指と薬指の間にリールフットが来るようにロッドを握りましょう。これがスピニングタックルを使用する上での基本です。

ちなみに、リールフットとはリールの取り付け部分の足のことで、上の写真では右手の中指と薬指の間に入っている部分です。

ベールを起こしたスピニングリール

ベールは下方向に動かすようにしましょう。

次に、人差し指でラインをつまみ、ベールを下方向(ロッドを横にした状態での下方向)へ動かして、ラインを放出できる状態にします。ベールとは、ラインを放出する・しないの切り替えをする円弧形状の部品です(上の写真のリールの下に見切れている銀色の輪っかのような部分)。

上方向にベールを動かしてしまうと、ライン切れの原因になるので気を付けましょう。

いざキャスト!……の前に一度振り向こう

キャスティングは、振りかぶる動作が多くなります。その際、勢いよく放たれるルアーや釣り針が人体に当たると大変危険です。

自分の周り、特に後ろに人がいないか確認してからキャスティングの動作に入りましょう。

また、ロッドの材料に使われているカーボンは電気をよく通します。電線などに触れるとロッドを介して感電して、大けがを負う恐れがあります。

背後や頭上など周囲の安全を確認してからキャスティングを行うよう、一連の動作として癖を付けましょう。

オーバーヘッドキャストのコツ

オーバーヘッドキャスト

オーバーヘッドキャストは開けた場所で行います。

ルアーフィッシングにおいて、最も基本となるキャスティングがオーバーヘッドキャストです。

オーバーヘッドキャストのメリットは、何と言っても飛距離が出ること。さらに、ロッドを振る動作が縦なので、狙った方向に飛ばしやすいという特長もあります。

一方で、キャスティングの動作が大きいため、障害物のない開けた空間が必要になる点がデメリットになります。

キャストを横から見た図

ロッドを時計の針に見立てる。

コツは、自身を横から見た様子を、時計に見立てること。

10時の位置にロッドを構えます。そして、2時の位置がリリースポイント(人差し指を放して、ラインを放出するタイミング)。

そこから、3時より少し手前まで振り抜くイメージです。

このようにしてキャスティングすると、うまくルアーを飛ばすことができます。

サイドハンドキャスト

次に紹介するサイドハンドキャストは、横方向にロッドを振るキャスティングです。

サイドハンドキャスト

橋や木の枝が多い渓流では必須のテクニックです。

メリットとして挙げられるのは、頭上に障害物がある場合でもキャスト可能である、ということ。枝などの多い渓流では必須の技術です。

また、弾道が低いため風の影響を受けづらいという点もメリット。

一方で、リリースポイントを少しでも誤ると横方向に狙いがズレる点があります。

サイドハンドキャスト正面からの解説

横方向に振ることでロッドを曲げ、反発力を得るイメージです。

説明が非常に難しいところですが、狙った方向に飛ばすコツとしては「ロッドを横方向に振る際、リリースポイントと同時に縦の動きに移行する」をイメージすることです。

狙った方向に対しロッドの動きを縦に移行すると、指を放すタイミングを少し間違っても弾道が左右方向にズレにくくなります。

サイドハンドキャストはオーバーヘッドキャストより難易度が少し上がりますが、上記のコツを意識することで上手くキャスティングできるようになるでしょう。

リアグリップの長さは重要

リアグリップ比較

真中の渓流ロッドは片手での使用を想定されています。

実は、ロッドの持ち手であるリアグリップの長さによって、どのようなキャストに向いているロッドなのかがわかることがあります。

リアグリップが短いロッドは、片手でのキャストを前提として作られています。そのようなロッドは、「ここだ」というピンポイントを狙い打ちし、釣れなければどんどん移動を繰り返す、といったようなスタイルの釣りを想定されています。

一方、リアグリップが長いロッドは両手でのキャストを前提とした作りになっています。リアグリップが長いロッドは、キャスティングの精密さより、飛距離を優先する釣りが想定されています。

両手でのキャスティング

リアグリップを引くことで利き手の手首への負担も減ります。

片手キャストの場合は自身の腕全体をロッドとして捉え、柔らかく振り込むことを意識すると上手くいきやすいです。

対して、両手キャストの場合は、振ると同時にリアグリップを手前に引くことを意識しましょう。テコの原理により、軽い力で速くロッドを振ることができ、より遠くへ飛ばせます。私の感覚では「振る力:引く力=7:3」と言ったところです。

上手なキャスティングこそ釣果への近道

渓流においては、いかに狙ったピンポイントにルアーを着水させられるか、これが釣果に大きく影響します。

海の釣りでは、他の釣り人より遠くへ飛ばせたほうが釣果は伸びるでしょう。

いずれにしても、キャスティングの技術が釣果に影響することに変わりありません。

より多くの魚と出合えるよう、日々の釣りの中で楽しみながらキャスティングの技術を磨きましょう!

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私が書きました!
釣りの探究者
志田 こうたろう
30代、2児の子育て中の釣り大好きパパ。 幼少から釣りに触れていたものの、”趣味としての釣り”をするようになってからは10年を越えたところ。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を、可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 シーバス、ライトソルト、渓流・本流トラウトなどのルアーフィッシングを楽しみ、夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。
Youtubeチャンネルあります。

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