行かなきゃ損!一度登ったらハマってしまう離島の山の魅力とは | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2023.10.16

行かなきゃ損!一度登ったらハマってしまう離島の山の魅力とは

紫色の高山植物が揺れいてる。

離島にある山はなぜ良いのか

山といえば、皆さんはどんな山を思い浮かべますか?富士山、100名山、北アルプスなど、自然豊かな日本には素晴らしい山々がたくさんあります。

では、「しま山」というものをご存じでしょうか。その名の通り、離島にある山のことです。

日本には、個性的で島らしい山々が厳選された「しま山100選」というものがあり、どれも面白い山ばかりです。

今回は、そんな離島にある山の楽しみ方と、筆者おすすめのしま山3選をご紹介します。

登るだけじゃない!しま山の楽しみ方

旅好きが愛してやまない、しま山の魅力とはなんなのでしょうか。

秘境感漂う景色

丘に高山植物が咲いている。

海と山が作り出す景色は秘境感が漂います。

一番の魅力は、間違いなく景色です。海と山が融合したような風景は、秘境感漂う素晴らしき世界。

深い森から抜け出した先にある水平線や、稜線から海へと続く道、どれもしま山ならではの体験です。

島だからこそ、見れる入江や崖の地形もさまざまで、それぞれの山の景色は唯一無二ですよ。

冒険感がたまらない

離島に行って山に登ろうなどと考える人は、旅が好きに違いありません。

そんな旅マニアの欲をたっぷりと満たしてくれるのが、しま山です。

島へ船で渡るという、序盤から旅要素MAXで高揚感が抑えられません。その先にあるしま山は、もっと未知の世界です。

出会う植物、虫、景色、全て新鮮でワクワクが止まりません。

手軽に登れる山が多い

しま山は、標高が1,000mに満たない、日帰りで登れる山がほとんど。

ですので、島全体の旅程にサクッと登山を組み込むことができるのです。

お手軽に登れて絶景も付いてくるなら、登るしかありません。

触れておきたい島文化

島にはそれぞれ特有の文化や伝統、歴史があります。

その島の気候に合った文化、生活スタイル、伝統工芸や伝統野菜が育まれてきています。

山がある離島では、山の存在が人々の生活に大きな影響を与えています。本州でももちろん同じなのですが、島の方が山を近くに感じやすいのです。

山や自然が育んだ島特有の文化は、しま山登山を一層濃い体験にしてくれるはずです!

絶対外せない!島グルメ

八丈島の島寿司が並んでいる。

八丈島の島寿司です。絶品!

しま山登山の後は、個性的な島料理を楽しみましょう。

海産物はもちろん、山菜や地酒、郷土料理など、今まで食べたことがないグルメに出会えること間違いなしです。

筆者は、八丈島で食べたトビウオのくさやと島寿司が印象的でした。

絶景のしま山3選

今回は、しま山100選の中から、筆者の好みで3つの山を厳選しました。

利尻富士

利尻富士の山頂から稜線が伸びている。

利尻富士の山頂は花の楽園です!

筆者が特に惚れ込んだ山は、北海道利尻島にそびえる利尻富士です。

標高1721mと、しま山にしては高くて時間がかかる山です。

コースタイムは約10~12時間と、しっかり登山を楽しむことができるのも魅力の一つ。

山頂から見る稜線と水平線、そして小さくて可愛らしい高山植物たちの織りなす景色は、何度登っても感動します。

登山で疲れた次の日は、絶品のウニ丼やホタテ焼きを堪能するのがおすすめです。

利尻富士から湧き出る冷水で作った日本酒が、疲れた体に染み渡ります。

八丈富士

火口に緑が生い茂っている。

八丈富士のお鉢巡りは一味違います。

東京都から船でいける山があります。それが、伊豆諸島八丈島にある八丈富士です。

伊豆諸島の最高峰ですが、登山口からたった1時間ほどで登ることができるのが魅力の一つ。

緑が生い茂る火口を眺めながらのお鉢巡りは、他では体験できない不思議な空気感が漂います。

山の稜線からは、麓の街が海まで伸びているのが見えて、島にいるということを実感できますよ。

八丈島では、ワサビの代わりに唐辛子を醤油に入れて食べる島寿司や、独特な香りがクセになるくさやがおすすめです。

島民曰く、それぞれの島でくさやの臭さが異なるらしく、八丈島のくさやは食べやすい方だそうです。

昼は登山、夜は島料理で、まるっと手軽に島を堪能できます。

礼文岳

緑の丘に高山植物が咲いている。

礼文島は島全体が穏やかな丘に囲まれています。

圧倒的な秘境を体感したいなら、北海道礼文島の礼文岳はいかがでしょうか。

利尻島の北西に位置する礼文島、その最高地点が標高490mの礼文岳です。

穏やかな丘が連なる礼文島の景色は、日本にいるとは思えないほど、広大で素晴らしい雰囲気があります。

夏は、本州ではなかなか見られないような高山植物が咲き誇り、静かな海と相まって秘境感が漂います。

時間があれば、ぜひホッケのちゃんちゃん焼きをご賞味ください。美味しすぎて感動します。

フェリーターミナルから徒歩5分ほどの場所に「炉ばた ちどり」というお店があります。とっても混むので、あらかじめお店の営業時間を確認しておくのがおすすめです!

しま山で旅行と登山を楽しむ

次の山行予定が決まっていないなら、ぜひ離島へ行ってしま山を堪能してくださいね。

私が書きました!
ネイチャー/登山ガイド
さあか
自然をこよなく愛するネイチャー/登山ガイド。ニュージーランドでのネイチャーガイド経験を経て、現在は丹沢山地、箱根、利尻島など、季節ごとに違う山でガイドライフを満喫中。年齢や体力に関係なく、多くの方に自然の中で過ごす楽しさを知ってもらうため、アウトドアライターとしても活動している。

NEW ARTICLES

『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

笑顔は世界共通語! セルビアの最高峰「ミジョル山」で待っていた心あたたまる“乾杯”

2026.02.09

四国の山登りスポットを厳選!初心者にもおすすめの絶景を楽しめる13選

2026.02.06

静岡県のおすすめ登山ルート8選!難易度と絶景ポイントも紹介

2026.02.02

温泉や絶景を楽しめる!栃木県のおすすめ山登りスポット7選

2026.01.31

足で登って出会った絶景。熊のいない千葉県鋸山で気軽に楽しむ産業遺産ハイキング

2026.01.22

【ヨーロッパ各国の最高峰チャレンジ】ブルガリアの頂上「ムサラ山」へ。白銀のてっぺんにいた“山の主”とは?

2026.01.21

初心者も楽しいスノーシューハイクに出かけよう♪おすすめポイントとギアも解説!

2026.01.18

【神奈川県のおすすめ低山5選!】透き通った景色を愛でながらハイキングしよう

2026.01.15

【ヨーロッパ各国の最高峰チャレンジ】拍子抜けするほど“ゆるい”!?ハンガリーのてっぺん・標高1,014mの「ケーケシュ山」へ

2026.01.12