ホットサンドだけじゃない！ 食パンで作る「キッシュトースト」のレシピを紹介

食パンで作る「きのこのキッシュトースト」のレシピ

こちらが今回使用した材料です。

材料（1枚分）

• 食パン（4枚切り）　1枚
• ハーフベーコン　2枚
• マッシュルーム　4個（約100g）
• にんにく　1片
• オリーブオイル　小さじ2
• 有塩バター　10g
• ピザ用チーズ　適量
• 刻みパセリ　適量

★卵ソース用食材

• 卵　1個
• 顆粒コンソメ　小さじ1
• 塩コショウ　少々

卵ソースを流し込むため、食パンは分厚い4枚切りに。具材はマッシュルームをメインにし、調理もあえて少し手間をかけて、リッチな味わいが楽しめる一品に仕上げます。

作り方

今回のメイン具材です。

まずはマッシュルームを薄切りにしましょう。

ブラウンの方がより濃厚な香りを楽しめます。

マッシュルームには主にホワイトとブラウンがありますが、今回はより濃厚な香りが楽しめるブラウンをチョイスしました。

芯は取り除きます。

にんにくは半分に切って、焦げやすくエグみのある芯を取り除き……

みじん切りにするとより香ばしく。

みじん切りにしましょう。こちらもおろしにんにくではなく生のものを使用して、より香ばしい香りを楽しみます。

今回は引き立て役です。

ハーフベーコンは1cm幅の短冊切りに。いつもはメイン具材になるベーコンですが、今回はマッシュルームとにんにくの引き立て役に回ってもらいます。

にんにくの香りを引き出します。

フライパンにオリーブオイル、にんにくを加えて弱火で熱します。

炒めて香りとコクを引き出します。

香りが立ってきたら、マッシュルームとハーフベーコンを加えて炒め、マッシュルームがしんなりしてきたら一度取り出します。

フォークだとより滑らかに。

ボウルに卵を割り入れて先の割れたフォークで溶いたら……

卵ソースの完成です。

先ほど炒めた具材と顆粒コンソメ、塩コショウを加えて混ぜ、卵ソースを作りましょう。なお「顆粒コンソメ小さじ1」は、コンソメキューブだとおよそ1/2個になります。

ギュッギュッと丁寧に。

続けて、スプーンなどを使って食パンにくぼみを作っていきます。破れないように丁寧に、フチからギュッギュッと押さえていきましょう。

さすがの4枚切り。

できたくぼみにスプーンで卵ソースを入れていきます。分厚い4枚切りを選んだおかげで、多めの具材でもすっぽり収まりました！

卵ソースが固まるまで蒸し焼きにします。

先ほどのフライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き取ったら、有塩バターを入れて熱し、さらにキッシュトーストを入れてフタをし、とろ火～弱火で卵ソースが固まるまで5～6分焼いていきます。

チーズをたっぷりちらします。

ソースが固まったところで火を止め、ピザ用チーズをちらし……

バーナーが無い場合は蒸し焼きにしましょう。

バーナーで炙ってチーズに焼き目を付けましょう。バーナーが無い場合は再度フタをして、チーズが溶けるまで弱火で加熱してくださいね。

刻みパセリをちらして完成！

盛り付けたら、刻みパセリをちらして完成。せっかく手間をかけて作ったので、ナイフとフォークでおしゃれにいただきます。

香り豊かで濃厚。

一口頬張ると、マッシュルームとにんにくの香ばしい香りに、とろ～りチーズとベーコンのコク、卵のまろやかな風味が絡んで濃厚な味わい。

食パンはカリッと香ばしく、なんとも贅沢な食べごたえが楽しめる一品に仕上がりました。

なお、今回はマッシュルームで作りましたが、きのこは色々な種類を組み合わせて作るのもおすすめです。

さらに、ベーコンをツナ缶に置き換えたり、ほうれん草などの青菜をプラスしたりと、ぜひいろいろなアレンジを試してみてくださいね。

「食パン×キャンプ飯」の可能性は無限大！

さまざまなレシピに利用可能です。

「食パン×キャンプ飯」といえば、やはりホットサンドを思い浮かべがち。

しかし、それ以外にもピザ生地の代わりにしたり、チョコレートやマシュマロ、フルーツなどと合わせてスイーツ風にしたりと、じつは食パンはいろいろなレシピに利用できる優れもの。

ぜひ便利な食材「食パン」を利用して、さまざまなキャンプ飯を作ってみてください！

私が書きました!

筋肉料理研究家

Ryota

学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。