ガチの“徒歩キャンパー”はこうしてた!バックパックの中身を軽量化する4つの方法 | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2022.10.31

ガチの“徒歩キャンパー”はこうしてた!バックパックの中身を軽量化する4つの方法

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テントの前に著者が立っている。

バックパックを背負ってキャンプに出かける際にネックになるのが、荷物の重量です。

荷物が重すぎると、身体への負担が大きくかかってすぐに疲れてしまい、思うように行動ができません。

そのため、荷物の軽量化はバックパックで出かけるキャンパーにとって多くのメリットがあります。

荷物が軽くなれば、足取りも軽やかに行動ができます。体力にゆとりが生まれるので、より自然を楽しむことができるでしょう。道具がシンプルで少なくなるため、キャンプの設営や撤収も楽になります。

そこで、今回はバックパックの中身を軽くする4つの方法をお伝えいたします。

バックパックの中身を軽量化する4つの方法

河原にバックパックが置かれている。

バックパック。

今回紹介するバックパックの中身を軽量化する方法は、以下4つです。以下4つを徹底して行なうことで、荷物を軽量化します。

  • 不要な道具は持って行かない
  • 道具の素材にこだわる
  • 兼用できる道具を使用する
  • 道具を帰宅後に確認する

不要な道具は持って行かない

道具が地面に並んでいる。

1泊2日の徒歩キャンプに出かけた際の著者の荷物。

荷物の軽量化をする際に、まずはじめに行なうのは「不要な道具を減らすこと」です。

実際にキャンプに出かけたシチュエーションを想像しながら、自分の荷物とにらめっこしてみましょう。きっと不要な道具が見えてくるはずです。

著者がバックパックに衣食住を詰め込んでキャンプにでかける際、最低限必要なものは以下になります。必要な道具、不要な道具は人によって異なりますので、あくまで参考としてご覧ください。

  • テント
  • マット
  • 寝袋
  • ランタン
  • バーナーや焚き火台
  • 水筒などのボトル
  • クッカーやカトラリー
  • ファーストエイドキット
  • 食料
  • 着替え

この中でも、特に食料や着替えは工夫次第でさらなる軽量化が期待できます。

食料は日数から計算しておけば、適量を持っていくことができます。また、食料の種類も厳選しましょう。アルファ米やインスタントラーメンなどのフリーズドライ食品は、生の米や生鮮食品と比べ、水分が含まれていないので非常に軽量です。

意外とかさばって、重くなりがちなのが着替えです。「汚れたり濡れたりしたらどうしよう」と考えて、ついつい多く持って行きがちになりますが、1泊2日程度ならば、肌着・下着・上着・ズボンなどを1組ずつで十分でしょう。万が一濡れてしまった時のことを考えて、乾きやすく軽量な化繊の衣類がおすすめです。

道具の素材にこだわる

大きな寝袋と小さな寝袋が並んでいる。

左が夏用の化繊の寝袋、右が夏用のダウンの寝袋。大きさの差は歴然としています。

道具の素材にこだわり、できるだけ小さく軽い道具を選びましょう。以下は、軽量化の例です。

  • クッカーの素材をアルミやステンレス製のものから、超軽量なチタン製のものに交換する。
  • 重量のある化繊の寝袋から、軽量コンパクトなダウンの寝袋へ交換する。
  • 鉄製のフライパンから、山岳用の軽量なフライパンに交換する。
  • ガスランタンやオイルランタンを、小型のLEDランタンに交換する。

素材自体が軽いチタン製のクッカーやダウンの寝袋などは、一般的に高価な道具です。予算や使い勝手をよく考えて、徐々に交換していってもいいでしょう。

兼用できる道具を使用する

テントが設営されている様子。

トレッキングポールを利用して設営する著者のテント。

兼用できる道具を使用すれば、荷物の量が減るため軽量化につながります。著者が実践している方法は、例えば以下の3つです。

  • トレッキングポールを利用してテントやタープを設営する
  • スタッフサックを枕に利用する
  • バックパックをマットに利用する

著者の実践している軽量化はストイックなものですが、それぞれについて以下で詳しく解説をしますので、道具を兼用する例として参考にしてみて下さい。

トレッキングポールを利用してテントやタープを設営する

    荷物の軽量化を行ないたい時に著者が使用するテントは、トレッキングポールを利用して設営するテントです。トレッキングポールをテントポールのかわりに使用すれば、テントポールを持参する必要がなくります。

    さらに、筆者が利用しているテントは広げて頭から被ればポンチョにもなるので、テントポールだけでなくレインウェアも持参する必要がなくなります。

    なお、テントポールのかわりになったトレッキングポールは、バックパックを背負ったキャンプでは役に立つ道具です。トレッキングポールを使えば、歩行時に足や腰にかかる荷物の重量を腕(トレッキングポール)にも分散でき、楽に歩行できます。

    スタッフサックを枕に利用する

    就寝時には、着替えを入れたスタッフサックを枕として兼用しています。

    アウトドア用の枕を持っていく必要が無いので荷物が減って軽くなります。

    バックパックをマットに利用する

    キャンプ用のマットは全身をカバーする180cmほどの長さのものが一般的ですが、著者は120cmほどの短いマットを使用しています。

    著者の身長は170cm程度なので、120cmのマットに寝転がった場合には、マットから50cmほど身体がはみ出してしまいます。そこで、身体がはみ出したスペースには、マットのかわりにバックパックを敷きます。

    この工夫により、大きなマットを持っていく必要がなくなり、そのぶん荷物を軽くできるのです。

    道具を帰宅後に確認する

    バックパックを背負って出かけ、帰宅した後には、必ず荷物の確認をしましょう。

    確認をすることで、「持っていっても不要で使わなかった道具」が見えてきます。

    何度も帰宅後の確認を繰り返すうちに、道具が自然と厳選されて荷物が軽量になりますよ。

    軽量化は無理なく楽しみましょう

    「天気予報が外れて大雨に見舞われる」「気温が急激に下がる」といった想定外な出来事が起きた際には、事態に対処するスキルや経験が必要です。

    そもそも、道具には経験やスキルを補う役割があります。軽量化によって、「食料が足りず十分な食事が摂れなかった」「マットが薄すぎて一睡もできなかった」といった事態におちいり、安全なキャンプを楽しめなければ元も子もありません。

    「自分がどれぐらいの道具ならば快適にキャンプを楽しめるのか」を見極めるまで、過度な軽量化は控えましょう。

    コーヒーをハンドドリップしている様子。

    どれだけ軽量化しても、旨いコーヒーを入れるためのセットだけは欠かせない。

    また、コーヒー好きの著者はコーヒー豆やコーヒーミル、ドリッパーなどは必ず荷物に入れています。ハンドドリップのコーヒーにこだわらずに、インスタントコーヒーを持って行けば軽量化になりますが、そこは著者にとって妥協できないポイントです。

    著者にとってのコーヒーのように、皆様にも「キャンプを楽しむための道具」があるはずです。

    あまりストイックになりすぎると、快適性を犠牲にすることになりかねません。

    不要な道具は持って行かないのが軽量化への近道ですが、無理をせずに軽量化自体を楽しんでくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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