アラスカの極北の森を抜け、メンデンホール氷河を目指す - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2017.01.11

    アラスカの極北の森を抜け、メンデンホール氷河を目指す

    南東アラスカの旅2

    ジュノーの街から北に20kmほどの場所に、「メンデンホール氷河」と呼ばれる巨大な氷河があります。多くの観光客は、ふもとの氷河湖を挟んだ場所に建てられたビジター・センターを訪れますが、僕は今回、地元のガイドが案内する小規模なトレッキングツアーに参加し、片道約3時間ほどの距離のトレイルを往復して、実際にメンデンホール氷河の上を歩くという体験をしてきました。

    ツアーの参加者は、僕の他にはアメリカ人の若い男女が1組。トレイルの入口にある駐車場で車を降り、携行食とヘルメット、ハーネス、アイゼンなどを詰めたバックパックを背負い、出発です。

    森の中は、前日まで降っていた雨にしっとり濡れていて、木の幹や岩など至るところで、コケがみっしりと繁茂していました。南東アラスカの温帯雨林は、世界に今も残る温帯雨林のうち、約3割もの面積を占めるとも言われているそうです。

    写真の緑色の葉の植物は、デビルスクラブ。トゲだらけの幹を持つこの植物は、ネイティブの人々の間で、古来から薬として利用されてきました。写真家の故・星野道夫さんの著書の中にも、デビルスクラブの持つ不思議な薬効についての記述が見られます。

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    アメリカ東部ポコノマウンテンの湖畔で出会った“動かないキャンピングカー”の暮らし方とは

    2025.08.20

    ヤシの木が減少している!?変わりつつある「ロサンゼルスっぽい」風景

    2025.08.19

    スイスアルプスで登山!2つの山頂を吊り橋縦走【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.08.17

    キャンピングカーが⾏き交う世界の屋根・パミール⾼原の旅

    2025.08.17

    ロサンゼルス近くの港町で見かける野生のラッコ。実は絶滅危惧種に…【動物ドッキリクイズ・その30】

    2025.08.15

    イタリア北部の知られざる幻景「グレノダム廃墟」へ。自然と歴史が交差する秘境ハイキング体験

    2025.08.14

    チンギス・ハーンの大遠征を可能にしたモンゴル馬の意外な特徴とは?【動物ドッキリクイズ・その29】

    2025.08.12