錆びさせないために錆びさせる?

2019.04.11 (閲覧数) 3,473

予告どおりのタイトルにしてみました。

このタイトルで、ははぁ〜ん アレのことか!
と思われた方もいるかと思います。

写真は前回の記事で紹介したFEDECA「It’s my knife」のブレード部分です。

このブレードには、青紙2号という炭素鋼が使用してあり…
青紙2号って何のこと?

ハイ!調べました!
日立金属(株)が、できあがった鋼を区別するために、青や白、銀等の紙を目印につけていたことが呼び方の由来となっています。
1号や2号は、炭素の含有率によって付されます。
主に、青や白は高級刃物に、銀は家庭用包丁に使われています。

なので、青紙は高級刃物に分類されます!
白紙に、炭素の化合物とクロームとタングステンが含まれたもので、鋼自体の硬度が高く、粘り強さを持ち合わせ磨耗しにくく長切れするそうです。
ですが、炭素鋼は錆びに弱く、放っておくと直ぐに赤錆が発生します。それを抑えるのが黒錆なんです!

??? ですよね ^_^

赤錆は、鉄の内部へ浸透し腐食させていきます。
黒錆は、鉄の表面にできる酸化膜のことです。

つまり、酸化膜を作り赤錆を防ごう!ということです。
俗に言う黒錆加工ですね!

酸化膜は、自然に出来ることはないので、作ってあげないといけません。
材料は、濃い紅茶と酢があれば、酸化膜を作ることができます。
たったこれだけで暗黒剣へと化すのです!

※ステンレスは、暗黒剣へすることはできません、鉄のみです。

これは黒錆加工後のブレードを上から見たところです。
真ん中が炭素鋼で、ステンレスがそれを挟み込んでいます。

こっちは黒錆加工前の横から見た画像です。
モノを切るために研がれたエッジの部分は、炭素鋼が現れているんだけど、分かりにくいよね。
トップに持ってきているブレードの画像は、膜が生成された後のものです。
見比べると分かりやすいかな。
ステンレスの部分は変化なしですが、炭素鋼の部分は黒くなっていますね。
ブレードが100%鉄であれば、ブレード全体が黒くなりますよ。

暗黒剣の作り方!
お酢:濃い紅茶=1:2
で作った、渋酸っぱそうな紅茶の中へ、吊るしたブレードを投入。
※ブレードは、しっかり脱脂しておきます。指紋とか付いていると、その部分だけ膜が生成されません。

1時間程度で膜が生成されるのですが、念のため2時間漬けました。

みなさんも愛用のナイフを、暗黒剣へしてみては?
すでに錆びている場合は、耐水ペーパー等で錆びを落とし、エッジ部分を研いでからすると良いそうです。

因みに暗黒剣の作り方は、メーカーであるFEDECAのホームページに詳しく載っています! ^^;

さて、次回の記事は、野鳥と触れ合う記事を考えていますが、富士山ランタンの記事にするかも。

では では。^_^

けいすけさん

福岡県で薪ストーブのある家に住んでいます。 昨年10月から、最低月1キャンプを決行中! 今年は、愛犬のボーダーコリーを連れて行きたいかな… ホーボージュンさんのような旅に憧れてます!

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