今年の梅雨時の話なんですが(そもそも雨が予想される時はキャンプ行かないやん)、 ここ数年、手持ちのワンポールテントはインナー外してスカート付けてシェルター的に使い、タープ泊もコットの下は少しシートを敷くけど、基本フロアレスというスタイルを続けてきました。
ところが、今年は2回ほど雨に遭遇して、そんなの覚悟のフロアレスなんですが、梅雨時とかでも安心して使える幕があってもイイよねと思い始めました(それ、まったくの屁理屈やん、外したインナーつければいいだけやん)。
ちょっとMSRっぽい感じもありますが。割り切ったシングルウォールでフロア付き、それって、ビニール袋の中で寝る感じ?それって、包み込まれた感かも? 軽い/コンパクト/フレームが1本で設営撤収が簡単….、
ネットを徘徊し情報を集め、雪山でハードに使う外人さんの動画とかにも心動かされ、ポチッと押してました(肝心の値段が1/3以下ってことを言ってないやん)。
待ってましたと雷を伴う豪雨が3時間くらい続き、バシバシとシングルウォールの幕体を叩く雨音を聞きながら、平和な囲われた空間を満喫。豪雨の中、完全防水の狭いビニール袋の中で寝てるオレ。何も心配はないぞ的な心強さ(なんか自虐的やん)。
設営の手順(初設営では、ほぉ〜、こうなってんだぁ、と少し感心)。
1:ピッタリサイズの付属グランドシートの四隅を自然な感じでペグダウン。
2:テントの四隅をペグに引っ掛けて、センターフレームを入れたら立ち上がります。
3:短いサブフレームをやじろべえみたいに取り付けて屋根部を引っ掛けます。
4:入り口と裏側をペグダウンして出来上がり。ペグ合計6本です。
設営はあっけないほどのスピードで、撤収はまるでハンカチを畳むように折りたたんで終わりです。雨上がりで跳ねた泥が裾の方についていますが、小さいテントなので拭き取りもあっという間。
バイクが紺色なので、カラーコーディネイトも少し意識していました (チャックの黄緑がチト残念)。でも、流行りのOD/タン/コヨーテ などがあれば迷ったかもしれません。グランドシートとアルミペグと適当な入り口跳ね上げ用のポールを合わせても1,580gです。
今までは、お天気悪そうだと出撃を控えましたが、この子のおかげで、ちょっと状況が変わりそうです。初めて買った中華テントですが、独自の設計思想も感じられ悪くない感じ。幕が変われば気分も変わるので、安い割にはちゃんとした中華テントを複数保有して遊んでみるのはアリですね。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
mabiさん
50歳頃からハーレー仲間とグルキャンを始め、その後ソロキャンに転向して7年目、還暦越えのバイカージジイです。荷物満載のハーレーで、最近は近場のキャンプ場メインに出撃を繰り返しています。バイクだけどお気に入りの雰囲気は我慢しないキャンプスタイルを目指しています。