一生使うぞ!【Lodge Duch Oven】[読者投稿記事] | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.05.06

    一生使うぞ!【Lodge Duch Oven】[読者投稿記事]

    今から丁度25年前の1996年4月。私は大学生から社会人になりました。
    この年から始めたのがビーパルの購読でした。これは現在も休まず毎月続けています(なんと300冊になるんですね!)。

    そしてもう一つ、思い出の購入品があります。そうLODGEの10inch CAMP DUCH OVENです。
    会社の先輩に渓流釣りをする人、ファミリーキャンプの達人がたまたまおりまして、誘われて一緒に行動するうちにすっかりアウトドアライフにハマってしまったのでした。頻繁にキャンプに同行するうちに、元々料理好きでしたのでアウトドア料理のできる鍋が欲しくてこの鉄鍋を購入したのです。

    今でこそ各アウトドアメーカーやホームセンターから様々なダッチオーブンが出てますが、当時、ダッチオーブンと言えばLODGE社のものが代名詞でした。既にアウトドアブームが到来していた96年とは言え、私の住む熊本の田舎町にはアウトドアショップ等なく、熊本市内のショップまで遠出してこの鉄鍋を購入したのです。手にしたその時の興奮を今も覚えてます。【このサイズでこんなに重いの?】と言う印象でした。

    この鍋で私が最初に作った料理が、ローストチキン(ダッチオーブンデビューの鉄板)でした。これをキャンプ仲間に振る舞った時に【旨い旨い】と絶賛されたんです。作った料理を褒められた事に快感を覚え、すっかりダッチオーブンの魅力に取りつかれました。これがきっかけとなり、今では3個のダッチオーブンを所有するに至ります。また、LODGEのダッチオーブンは鋳鉄製であり、使ってみて実感したのが
    ・食材が均一に加熱出来ること
    ・蓄熱性に優れ温度が冷めにくい
    です。鋳鉄と言う素材の魅力にも惹かれ、スキレットやココット、ホットサンドクッカーに至るまで購入してしまいました。 

    ロッジダッチオーブンの現在は、メンテ性や取り扱い易さでステンレス製の鍋に代表の座を渡していますが、これまで作った数々の料理が全て旨かったと言っても過言ではなく、まだまだ永く使える鍋であるのは間違えありません。
    今どき25年(四半世紀)使える道具はなかなかありませんよね?良いものは高いが長持ちすることを体得できる鉄鍋でした。更に次の25年、その後の25年…と、ながーく子供達、孫達(まだおりませんが)に使って貰えればダッチャーの冥利につきますね。これからもダッチオーブン道を極めて、この鍋を一生使って行きたいと思います。

    所有するダッチオーブン3タイプ。
    最上段
    購入 1996年
    メーカー LODGE CAMP OVEN
    サイズ 10inch
    重量 5.25kg
    材質 CAST IRON(鋳鉄5.0mm厚)

    長所
    アウトドアの使用に特化されている
    ダッチオーブンと言えばLODGE

    短所
    深さがなく、丸鶏や鯛一匹等の料理かできない。
    ご飯ものでは少し匂いがつく。
    スープ系は放置するとすぐ錆びる。
    使用後のメンテが大変(洗剤洗い不可、シーズニング)。

    中段
    購入 2019年
    メーカー SOTO(新富士バーナー)
    サイズ 10inch
    重量 5.2kg
    材質 STAINLESS(4.0mm厚)

    長所
    メンテ性に優れる(洗剤洗い可、シーズニング不要)。
    食材の取り置き可能。
    白米も匂いがつかず、炊き上げ可能。
    抜群の強度。

    短所
    値段が高い!!

    最下段
    購入 2010年
    メーカー UNIFLAME
    サイズ 12inch
    重量 8.8kg
    材質 黒皮鉄板(4.5mm厚)

    長所
    丸鶏、大型の魚料理可能。

    短所
    重く取り扱いにくい。
    やはり、錆びる。
    使用する炭の量が多い。

    ロッジダッチオーブンを使った私の最初のアウトドア料理は【ローストチキン】でした。
    写真は、25年前のレシピを再現しようと作ったものですが、鶏皮はパリパリで、身の部分はジューシーに出来上がってます。
    子供には当然肉が魅力なのでしょうが、野菜が美味いんですよ。
    ジャガイモは想像の範囲内ですが、
    ニンジン、玉ねぎがこんなに柔らかく、甘くなるのか?と驚きます、きっと。
    是非皆さんに味わって貰きたい料理です。私の息子達は幼い時、これで野菜嫌いを克服しました。

    今年のGWは自宅から10分程度の実家にて、菜園で収穫したサツマイモ、ジャガイモ、ソラマメをダッチオーブンで蒸焼きしました。いも類は濡れ新聞とアルミ箔でくるみます。中火で10分おきに少しずつ回転させ、1時間程度かけて加熱します。ソラマメは5分程度で食べ頃です。ダッチオーブンで作る焼き芋、本当に美味しいですよ!

    スキレット料理とコラボさせる時は、ロッジの9インチスキレットとのW使用をしてます。一度に二つの料理が出来てオススメです。

    購入初期は取扱が下手でよく錆を発生させてましたが、使用頻度が多くなればなるほど油がなじみ、今じゃ【ブラックポット】並みに黒光りしてます。
    ダッチオーブンの手入れも楽しむ位になるとほんものですね。
    私は温水で洗います。鍋底にこびり付いた焦げは、カマボコ板などでこそぎ落すといいですよ。乾燥後はオリーブオイルをしっかりコーティングします。

    保管時は新聞紙でくるみます。
    これを25年やってますが、錆び知らずです。

    持ち運びは帆布製のトートバッグを使ってます。

    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    きよぴーさん

    忌野清志郎の熱烈ファン。剣道愛好家のジャスフィフ親父です!
    登山、渓流釣り、ロードバイク(トライアスリートでした!)に没頭したのはかれこれ20年前。以来、おうちより外が好きになりました。
    最近は、購入したり、自作したアウトドアグッズを、庭で使う事で欲求を満たしてます!

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