焚き火でメスティン炊飯してみた。

2021.04.23 (閲覧数) 428

メスティンで炊くご飯はとても美味しい。
固形燃料を使った自動炊飯やガスコンロでの炊飯は、メスティンも焦げ付かず、とても美味しいご飯が炊ける。

最初のうちはお腹も心も満たされていたが、いつしか心が満たされていないと感じた。

(何かが足りない…)

ずっとモヤモヤしていたが、先日、羽釜と薪でお米を炊いている映像をテレビで見て、スッとモヤモヤが晴れた。

(焚き火で炊きたい!)

足りなかったのはワイルドさだ!
コントロールの効く炎ではなく、じゃじゃ馬のごとく暴れる炎を使いこなし、飯を炊きたいんだ!!

やりたいことが見つかったので、「メスティン 焚き火炊飯」で早速検索。

検索結果を見ていくと、案外情報は少なく、「メスティンが溶ける」「変形する」「取手のゴムが溶ける」「ススがいっぱい付く」など、ネガティブな情報がたくさん出て来た。

(や、やめよっかな…)

弱気な自分が顔をのぞかせたが、

(いま僕がフグやキノコを食えるのは、先人たちが命をかけて食ってみて、食えるもの・食える部位を見つけてくれたからだ!メスティンが壊れても、汚れても、命取られる訳ではない!失敗が未来をつくるんだ!!!)

そう考え、実行を決断。参考になったものをメモし、実戦(実践)に備える。

— 実践編 —

■1st Challenge

勇んで行なったものの、風があり、焚き火を断念。
ただでさえ焚き火で炊飯は難しそうなのに、火が安定しない状態では失敗のイメージしかないのはもちろん、何よりも火の粉が風で飛んで枯芝や枯れ草に引火して火事になるのが嫌なので。
失敗が未来をつくると息巻いていた無鉄砲な奴が何を!と思うかもしれませんが、そこは安全第一です。

その後も何度か試みようとするも、雨や強風で断念する日々。。もう何stチャレンジかも分からなくなりました。笑

■?st Challenge

週末の度に強風や雨など天気に恵まれなかったこともあり、思い立ってから早ひと月半。
ようやく未来を作る日がやって来ました。

キャンプ場で買った薪と、メスティンを乗せやすそうなミニ焚き火台「薪グリルsolo」を使って焚き火でメスティン炊飯スタートです!

が、早速つまずきます。

薪が入らない…
短くしたくてもノコギリがない…

仕方がないのでテコの原理を使って、足でバキバキ折って薪をくべました。
この程度のことで未来作りは止められません。

気を取り直して薪に火を点けます。

バーベキュー用におこした炭をちょっと拝借して、ミニ焚き火台に乗せ、息を吹きかけます。

もう既に かまどで飯炊きしてる気分です!
テンションが上がってきました!!

が、またまた つまずきます。

折りやすい薄い薪を使ったからか、一気に燃え上がり炎が大きくなり過ぎました。
コントロールの効く炎ではなく、じゃじゃ馬のごとく暴れる炎を使いこなしたいとは言ったものの、まあ、出来ればメスティンを溶かしたくないし、取手部分のゴムも溶かしたくない。

火ばさみで薪を動かしながら、均等に火がまわるように調整していきます。

日和った訳ではありません。
ある意味これも炎の使いこなしです。はい。

いい感じの炎に落ち着いてきたので、いよいよメスティンをオン!!

「はじめチョロチョロ、なかパッパ、赤子泣いてもフタ取るな!」

と、呪文のようにブツブツ言いながら、メスティン炊飯に向き合います。

僕は勉強して来たんです。
はじめチョロチョロは水の温度をどんどん上げていくことで、チョロチョロした小さい火ではなく、どんどん火を焚いていくんだということを!!

「はじめチョロチョロ……チ、チョロチョロ!!!」

数分後、さっきまで勢いよく燃えていた炎が、チョロチョロした小さい火に!!

ノォーーー!!

このままじゃ、いい湯加減でお米がお風呂に入っているだけになってしまう!!

オーーノォーー!!!

火が弱くなるの早過ぎ!!
燃え尽きるの早過ぎ!!!

薪を追加しようと思うも、太くて折れない!!

火が消えたらぬるま湯生米ご飯になってしまうので、もう長いまま薪をブッ刺しました。

追い込まれてぶっ刺した薪が功を奏したのか、フタのフチからようやく湯気が出てきました。

フタが浮いて来て外れると困るので、大きな石をオンします。
すると、勢いよく蒸気が吹き出してきました。

イエス!イエェーース!!

でも、薪がパンパン爆ぜる!
ネットに「火から下ろすタイミングはお米の声を聞くんだ!」と書いてあったけど、ムリ!!
とてもじゃないけどメスティンに耳を近づけられない!!

しばらくすると蒸気が落ち着いて来ました。
薪の火もだいぶ落ち着いてきて、大人しく燃えるようになりました。
これならお米の声が聞けそうです。

ここから新たな薪を投入すると焦げてしまう嫌な予感がしたので、お米の声を聞きながら火吹き棒で必死に吹いてしのぎます。

蒸気が出なくなり、少し経つと「パチパチ」とメスティンの中から音が聞こえて来たような気がしました。

薪はほぼ炭化しているので、このパチパチはお米の声に違いない!ということで、火から下ろし、ひっくり返してパンパン底を叩いた後、タオルに包んで蒸らします。

20分後くらいにフタを取り、仕上がりを確認してみると、少し柔らかめのご飯でした。
失敗とまではいかないものの、カセットコンロで炊いたものの方が美味しかったです。

やはり途中で火が弱くなったりで、調理時間が長くなってしまったことが良くなかったのかなと思います。そのせいか、メスティンは多少黒ずんだものの、変形もなく、取手のゴムも無事でした。

仕上がりの残念さから、フタを開けた直後の写真を撮り忘れてしまい……、
最後が締まらない感じの写真になってしまい、再戦を決意したのでした。

■次の再戦に向けての総括

火をしっかりコントロールするために、薪の準備は重要。長さ・太さを揃え、事前に準備。ある程度の火力を維持していけるように、くべやすい長さ・太さ、火持ちする太さにする。

今回発生した問題は、ほぼ全て薪に起因したもの。
この課題をクリアして、次回は必ず美味しいご飯を焚き火メスティン炊飯で炊いてやります!!

放浪癖さん

4歳の娘(2020年現在)に自然の厳しさを知ってもらい、生きる力を身につけて欲しいとキャンプを始めるも、親バカゆえに至れり尽くせりの甘々キャンプで、今のところ「自然の楽しさ」と「人に頼って生きる力」しか教えられていない初心者キャンパーです。

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