離島を除いて人口日本最少の村でアウトドアの魅力を探る!

2021.01.21

私が書きました!
ライター/カメラマン/編集者
藤川満
札幌の情報誌編集長を経て独立。現在は神戸と高知に拠点を設け、アウトドア・旅行・グルメ・酒などをテーマに雑誌、Web等で取材、撮影、編集を行っている。四万十川・仁淀川をはじめとするカヌーツーリング、トレッキング後のその土地の地酒が無類の楽しみ。手抜きキャンプ飯を得意とするが、なぜか「山メシの達人」としてTV出演もあり。

大川村のシンボルのひとつ、大座礼山(おおざれやま)のブナの巨木。

アウトドアフィールドとして大きなポテンシャルを秘めた小さな村・高知県大川村

四国のほぼ中央に位置し、東西南北を四国山地の山々に囲まれた高知県大川村は、人口およそ400人。離島(及び、福島第一原発事故の影響を受けた自治体)を除き、日本で最も人口が少ない村と知られている。村を維持していくことは村民にとって大きな課題ではあるが、一方でアウトドア好きの観点からすれば「人口が少ない=自然が豊か」と考えることもできる。そこで現地を訪ね、大川村のアウトドアフィールドとしての魅力を探ってみた。

四国のほぼ中央、高知県の北部に位置する大川村。村の中心部までのアクセスは、高知道大豊ICから車で40分で、時間的にはそれほど秘境ではない。

かつては鉱山で栄え、ピーク時には4000人もの人口を抱えていた大川村。しかし鉱山閉山に加え、「四国の水瓶」と言われる早明浦ダム建設による村中心部の移転などが重なり、人口減少に拍車がかかった。現在では希少な和牛・大川黒牛、地鶏・土佐はちきん地鶏などの畜産業を軸に、鉱山の産業遺産やアウトドアを取り入れた観光業にも力を入れつつある。

さて、大川村へアクセスするには自家用車、またはレンタカーは必須だ。起点となるのは高知市が最も自然な流れではある。とはいえ、四国の中央部に位置するため、県境を接する愛媛県、徳島県からも比較的足を運びやすい。村の中心部までは、高知市からは高知道経由で約1時間、愛媛県西条市からは国道194号経由で約1時間、徳島県三好市からは徳島道・高知道経由で約1時間30分だ。

大川村の東の入口となる国道194号から県道17号に入り、しばらくすると現れる奥吉野渓谷。吉野川の流れによって削られた渓谷美はフォトスポットだ。

村の中央を東西に貫くのが「四国三郎」の異名を持つ吉野川。その流れに沿って県道17号がのびる。早明浦ダムのダム湖・さめうら湖や深い渓谷を眺めながらドライブが楽しめる村のメインストリートだ。一部幅員の狭い箇所もあるが、基本的に対向車はほとんど来ないため、安全運転を心がければ特に不安を抱くことはない。ただし、携帯電話の電波が届かない場所もあるので、その点は留意しておきたい。

アウトドアの拠点となる複合施設「自然王国 白滝の里」

旧白滝小中学校跡を利用して作られた「自然王国 白滝の里」。標高約750mに位置し、夏でも過ごしやすいが、冬には積雪もある。オレンジ色の三角屋根が受付兼宿泊施設、手前の広場がキャンプ場。

村中心部から県道17号、県道6号を経て、さらに車で15分ほど走ると辿り着くのが、宿泊施設・キャンプ場・食事処などを兼ね備えた複合施設「自然王国 白滝の里」。ここは江戸時代から銅を産出する白滝鉱山として栄え、最盛期には人口2500人を有し、周辺には劇場やパチンコ店なども営業するほど賑わいを見せていた。

1972年の閉山後の人口流出に伴い、忘れ去れてかけていた白滝だが、1986年に現在の「自然王国 白滝の里」が整備され、地域振興の担い手として現在に至っている。同施設の窓口となるのが、オレンジ色の三角屋根が特徴の旧白滝小中学校の建物。懐かしさが漂う教室を利用した宿泊施設や目の前にあるキャンプ場のほか、ガイドツアーの受付などを行っている。

大川村をフィールドにしたガイドツアーなどに取り組む村のアウトドア観光のキーマン・三浦真紀さん(左)と近藤京子さん(右)。

同施設で迎えてくれたのが、大川村ふるさとむら公社職員の近藤京子さんと登山ガイドの三浦真紀さん。生まれも育ちも大川村の近藤さんは、隣町の高校を卒業後、村へ戻り役場の臨時職員の傍ら青年団として活動し、地域の賑わいづくりに尽力してきた。「自然王国 白滝の里」の開設を機に職場を移し、自治体と村民、観光客と村民を繋げることに長年取り組んでいる。

一方、三重県出身の三浦さんは大阪のアウトドアメーカー勤務後、カヌーが縁で高知県に移住。「自然王国 白滝の里」に勤務しつつ、ガイドサービス「HAPPY山歩き」を主宰し、大川村を中心に高知県内の日帰り登山のツアーを開催している。(HAPPY 山歩きURL http://blog.livedoor.jp/sikokuyama/)

二人が出会い、本格的に村のアウトドアの魅力を発信し始めたのは、およそ5年前。「大川村の里山歩き〜井野川たてなが集落〜」、「白滝鉱山跡の遺構巡り」などのツアーガイドマップを制作すると同時に、周辺の山々のガイドツアーを積極的に開催してきた。今回はまず二人がお薦めの大川村を代表する秀峰2座に足を運ぶことにしよう。

笹原に360度のパノラマ広がる「平家平(へいけだいら)」

三浦さんのガイドによる平家平ツアーに参加。登り始めて約1時間で森を抜け、見晴らしの良い笹原を進む。

「中学三年生の時の遠足で平家平に登った時は、『二度と行くもんか!』と思いましたよ」と苦笑混じりに思い出を語るのは近藤さん。それもそのはず、当時は登山口までの車道もろくに整備されていなく、住んでいる集落から山頂までの高低差約1000mを、自らの足で踏破する大人でもハードな登山。とはいえご安心を。現在では登山口まで車道が延びたおかげで、高低差は約550mとなり、初心者でも比較的登りやすい山となった。

県道17号にある平家平登山口「高薮」の案内板。ここから高薮登山口までは狭い道を車で約30分。

平家平は西日本最高峰・石鎚山(1982m)を主峰とする石鎚山系の東部に位置し、四国の岳人には人気の瓶ヶ森(かめがもり)、伊予富士、笹ヶ峰(ささがみね)よりも比較的マイナーゆえに、静かなトレッキングが楽しめる山として、通好みの存在と言えよう。

登山口から尾根沿いに出るとブナをはじめとする多種多様な樹木に包まれた混交林が続く。

高薮登山口へと続く道は直前でダートになるものの、乗用車で十分走行可能。登山口周辺の路肩に5〜6台の駐車スペースもある。登山開始からつづら折りの急登ではあるが、しばらくすると尾根沿いに出て、気持ちの良い静かな森の中を歩くことになる。

平家平山頂(1692m)より西を望む。左奥より瓶ケ森(1896m)、伊予富士(1756m)、寒風山(1763m)、冠山(1732m)、笹ヶ峰(1859m)、ちち山(1855m)、沓掛山(1691m)、黒森山(1701m)。(写真:三浦真紀さん)

登り始めてから約一時間で眺めの良い笹原に出た。背後には大川村の山々が連なり、開放感に溢れる風景が広がる。先にある山頂を目で捉えつつ、再びつづら折りを登りきるとゴールだ。山頂からは石鎚山系とその西に繋がる赤石山系のパノラマが展開する。「大人になってから、改めて整備された道を登ると『こんなに簡単に登れるんだ!』と驚きました」とは近藤さん。

登りのコースタイムは約2時間。一部急登もあるが初心者の腕試しにはちょうど良い難易度。深遠な森と開放感溢れる笹原が絶妙なコントラストを見せてくれるトレッキングだ。

ブナの巨木に思いを馳せる「大座礼山(おおざれやま)」

広い駐車スペースも確保された大座礼山登山口。さらにもう一つの登山口として愛媛県境に位置する大田尾越登山口もある。

さらに大川村を代表する山・大座礼山(1587m)にも向かった。登山口は村の中心部から、県道6号を愛媛県境に向かって進み車で約30分ほど。5月頃のシャクナゲ、山頂直下に広がるブナの巨木林で知られる山だ。

登山道途中にある吉野川の支流・大北川源流。まさに深山幽谷の雰囲気が漂う。足元に注意して進みたい。

登り始めて現れるヒノキ林を過ぎ、尾根沿いの道に出ると森の様相が変わる。広がりを感じる平地にブナの巨木が次々と姿を見せる神秘的な森。これらのブナは樹齢300〜500年。どっしりと風格漂うその様に圧倒される。

大座礼山のブナの巨木。保護のため周囲にはロープが張られているので、配慮しつつ散策しよう。

近年人気が過熱し、多くの登山客が足を運ぶようになった大座礼山のブナ林。それにより周辺が踏み荒らされることとなり、多くブナが傷み、枯れて痛ましい姿となった。それでも残された数少ないブナの巨木は、たくましく地に根を下ろしている。この森は観光振興と自然保護の両立という難しい問題を考えさせられる場所でもある。

大座礼山山頂に立つ近藤さんと三浦さん。石鎚山系の東端の山々が望める。

ブナ林から大座礼山山頂までは約40分。急登を越え、辿り着いた山頂は360度のパノラマとはならないが、東光森山(1486m)など石鎚山系東端の山々の姿が見える。ここからさらに尾根沿いに下ると、もう一つの登山口・大田尾越へ至るので、周回コースをとることも可能だ。

標高がさほど高くないので、大座礼山を楽しむには5月頃のシャクナゲシーズンか、気温の下がる秋がベストシーズン。四国随一のブナ林に触れてみて欲しい。

そのほかのトレッキングコースとして、「自然王国 白滝の里」を起点にした野地峰(のじみね・1279m)〜黒岩山(1341m)も近藤さんのお薦め。瀬戸内海を望む場所もあり、四国の山深さと意外な海の近さを感じることができるだろう。

アクティビティの可能性を広げるスポットの数々

「自然王国 白滝の里」のオートキャンプ場。写真左の一段上に同程度の面積を有するサイトがもうひとつ広がっている。大川村を楽しむベースキャンプとして利用価値は高い。右奥に見える山頂が野地峰。

吉野川でのウォーターアクティビティ

川口地区の吉野川は、流れも穏やかで川遊びに最適。旧川口小学校の体育館の横から河原へ降りることができる。

山に囲まれた村だけに、アウトドアアクティビティと言えば、トレッキングが中心になってしまうが、吉野川やその支流を利用した、沢歩きなどのウォーターアクティビティも楽しめる。特に近年力を入れはじめ、ツアーの開催を試みているのがSUP。

吉野川と言えば、徳島県の大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)エリアの激流を下るラフティングやカヌーが世界的にも有名。同エリアからさらに上流にある大川村川口地区まで来ると、静かな川面が広がるスポットとなる。そこはエメラルドグリーンの川面を通して底が見えるほどの透明度。ここなら安心してSUPや川遊びが楽しめそうだ。

「自然王国 白滝の里」では、手ぶらで参加できるSUP体験ツアーを不定期で開催している。「去年は悪天候や参加者不足で開催できなかったの〜」と頭をかく近藤さん。ならば今こそ、知られざるSUPスポットの先駆者になるチャンスかもしれない。

白滝鉱山跡を巡る産業遺産ハイク

白滝鉱山のトロッコ軌道跡を利用した散策路。トロッコが走っていただけに平坦で歩きやすい。手堀りされた岩肌が先人の苦労を偲ばせる。

「自然王国 白滝の里」のほど近くにある浴場の遺構。最盛期には鉱山で働く人たちや住民のための浴場が3軒あった。これらの産業遺産を巡るツアーも開催されている。

トレッキングや川遊びより気軽に楽しめるが、大川村のアウトドアの拠点「自然王国 白滝の里」周辺の産業遺産を巡るハイキングだ。同施設を起点としてぐるりと周辺を回れる散策路が整備され、華やかなりし頃の白滝の面影を辿ってみよう。

散策路には、鉱石を運んだトロッコの軌道跡が含まれ、その途中には火薬庫跡、看板、選別後の鉱石を積み上げたズリ山、浴場跡など、近代日本を支えた鉱山の産業遺産が点在。その筋のマニアにはたまらない約1時間のコースとなっている。ただし軌道跡から外れると一部アップダウンもあるので、最低限の山の装備はしておきたい。

満天の星空に抱かれるオートキャンプ場

「自然王国 白滝の里」のオートキャンプ場での一夜。この日は満月のため見えづらかったものの、それでも美しく瞬く星が数多く確認できた。

大川村で時間を気にせず遊び尽くすなら、日帰りではなくキャンプを加えた一泊二日の旅程をお薦めしたい。「自然王国 白滝の里」の目の前にあるオートキャンプ場は、利用料一人800円(小学生以上)とリーズナブル。ただし全面フリーサイト(約20張)で、トイレや炊事棟は共同という必要最低限の設備。

「利用者の少ない静かな穴場キャンプ場」として、あまり周知はしたくないのだが、めざとい上級キャンパー達にはすでに有名。近年の大型連休には少々混み合うことも。「混み合う」と言っても、場所が場所だけに、都会近郊の高規格オートキャンプ場と比較すれば、まだまだ余裕はありそうだ。

もちろん通常時の週末なら、ゆったり広々とスペースを確保できる。夜には、天気さえ良ければ、都会では見ることのできない、満天の星空が迎えてくれる。なお、宿泊棟のお風呂(300円)の利用や基本的なレンタル機材も揃う。

これまで紹介したトレッキングなどの各種ツアー、キャンプ場への問合せ・予約は「自然王国 白滝の里」☎0887−84−2201へ。

幻の和牛「大川黒牛」などの村グルメも侮れない

大川村中心部の東の入口に位置する「村のえき『結いの里』」。トイレ、休憩所、食堂、駐車場、フリーWIFI完備。大川黒牛をはじめとする食肉やお土産品の販売も行っている。

アクティビティ後の腹ごしらえとなると大川村では選択肢が限られる。キャンプで自炊する場合でも、村内にはJAの売店を除き、スーパーやコンビニがないため、隣町の土佐町・本山町まで足を運ぶ必要がある。必要な食材は事前に購入しておきたい。

とはいえ、アウトドアで体を動かすと腹も減る。村内で手軽に食事をしたい場合は2カ所ある食事処を利用しよう。ひとつは村の中心地にほど近い「村のえき『結いの里』<おかあさん食堂>」だ。こちらは地元のお母さんたちが手作りする村の特産品を使ったメニューが楽しめる。

手前がはちきん地鶏の鶏めしにぎり(160円)、大川黒牛の牛めしにぎり(200円)。確実に食べたい場合は4〜5日前の予約が賢明。

「おかあさん食堂」の食事メニューの提供は、基本的には土日祝日のみ。おにぎりなどのテイクアウトメニューは平日でも利用可能。アウトドアの携行食としてもお薦めしたいおにぎりは基本的には2種類。「はちきん地鶏の鶏めしにぎり」、「大川黒牛の牛めしにぎり」のいずれも「嶺北米」と呼ばれる近隣で採れたお米を使い、素朴な味わいが魅力的だ。特に大川黒牛は「幻の和牛」と呼ばれるほど希少なため、その味を気軽に楽しめるのがうれしい。

はちきん地鶏の親子丼(みそ汁付き750円)。おかあさん食堂の営業時間は土日祝日の11:00~15:00(14:30オーダーストップ)。

食事メニューで人気が「はちきん地鶏の親子丼」。はちきん地鶏のムネ肉とモモ肉の切り身をふわふわの卵でとじ、口に運ぶと優しい旨みがじわっと広がる。やわらかなムネ肉と歯応えのあるモモ肉の異なる食感も心地よい。「家庭料理の延長よ〜」と謙遜する料理担当のお母さん達ながら、ホッとするような味わいこそが、ここの最大の魅力だろう。

ほかにもうどんやカレー、季節料理などもあるので、最新情報は同施設のFacebookでチェックしよう。

村のえき『結いの里』☎0887−84−2233

「自然王国 白滝の里」から車で一分ほどにある「里の茶屋」。この建物の奥からトロッコ軌道跡の散策路が延びている。営業時間は平日11:00〜14:00、土日祝10:00〜16:0012〜3月まで冬期休業)、火曜定休。

もう一つの食事処が「自然王国 白滝の里」から少し上へと登った場所にある「里の茶屋」。こちらの自慢はなんと言っても大川黒牛を使ったメニューの数々。毎年11月に開催されるBBQイベント「謝肉祭」には、400人の村に1500人もの観光客が押し寄せるほど、多くの人を虜にする大川黒牛。なかなか口にすることができないその幻の味を、ここならいつでも味わうことができるのだ。

大川黒牛のBBQセット(ご飯付き2600円)、肉の追加は1800円。肉を引き立てる味噌仕立てのオリジナルたれ「謝肉祭」をつけて味わおう。

こちらの醍醐味は大川村の山並みを望む東屋で味わうBBQ!そのキモは大川黒牛を炭火で軽く炙り、焼きすぎないこと。柔らかでとろけるような舌触りと、じゅわっと広がる旨みが実に美味。オリジナルのタレとの相性も抜群だ。

大川黒牛肉うどん(800円)は甘辛く煮た肉と地元産のシイタケでとったダシの風味のハーモニーが楽しめる。

同店ではほかにも気軽に大川黒牛を楽しめるうどんや牛丼(900円)も提供。もう一つの特産のはちきん地鶏の親子丼やカレーなどもあり、村を代表する味を食べ比べるのも楽しいだろう。

大川村の情報をユーモラスな切り口で発信!

大川村の情報を独自の視点で紹介するWEBサイト「でぃぐ!大川村」のトップページ。

ここまで一般的な大川村のアウトドアの魅力やグルメ情報をお届けしてきたが、現地へ足を運ぶ前に、村の知識をさらに深めるための最適なホームページがある。その名も「でぃぐ!大川村」(https://okawafk.or.jp/)。観光情報はもちろん、村人たちの日常をユーモラスな切り口で紹介していて、読むほどに楽しくなる内容だ。このホームページを運営しているのが、地域おこし協力隊として茨城から移住してきた根本紗弥花さん。

「初めて大川村に来た時は外国に来たような感じでした」と移住当時を振り返る根本さん。

「移住者でも気にかけてくれて、人間関係の良さにも満足しています」と語る根本さんがこのホームページの運営を任されたのが2019年。アウトドアは得意ではないとはいうものの、現在も村内各地をきめ細やかに取材し、発信を続けている。せっかくなので、大川村で最後に紹介するアウトドアスポットとして、根本さんお気に入りの「小金滝」へ足を運んでみよう。

小金滝の直下にある小さな滝は、一瞬「これが小金滝!?」と思ってしまう。実は異なる滝ではあるのだが、近くには滝壺へ降りられる階段が整備され、水遊びが楽しめる。

こちらが小金滝。駐車場から上流に歩いてすぐの小金滝橋から滝の全容を望むことができる。

小金滝までは村中心部から車で約8分。付近にはトイレ併設の駐車場もある。駐車場からは滝を見上げることはできないが、すぐ近くにある小金滝橋から姿が確認できる。滝の高さは約100mで四国でも最大級の名瀑。白糸を垂れたような美しい姿で、秋の紅葉、夏の新緑など周囲の木々と調和した荘厳な雰囲気を醸し出している。

離島を除いて人口日本最少の村は、当初思い描いていたとおり、豊かな自然に溢れていた。そこに派手さはないものの、じっくりと自然と対峙できる、ゆるやかな時間が流れている。「自然王国 白滝の里」の近藤さんが「大川村の一番の魅力は、実は人なのです」と語ったように、少し恥ずかしがり屋ながら温かい村人達との触れ合いを求めて、また足を運びたくなる場所だ。

※新型コロナウィルスの今後の状況によっては、紹介した施設の営業時間等が変更になる可能性があります。

 

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