初めてのジョンミューア・トレイル顛末記 Vol.11 ~Mtホイットニーへ~ | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2

海外の旅

2016.01.17

初めてのジョンミューア・トレイル顛末記 Vol.11 ~Mtホイットニーへ~

その日泊まったギターレイクから、Mtホイットニーまでのルートははっきりとは見えません。
しかし、確実そして一気標高をあげていく急なのぼりがまっているのです。

朝起きると、周りには氷が張っていました。朝日を見るために深夜から歩き始めるハイカーが多く、昨晩は沢山あったテントも無くなり、私達と数組を残すだけになっていました。
あまりの寒さに、朝日を見ることは諦めていた私たちの目の前に、突如、異様な光景が目に入ってきました。
何故かハイレグのパンツを履いた男性が、しかもTシャツ姿でMtホイットニー方向から走って降りてきたのです!
私たちは目を疑いました。え?え? 
3人ともただその姿を見て何が起きているのか理解できず、ただ視線は彼に釘付けです。
そしてルートを間違えたらしく、戻っていく姿をみて、ようやくみんな大爆笑しました。

Mtホイットニーへの分岐点

Mtホイットニーへの分岐点

Mtホイットニーに向かうトレイルは、所々凍っていました。
滑らないように、そして高山病にならないようにゆっくりと歩き始めます。
やがて、Mtホイットニーとポータルとの合流地点に着くと、前日の雪が凍っていました。

トレイルに残る凍った雪

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

多くのハイカーは、ここに不要な荷物を置き、Mtホイットニーを目指します。
しかし私は、そのまま荷物を置かずにMtホイットニーへ歩き出しました。
ヒドイ寒さに体は芯から冷え切っています。さらに標高も高く、高山病にかかるハイカーも少なくありません。
やがて尾根に出ると、吹き付ける風が一層強くなってきました。

山頂に着で、レンジャー達が何やら集まっています。2日前に遭難、無事発見されたとのことでした。

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

アリゾナ州にある”ナッシング”という名の荒野のゴーストタウンで、男たちの夢の痕跡にみた

2026.02.25

珊瑚の島でワインができる!? ヨットで世界一周中の家族、ツアモツ諸島へ上陸!

2026.02.23

どんな動物に出あえるかは運次第!? 南アフリカで最古の保護区をめぐる日帰りサファリ体験

2026.02.22

西から来れば「もう砂漠」、東から来れば「まだ砂漠」——カリフォルニア州バーストウ【100周年を迎えるルート66の点と線・その8】

2026.02.21

アメリカのモアブに残る遠い昔の痕跡。荒野の岩絵「ペトログリフ」が語りかけるものとは?

2026.02.18

アリゾナ・カリフォルニア州境にある「何もない」町【100周年を迎えるルート66の点と線・その7】

2026.02.18

冬のドイツ北部、バルト海沿岸でビーチ・ウォーキング!夏の人気リゾート地のオフシーズンの味わいとは!?

2026.02.13

高地トレーニングと大自然のゲートシティ——アリゾナ州フラッグスタッフ【100周年を迎えるルート66の点と線・その6】

2026.01.24

シマ模様はみんな同じ!? 絶滅危惧種もいるシマウマの見分け方とは?

2026.01.22