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【ソロ秘湯】”涼”を求めて!夏こそ行きたい秘湯3選

2021.08.15

みなさん、こんにちは!ソロ秘湯愛好家のゆみです。

毎日暑い日が続き、体がバテ気味の方もいらっしゃるのではないでしょう? そんなこの時期こそ、ぜひ行っていただきたいのが「涼をとれる温泉」!  と言っても、ビーパルの読者の皆さんですから、単に温度がぬるいだけでは満足されないでしょう。プラスして「アドベンチャー感覚で楽しめる温泉」もご紹介しますので、要注目ですよ~♪

 

リバーウォークと入浴で、ひんやりを楽しむ!

『ウェンフラの湯』(北海道)

温泉成分丸出しの川岸! あたりに流れる湯と沢のハーモニーがスゴイ。

北海道にある『阿寒川』ってご存知でしょうか? 阿寒摩周国立公園内を流れる、とても美しい川で、魚釣りやリバーウォークツアーでも人気の場所。でも、この川、もう1つ特徴があるんです。じつはこの川、岸の至るところから温泉が湧いている…「秘湯リバー」なんです!例えば、誰が作ったのか、こんな「土管の湯」もあったりして。ちょっと窮屈ですが、土管の底からぬるめの温泉が湧いてるので、不思議な気持ち良さです。

阿寒川沿いに湧く「フレの湯」(2012年訪問)。深さは80cmで、底から温泉の気泡が「ぽろろ~ん」。

で、今回わたしが向かったのは、数ある阿寒川沿いの野湯の中でも、川遊びを兼ねて楽しめる温泉「ウェンフラの湯」です。スタートは阿寒湖滝口バスターミナル付近からちょっと川へ下ったところにある、この橋から。

道路から階段を下り、河原に出たらこの絶景です! 気分アゲアゲになる~。

20分ほど歩くと、川の中から湯気を上げながら温泉が湧いている場所が。源泉は70℃ぐらいの高温なので、川の水との温度差が激しく、浸かるにはなかなか困難ですが、その光景は神秘的で見るだけでも心躍ります。このあたりから、長靴を履いてジャブジャブと川の中を進んでいきます。

川沿いを歩いていると、地面から温泉が湧いている湯だまりをいくつも目にします。

歩き出して30分ほど経ったころ、周辺に温泉の香りが漂いはじめ… 「うおぉぉぉー!」。目の前に現れた巨大でカラフルなカボチャのような物体が出現。これこそ、わたしが探していた噴泉丘『ウェンフラの湯』。

周辺にはアブラ臭のような、鼻をつく香りが強く漂っています。

岸のてっぺんから高温の温泉が湧き、川一帯が40度C弱の生暖かい温度になっています。これはもうパラダイス♪

噴泉丘のてっぺんには、ぐつぐつと煮えたぎる温泉のお釜があります。

阿寒川では温泉の他にも、ウェーダーを装着して川の中を歩けば、美しい原生林や野生動物を楽しみながら川遊びを楽しむこともできますし、マス類など淡水魚の釣りを楽しむこともできます!  クマもいるので「ソロでは無理…」という方は、地元のガイドさんにコンタクトしてみてください。川で楽しめるアクティビティツアーを紹介してくれますし、ガイドさん付きプライベート温泉ツアーというのもありかもしれません。 「綿あめ」のような甘い香り漂うカツラの木の群生、きらきらと輝く川の水面…阿寒川流域…もう、すべてが想像を絶するほど美しく、壮大です!

『ウェンフラの湯』

● 泉質:不明

● 色・におい・味:透明、金気臭とアブラ臭

● アクセス:釧路空港から国道240号経由で「滝口」バス停まで車で約1時間。「滝口」バス停から徒歩10分先の階段を下り阿寒川へ。

<注意事項>

● 川歩きをする場合は、あらかじめウェーダーやアクアシューズなどの装備を持参しましょう。*ツアーに参加すると装備を貸りられる場合があります。

● 阿寒川流域は国立公園ですので、花や草木を採取することはできませんので注意しましょう。またゴミは必ずもち帰りましょう。

● ヒグマ出没エリアです。クマ除けグッズを必ず持参してください。

滝つぼ湯船で、ひんやり入浴

『奥鬼怒湯沢噴泉塔』(栃木県)

滝つぼ湯船サイコー!

さて、次は…栃木県日光市! ここから3時間半歩いた先に、ひんやりと涼をとれる野湯があるんです。まずは「平家平温泉登山口」から「湯沢噴泉塔歩道」と書かれた看板に沿って歩きます。

この看板から滝つぼ湯船は4.5km先。まだまだ長い道のりです。

数年前の台風で、数か所歩道が崩れていたので、自分で道を選びながら進みます。途中、5回ぐらい渡渉がありますが、いずれも膝下程度の深さなので登山パンツとアクアシューズで川にじゃぶじゃぶ入っていきます。夏のこの時期なら水温は高めだし、流れも強くないので割と簡単に渡れます。

膝下の渡渉が数回続きますが軽装で行けます。飛び石を渡る場合はストックが重宝します!

約2時間半歩くと…次第に河原から硫黄臭がし、期待に胸がワクワク。すると突然、目の前にエメラルドグリーンに輝く露天風呂が現れました。やったぁ! まずは『広河原の湯』に到着。48.8度Cと高温なので、隣の川の水を混ぜて調整すれば、快適な湯船になります。ここでしばらく小休止、入浴で体の疲れをとったら目的地に向かいます。今回のテーマはまだ先、「涼を求めて…」だからね♪

途中にある『広河原の湯』。ここでちょっと休憩タイム。

『広河原の湯』からさらに歩くこと1時間(途中渡渉を5回ぐらい繰り返し)、ちょっぴり疲労を感じたころ…もうもうと白い煙を上げる「雄大な滝つぼ」が目の前に! 目的の「 滝つぼ湯船」に到着です。

巨大な滝つぼが現れた瞬間、全身の力が抜けるような安堵感がじわじわ…。

さっそく入浴…。バナナの木のように垂れ下がる鍾乳石のようなものは温泉の成分の固まりで、そこから流れ落ちる熱々の温泉を上半身でキャッチしつつ、下半身は滝つぼに浸かって涼みます。ちなみに、滝つぼは20度Cぐらい、温泉は60度C以上の熱さ。(その差40度C笑)熱い!冷たい!でも、ひんやり気持ちいい~!

温泉成分の固まりは、なかなかの芸術品です。

滝つぼの真ん中は、水の勢いが強いので、さすがに近寄れないですが、脇の源泉付近は浅くてやや暖かく、ラッシュガードや水着で涼んだり、足湯で楽しむのもいいでしょう。ちなみに滝つぼで遊び飽きたら、高温の源泉で「温泉卵」づくりがおススメです。 卵自体に温泉の成分でしっかり塩味がついて、これが極上に美味しいんです! 湯沢噴泉塔までは、年々、道中の崩落が進んできて、さらに秘湯感が増しています。道なき道を歩いたり、渡渉も数回あるので、不安な方は地元のネイチャーガイドさんが行なっている『湯沢噴泉塔ツアー』に参加するのも手です。 

 

『奥鬼怒湯沢噴泉塔』

● 泉質:不明

● 色・におい・味:硫黄臭、塩味

● アクセス:東武鬼怒川線 鬼怒川温泉駅から県道23号線経由で平家平温泉登山口まで約1時間。平家平温泉から片道徒歩3.5時間

<注意事項>

● 湯沢噴泉塔まではバリエーションルートです。2021年7月現在、奥鬼怒遊歩道は一部で崩落があり通行止めになっています。

● 国立公園ですので、花や草木を採取することはできませんので注意しましょう。またゴミは必ず持ち帰りましょう。

 

知る人ぞ知る、ぬる湯の聖地!

『松の湯温泉 松渓館』(群馬県)

夏は頑張らずに、「ぬる湯の宿」も良し!

1番目の温泉も2番目の温泉も、温泉用語で言うと「加水率80%以上(ほぼ水!?)」なので、最後は「源泉100%で涼をとる」、とっておきの秘湯宿をご紹介します! 八ッ場ダムのすぐ近く、国道145号線を少し入った道を進むと、緑に囲まれた山小屋風のお宿が現れます。ここが『松の湯温泉』、一軒宿です。

国道から入ったら、一気にのんびりした景色と静けさに包まれます。

こちらの推しは、なんと言っても非加熱「32.5度Cの源泉風呂」(写真のL字型湯船)! この温水プールより少し低い温度が、暑い時期、最高に気持ちいいんです。ちなみに、四角の湯船は加熱された温泉が溜まっていて、肌寒くなったらこちらへ…と交互浴を楽しめます。

非加熱→加熱→非加熱と順番に。非加熱浴槽の底にある「湯口」から注がれる湯を背中に当て、泡付きを楽しむのが通!

ポコポコ湧き出るぬる湯がたまらない。

あと、浴室の扉をあけ誰もがびっくりするのは、凄まじい湯量。浴室の床は湯船からあふれた温泉で常に洪水状態! 排水溝も豪快に渦を巻いています。湯船の中はすこぶる新鮮な湯。「あぁ、もう何時間でも入っていたい…」。

毎分100リットルも湧く温泉を独り占めできるのは贅の極みです。

1人泊もでき、お風呂も時間制の貸し切りだから、「涼」を求めてソロで宿に籠るのに最適ですね。 ただし、1日2組限定で、常連さんの多いお宿なんで、夏場は予約をとるのが難しいかもしれません。運を天に任せて早めに電話してみてください♪

 

『松の湯温泉 松渓館』

 

● 住所:群馬県吾妻郡東吾妻町松谷937-3

● 電話:0279-67-3210

● 営業:通年 ※日帰り入浴不可

● 泉質:ナトリウムーカルシウム・塩化物・硫酸塩泉

● 色・におい・味:無色透明、微硫黄臭

● アクセス:JR高崎駅から国道406号経由で「松の湯温泉」まで車で約1時間半

<注意事項>

● 地域の新型コロナウイルス情報を確認の上、三密回避、マスク着用、うがい手洗いなど感染対策をしっかりと行なってください。

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