葉山を流れる川の源流をたどりながら、逗子の二子山までハイキング! | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2018.01.12

    葉山を流れる川の源流をたどりながら、逗子の二子山までハイキング!

    2017年の後半は、かなり雨に泣かされた。キャンプやハイキングの予定を入れているときに限って、当日か前日、雨が……。暖かい日が多くて過ごしやすかったから、余計にくやしい。

    さて、12月初旬のある朝のこと。カーテンを開けると、青空が広がっていた。風は冷たいが、ハイキングするのにいいんじゃない?
    そこで、いつか行こうと思って調べておいた、葉山町の森戸川源流を目指すことにした。

    車がビュンビュン通る県道311号線から、住宅街に向かって歩き出すと、急にのどかな雰囲気に変わる。黄金橋(こがねばし)が見えてきたら、森戸川の源流へと続く林道が始まるはずだ。ところが、入口にはゲートが設置されていて「関係者以外立入禁止」の看板が。この道で合っているはずだけど……!? と思っていたら、あとからやってきたハイカーが、ゲートの脇から林道に入っていった。なるほど、右のほうに人が通るためのスペースが設けられている。どうやら、林道に私有地が含まれているため、らしい。

    いよいよ林道に突入。入ってすぐのところには、自然保護団体「森戸川村」による案内板があった。このグループは、放置林になっているこの林道内の土地で、保全活動をしているそうだ。
    土地を所有する地主の好意と、貴重な自然を守ろうとする団体の熱意によって、この道を歩けるんだなあ、とありがたく思う。さあ、マナーを守ってハイキングに出発だ!

    アップダウンがほとんどなく、とても歩きやすい道につき、7歳の息子も「楽勝だね!」と言いながらガンガン進む。ぬかるんだ箇所には細長い石が置いてあって、一本橋のようになっていた。こういうアスレチック的要素があると、子どもは俄然盛り上がる。

    10分ほどで川原が見えてきた。お、長靴を履いて川に入って遊ぶ親子がいる。そうだよね、川遊びって暑い時期じゃなくたっていいよね。
    葉っぱを流して観察するのが大好きな息子は、さっそくかき集めて川に投入していた。よく澄んだ川面を流れていく葉っぱを追いかけて、途中で石に引っかかったら「あー残念。もう1回!」というのを繰り返す。

    最初は1枚ずつだったが、次第にたくさん抱えて、一気にバサッと投げ入れる豪快スタイルになった。

    川原には手作りのベンチもあった。ここで昼食をとろうと思ったら、息子が「もっと歩きたい!」という。正午を過ぎているけれど、彼のやる気を優先しようじゃないか。インドア派の彼が、体を動かしたいと話す貴重な機会を潰しちゃいけない。ということで、ふたたび歩き出す。

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