100倍速動画あり!冬に向けて大根を植えると、あの大横綱が登場! | BE-PAL

100倍速動画あり!冬に向けて大根を植えると、あの大横綱が登場!

2021.09.27

20203月から始まった100%オーガニックの鎌倉野菜を育てる『雨のちハレ、ときどき農業生活』も2度目の秋冬シーズンに入りました。夏は全国的な長雨と日照不足に見事にやられてしまった僕たちにとって、これからの季節はリベンジです。今日は根菜類の横綱的な存在(?)でもある大根の植え付け作業を動画付きでお届けします。

 冬の横綱大根の豆知識

大根はアブラナ科ダイコン属。アブラナ科の野菜には、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、カリフラワー、カブなどがあり、ルッコラ、ワサビ、クレソンもアブラナ科野菜です。

ダイコン属には、欧米で作られている赤や紅紫色をしたラディッシュ(二十日大根)や日本の大根があり、形も長いもの、丸いもの、先太り、中太り、細いものなどさまざま。守口大根のように長さが1メートル近くあるものや、桜島大根のように十数キロになるものもあります。

ビタミンC、カリウム、ジアスターゼなど栄養的にも優れた野菜として幅広い料理に使われていて、個人的に“冬の横綱”と呼んでいます。でも、春どり用、暑さに強い夏どり用、秋から冬にかけて収穫できる秋どり用などと品種は多様にあり、今回は、秋どり用を植えました。

敵は虫です。アブラナ科と言われる通り、アブラムシが天敵。特にダイコンアブラムシとニセダイコンアブラムシはアブラナ科野菜のみを加害する難敵だとか。彼らに好き放題されるとウィルス病や組織が軟化して腐り、悪臭を放つ軟腐病を引き起こすそうです。悪臭は嫌です……。

雑草を取り除き、土を耕す

農機具界の革命児こと「こまめ」で何往復もします。夏の長雨で生え放題となった雑草を取り除き、天日干ししていた草をどかしてから、15mほどのエリアの土を耕すことから始めます。台風など雨が多かった9月。競馬でいう重馬場と化したこともあって、いつも以上に粘り気のある土でした。

畝を作って、黒マルチを張る

畑で作物を作るために直線状に土を盛り上げた所のことを「畝(うね)」と呼びます。こまめの力で左右に土をかき出し、土を盛り上げた小さな山を作ります。が、マルチの幅を見誤っていることを農業主に指摘され、やり直すをする羽目に。

畝を作ったら、その小さな山を黒いシートで覆います。

これをマルチングと呼びます。略して「マルチ」。マルチングをすることで、土壌の乾燥や侵食を防止したり、雑草を生えにくくさせるなどの効果がありますが、天敵アブラムシによる病気の伝染を防ぐ効果を最も期待します。

僕たちが使うマルチは、微⽣物の働きにより最終的に⽔と⼆酸化炭素に分解​し、環境に優しい分解性プラスチック性の黒マルチを使用します。環境負荷を低減させるイマドキな性質ですけど、通常のプラスチックよりも値段が3倍近く高いです…。

畝作りや黒マルチの詳細はこちらへ(https://www.bepal.net/natural_life/farming/168828

大根の種って青いんだ!

 

黒マルチを張ったらいよいよ種まきです。今回、僕たちが使用した大根の種は「冬自慢」。ビール瓶くらいの大きさの穴に数cmほどのくぼみをつけて、3つくらいを撒いて、軽く土を被せます。

ネットで調べると、土を耕すときに化成肥料などを全面に散布して混ぜ合わせるらしいんですけど、必ずよく腐熟した堆肥を使うべし!とのこと。未熟な堆肥を使うと根が二股や三ツ股に分かれる岐根や奇形根を引き起こすようですが、化成肥料を取り入れなかったトウモロコシの時のように、また失敗するんじゃないかと不安が募ります(汗)。

でも驚いたのが、大根の種の色です。去年も大根を栽培しましたけど、植え付けの時は別の作業をしていたため、初めてその種を見たわけですが、青! しかも、自然の色というより、人工的なコーティングに見えます。調べてみると、病害から守ったり、畑に病害を持ち込まないようにするため、人身に影響のないことが実証された安全な種子消毒処理を行なっているそうです。

死してもなお、活躍する大横綱!

余談にはなりますが、この日最も驚いたのが、僕たちが買った大根の種のキャンペーンキャラクターです。まさかの、千代の富士!

めっちゃインパクトある(株)サカタのタネのチラシ。

販売元である()サカタのタネは今年の8月から 『いつでも勝つ! ダイコンキャンペーン』として昭和の大横綱・千代の富士をイメージキャラクターに起用。プレスリリースを見ると、「力強い取り組みで、引退まで通算1045勝という記録を誇る千代の富士のイメージと、『冬自慢』『強力大根(秋相撲)』の『大地(畑)にがっしりと根を張り力強く成長する』『天候不順など、どんな状況でも勝ち続ける(収穫できる)』特徴とを重ね合わせた」とか。

しかも、このコラボは2019年にから続く3回目の実施!

2016年に61歳という若さで亡くなった千代の富士こと秋元貢さん。幕内最高優勝31回、通算1045勝という輝かしい成績を残した「ウルフ」が、僕たちの畑にやってきた感慨にふけながら、腐らせるわけにはいかない!と決意を新たにしたのでした。

キャンペーンページ:https://www.sakataseed.co.jp/special/ebukurocp2021a/
(早速応募したのは、オリジナルエコバッグ。当たったら披露するつもりです)

私が書きました!
フリーライター
山田 洋
2020年3月から、「ときどき農業生活」を始める。きっかけは「耕作放棄地を農地に再生したい!」と、1200平米ほどの農地を借りた友人のお手伝いから。リモートワークと並行しながら、100%オーガニックの鎌倉野菜を育てるために朝農業を続けている。
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