冬野菜のベランダ栽培。芽キャベツと茎ブロッコリーのメンテナンス方法とは

2020.10.16

私が書きました!
未来農場CropFarm代表
宮原 悠
家族が楽しめる体験農園のプロデュースを生業とし、かたわら発酵クリエイターとして味噌作りなどの食農イベントも多数開催。自然力の鍛錬をモットーとし、農業を主軸に狩猟、釣りなどオールラウンドに自然を楽しむ。https://www.facebook.com/cropfarm.jp/

あれだけ暑かった夏が思い出せないぐらい、急に肌寒い季節になりました。

そんな中でも冬野菜たちは着々と育っています。成長速度は夏野菜ほど早くないので、育て方をひとつ間違えるだけで、まったく収穫できない、なんてことも。今回は、そんな冬野菜のメンテナンスをご紹介します。

プランターに支柱を立てよう

葉がネットに触れると、虫に卵を産まれることがあるので注意しましょう。

前回の記事で紹介した植え付け時では、補助支柱と防虫ネットをかけました。

気づけば葉が所狭しと伸び、ネットに当たっています。このままでは成長の邪魔になり、さらにはネット越しに害虫が卵を生む可能性も考えられます。そこでしっかり葉を広げて育つように、行灯(あんどん)型の支柱を刺してあげます。

支柱の長さを調整して、プランターに刺します

行灯型支柱はお近くの種苗店やホームセンターで手に入ります。長すぎると風で倒れやすくなるので、地上部を60㎝ほど確保したら、適当に切り詰めます。

支柱とそれを繋ぐリングの位置を調整したら、再びネットをかけ、プランターにしっかり紐で縛り付けたら完成です。

水やりと追肥をしよう

水やりしやすいようにネットに切れ込みを入れ、クリップで留めています。

茎ブロッコリーも芽キャベツも、アブラナ科の野菜で、生育条件は似ています。夏野菜を育てたイメージで、たっぷりと水やりをしたくなりますが、気温の下がる秋口はやり過ぎに注意しましょう。土の表面が乾いてからあげる程度で十分です。

あまり水をやりすぎると根の成長が悪くなりますので注意しましょう。

肥料は必ず野菜用のものを使いましょう。

次に追肥です。肥料には固形の置き肥と、水やり時に混ぜる液肥があります。

どちらでも問題はありませんが、初心者の方にはコントロールしやすい液肥がおすすめ。肥料の説明に従って2週に1回程度、水やり時に規定量を混ぜて散水しましょう。野菜用のもので、窒素、リン酸、カリが1:1:1から大きく外れないものが良いでしょう。

茎ブロッコリーも芽キャベツも、植物の成長点=芽を収穫する野菜で、それゆえに多くの栄養分を必要とします。一度肥料切れを起こすと、回復せず芽が伸びない場合がありますので、見た目に変化はなくても、肥料は欠かさずやるのがオススメです。

秋冬は日当たりと気温を心配しよう

日当たりは時間帯によっても違いますので、じっくり観察しましょう。

これでしばらくは見守るだけになりますが、秋冬野菜で心配になるのが気温と日当たり。気温は冬に向けどんどん下り、成長速度も落ちていきます。野菜は負けじと日光の力でエネルギーを産生していますが、ほんの少しの条件の違いで成長速度が変わってきます。

ベランダ栽培だと、夏は日が当たる場所でも冬は当たらない、ということもあるでしょう。日当たりに注意しながら、必要に応じて少しでも良い場所に移動させるのも、きちんと育てるコツです。

皆さんのおうちの環境に合わせて、自分なりの工夫で野菜づくりを楽しんでみてください。

花の数は落ちてきましたが、まだ収穫が続いています。

余談ですが、我が家では、まだ夏の万願寺とうがらしをそのまま育てています。

もう少し収穫は続けられそうですが、寒さのせいか時折辛い実が混ざるようになり、毎回ロシアンルーレットのようにドキドキしながら食べています。そろそろ片付けて冬野菜にバトンタッチかな?

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