三次燃焼する薪ストーブ「俺のかまど」が凄すぎた!

2019.12.09

「とにかく一年中キャンプがしたい!」という人にとって、冬の時期のキャンプ(冬キャン)は人が少なくて快適そのもの。ただひとつ、寒さだけを除けば。

そんな冬キャン愛好者のほとんどが、寒さ対策を万全にしています。人気の持ち運び用薪ストーブもそのひとつ。薪をくべて暖を取る。さらに煮炊きもできる。まさに冬キャンにおける万能ギアです。

ひとえに薪ストーブと言えども、大きさ・形状などさまざま。屋内用は大型かつ据え置きタイプのものがほとんどですが、アウトドア用途のものはコンパクトに収納できて持ち運びしやすいように設計されています。ここで紹介するモキ製作所の「俺のかまど」も、そんなアウトドアユース向けに作られた薪ストーブです。

薪が完全に燃えるから、白い煙が出ない!

長野県千曲市に本社工場・ショールーム等を構える株式会社モキ製作所は、1908年(明治41年)創業の老舗メーカーです。元々は「茂木鍛冶屋」としてスタートした同社は、4代目である現代表の茂木国豊氏が「無煙薪ストーブ」を発明。無煙薪ストーブは同社が開発した特許技術「茂木プレート」による800℃高温燃焼で、高度な“三次燃焼現象”を生み出します。

その結果、ほぼ完全燃焼となった熱源は、白い煙(可燃性ガス)を出すことなく、熱量として放出することができます。ゆえに“無煙”となるわけです。※日本・ドイツ・アメリカ・中国で特許取得済みとのこと。

近年流行の二次燃焼系焚き火台の一歩先を行くこの仕組み。少ない薪で高い燃焼効果を生み出す構造は、コスト面からみても秀逸です。

組み立て式で、収納時にはコンパクトになる俺のかまど。製品名に“かまど”とついていることだけあって、ごはんが炊ける羽釜(一合炊き)がセットで付いてきます。高温で一気に炊き上げる炊飯方法は、ごはんがなによりのごちそうになるはず。もちろん、羽釜を使わずに使用することもできます。

羽釜をセットした状態。上部に空いた穴にぴったりセットできる。

羽釜を使用しないときは、付属の蓋を利用する。ここで空気量を調節することも可能。

体験して分かった三次燃焼の凄さ

実際に利用してみると、俺のかまどの性能の良さがよく分かります。前面から投入した薪は、あっという間に燃え始めて、俺のかまど全体から熱を放ちます。そして煙突からは白い煙が出ることなく、熱のゆらめきが。実際の撮影日は時おり小雨も振る初冬でしたが、俺のかまどのまわりだけまるで夏のような暑さ…という状態に。焚き火や灯油ストーブよりも、遥かに高い暖房効果が得られます。

使い続けるうちに自分色に染まる

今回使用した俺のかまどは、黒の耐熱塗料を施したもの。鋼板でつくられた俺のかまどは、火を入れることで独特の使用感(焼き加減)が生まれます。そのまま使い続けるも良し、今回のように耐熱塗料を塗っても良し。楽しみ方はそれぞれです。

小さくてもパワフル。キャンプ場に持っていける薪ストーブを探している人は、暖かさにプラスしてごはんも炊ける俺のかまどを選んでみては。

SPEC:

寸法:W19 × D32.8 × H26.7 cm
重量:6.6 kg
付属品:羽釜セット・煙突・スパナ
煙突:100φ× 50 cm

俺のかまど – モキ製作所 :
https://www.moki-ss.co.jp/product/mk6k

薪ストーブの使用に際して

薪ストーブをテントやシェルター内に入れると、一酸化炭素中毒になる場合があります。また、火事になる可能性もあり、非常に危険なので、本記事ではテントやシェルター、タープなどの下では使用していません。また、推奨するものではありません。薪ストーブ、灯油ストーブなどの使用は、メーカーが定める正しい利用方法に沿ってご利用ください。

※構成、文、写真/早坂英之

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