オピネルのノマドクッキングキットが便利!メンテナンスも解説! | 刃物・マルチツール 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.09.20

    オピネルのノマドクッキングキットが便利!メンテナンスも解説!

    私が書きました!
    フリーライター
    happeaceflower
    北海道在住。キャンプや釣りなどの、アウトドアに関する記事を中心に執筆しているフリーライター。趣味のキャンプや釣りの他に、車中泊をしながら、道の駅のスタンプラリーも制覇。オールシーズン外遊びを楽しむアウトドア女子。

    アウトドアナイフで人気の「オピネル」。特に、調理ナイフとして、不動の人気ですよね。

    私は、タイミングが合わなかったこともあり、オピネルのナイフを持っていませんでした・・・。しかしこの度、やっと購入することができ、使ってみると素晴らしく、人気の理由がわかりました。

    今回は、私が一目惚れして即購入した、オピネルの「ノマドクッキングキット」をご紹介していきたいと思います。

    開封!

    一目惚れしたノマドクッキングキット。

    パッケージからして、オシャレですよね。

    箱から取り出すと・・・。

    ナイフ3本、カッティングボード、キッチンタオルの5点セット。

    広げてみるとこんな感じ。

    <セット内容>
    • ブレッドナイフNo.12・・・パンや硬い食材も切れるナイフ
    • コークスクリューNo.10・・・食材や小枝も切れるマルチナイフ
    • ピーラーNo.6・・・果物や野菜の皮むき
    • カッティングボード・・・ブナ材
    • キッチンタオル・・・マイクロファイバー

    ナイフは3本とも、ハンドルがブナ材、刃の部分はステンレススチールです。

    No.は刃の長さを表しています。

    つまり、12cm、10cm、6cmのナイフということです。

    オピネルナイフの刃は2種類

    ノマドクッキングキットに入っていたナイフは、ステンレススチール製。

    オピネルのナイフは、ステンレススチール製の他に、ハイカーボンスチール製があります。

    • ステンレススチール製・・・錆に強く扱いやすい。切れ味はハイカーボンスチールに比べてやや劣る。定期的に研ぐ必要がある。
    • ハイカーボンスチール製・・・切れ味が鋭い。ハイカーボンスチール(炭素鋼)の特性から、錆びやすいので手入れが必要。

    どちらもメリット・デメリットがありますが、ナイフ初心者には錆びにくいステンレススチール製がおすすめ。

    食材を切ってみた

    食材を色々切ってみましたので、ナイフ別にご紹介します。

    ブレッドナイフNo.12

    バゲット。

    切り口がつぶれたり、ボサボサになりがちなバゲットも、さくっと切れて切り口がきれいですね。

    キャベツ。

    大きい野菜もラクラク切ることができます。

    カッティングボードからあふれても平気。

    カッティングボードからあふれたキャベツは、キッチンタオルに包んでお皿に移すとラクです。

    コークスクリューNo.10

    切りづらいミニトマトもサクッと切れる。

    つぶれて中身が飛び出すこともなく、切り口がきれいです。

    カマンベールチーズも切りやすい!

    カマンベールチーズは、つぶれてぐちゃぐちゃになりがちですが、きれいに切ることができます。

    ワインオープナー付き。

    キャンプでワインを飲むことが多い方には、嬉しいポイント。

    問題なくコルクが外れます。

    さすが、ワイン王国フランスのナイフですね。

    ピーラーNo.6

    人参の皮むきもラクラク。

    子供でもラクにむけそうなぐらい優秀なピーラー。

    じゃがいもの芽は、ナイフの先を使って取る。

    とても便利で、キャンプや普段の調理でも活躍しそうです。

    注意点

    上:ロック解除、下:ロック状態。

    オピネルのナイフは、刃の開閉時にロックを解除します。刃を開閉した後は、必ずロックするということを忘れないでください。(持ち運ぶ時や、使用している時に刃が飛び出す可能性があります)

    メンテナンス方法

    それでは、メンテナンス方法をご紹介していきます。

    ナイフメンテナンスの注意点

    刃の開閉がキツい場合がある。

    個体差があるようですが、写真の赤丸の部分が、最初は馴染んでいないのでキツい場合があります。そして、使用してるうちに木の部分が水で膨張してキツくなることも。

    分解して刃を外し、赤丸の部分をやすりで削って広げる、という方法もあるみたいなのですが・・・。分解して、万が一部品を破損してしまうと、メーカー保証の対象外になってしまいます。(刃を止めるピンなどのパーツは購入不可です)個人で改造等した場合は、オピネル社での修理や保証は一切受けられなくなりますので、注意してくださいね。

    開閉がキツい場合は「サヴォワ打ち」

    テーブルなど硬い面に、オピネルの角を軽く打ち付けます。

    刃が出しづらい時は、この方法がおすすめ。

    刃が出てきます。

    この方法は、「サヴォワ打ち」といって、オピネルの公式HPで推奨されています。

    刃のメンテナンス

    耐水ペーパー、ピカール(液状金属みがき)、木工用みつろうクリーム、綿棒(赤ちゃん用の細い物)、ウエス(ピカール用、みつろう用)

    まず、刃を磨きます。(最初から切れ味は良いのですが、より一層切れ味をよくする為)

    耐水ペーパーに水をつけながら磨きます。

    粗めの♯240から磨いていき、♯400、♯600、♯800のような順番で仕上げていきます。

    ピカールで更に磨いていく。

    使用後もこのようなメンテナンスを定期的に行なうと、良い切れ味を保てます。

    ハンドルのメンテナンス

    みつろうでハンドル部分をメンテナンス。

    防水効果と艶出しの為、みつろうを塗ります。乾かしてから、何回か重ねて塗ると更に効果的です。

    細い綿棒を使うのがポイント。

    細い綿棒を使って、隙間の奥もみつろうを塗ります。みつろうの防水効果により、水分で膨張して刃が開閉しづらくなるのを防ぎます。

    カッティングボードのメンテナンス

    やすりと、木工用みつろうクリームでメンテナンスします。

    カッティングボードの表面のザラザラを、やすりで滑らかにします。その後に、みつろうを塗ります。乾燥して何回かに分けて塗っていくのがポイント。

    みつろうの撥水効果で、木に水分が染み込んで雑菌が繁殖するのを防ぎます。

    しっかり水をはじいています。

    カッティングボードも定期的にメンテナンスしてください。

    キッチンタオルのメンテナンス

    マイクロファイバーなので、手洗いでも汚れが落ちやすく、乾きやすいです。

    定期的なメンテナンスで、ナイフもカッティングボードもキッチンタオルも長持ちします。

    収納方法

    収納方法を図解した紙が入ってます。

    図解のように収納すると・・・。

    コンパクトに収納できます。

    コンパクトにまとまって、開いてすぐに調理できて便利。

    料理が楽しくなるクッキングキット

    3本のナイフは、それぞれとても使いやすく、切れ味も抜群でした。キャンプはもちろん、家でも使いたくなるナイフ達。カッティングボードも使いやすい大きさでした。刃を磨いたり、ハンドルやカッティングボードを保護したり、などのメンテナンスも楽しく、使うたびに愛着がわいてきます。

    料理が楽しくなる「ノマドクッキングキット」

    とてもおすすめです!

    オピネル ノマドクッキングキット

    【ブレッドナイフNo.12】
    使用時サイズ:幅3,5×厚み2,5×長さ28cm(収納時15.8cm)、刃渡り:12cm、重量:112g
    【コークスクリューNo.10】
    使用時サイズ:幅3,3×厚み2,2×長さ23cm(収納時12.8cm)、刃渡り:10cm、重量:75g
    【ピーラーNo.6】
    使用時サイズ:幅2,5×厚み1,7×長さ15.5cm(収納時9cm)、刃渡り:6cm、重量:22g
    【カッティングボード】
    サイズ:幅20×奥行き12×厚み1cm、重量:205g
    【キッチンタオル】
    サイズ:41×41cm、重量:48g
    総重量:461g
    価格:9,500円(税別)

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