YouTuber『さばいどる かほなん』が自腹で買って試したウッドストーブ4選 | 焚き火・火おこし道具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.11.29

    YouTuber『さばいどる かほなん』が自腹で買って試したウッドストーブ4選

    私が試しました!
    さばいどる
    かほなん
    サバイバルするアイドルで「さばいどる」。キャンプ、釣り、登山などのアウトドアが好きな女の子。普段は東海地方のライブハウスなどでアイドル(さばいどる)として活動。夢は、無人島を買って暮らすこと。そのためのスキルを身に着けるため修行中。YouTube「さばいどるチャンネル」では、アウトドア道具の使い方や自腹で買った商品のテスト、登山、キャンプレポなどを楽しく紹介している。2020年7月に初の著書『お金をかけない! 山登り&ソロキャンプ攻略本』(KADOKAWA刊)を発売! http://survidol.com/

    YouTube用のカメラをセットして、“ウッドストーブくらべ”を開始するかほなん。

    焚火より気軽に火をおこせる“ウッドストーブ”

    アウトドア系人気YouTuber『さばいどる かほなん』。今やそのチャンネル登録数は31万9000を超える。かほなんが自身で撮影・編集して公開している『さばいどるチャンネル』でも、アウトドアグッズの比較レポートは、「道具を買うときに参考になる」と、高い評価を受けている。今回は、自腹で買ったウッドストーブ4モデルをキャンプ場に持ち込み、その使い勝手をテストした。

    「ウッドストーブとは、小枝や薪を燃やして、料理を作ったり、暖を取るための道具です。ガソリンやガスなどの燃料を使わず、落ちている枝でも火を起こせるので、ひとつあると便利です。今回は、私が持っている4種類のウッドストーブの特徴を比較してみました」

    かほなんが用意したウッドストーブは、以下の4種類。

    今回、使い比べたウッドストーブ4選

    (1)ユニフレーム/ネイチャーストーブラージ 8,500円
    (2)ビジョンピークス/コンパクトウッドストーブ 2,490円
    (3)バイオライト/キャンプストーブ2 18,590円
    (4)ロゴス/チャコグリルストーブ 11,550円 ※生産終了。購入時参考価格
    (価格は、すべて税込)

    かほなんが所有する4種類のウッドストーブを比較した。大きさも形も様々だ。

    薄く折りたためるから持ち運びが楽!

    「ウッドストーブは、本来、木の枝を燃やして楽しめるんですが、今回は、同一条件にしたかったので、薪を小さくして燃焼テストしてみました。では(1)ユニフレームから。これは、この4モデルの中では、圧倒的にコンパクトにたためるのが特徴です。ボトムの脚をセットして、その上に組み立てた本体と五徳を置けばセット完了。簡単です。底の部分がメッシュになっているので、煙突効果でよく燃えますね。五徳もしっかりしているから、鍋などを置いて調理するにも良いですよ」

    ユニフレームは、折りたたんで重ねることで、薄くてコンパクトになるのが特徴。

    組み立ても簡単。

    五徳が大きくて使いやすい。風がよく回るので、火の勢いも強い。

    コスパ最高!アンダー3000円の実力は?

    「次は、(2)ビジョンピークスえす。高さ10cm x径約14cmと、これもなかなかコンパクトになりますね。全体が5つのパーツでできていて、それを組み立てて使います。組み立ても簡単ですね。底の部分にたくさんの穴が開いていて、空気の流れが良いから火力も強いです。火がよく燃える分だけ、薪は、ほかのものよりたくさん使いそうかな。(2)ビジョンピークスは、ヒマラヤスポーツのオリジナルブランドです。この性能でこの値段。トキメキます!」

    5ピースに分割されたパーツを組み立てて使用する。

    「すごい火力です~!」と強力な火力に満足。

    バッテリー搭載。おこした火でスマホの充電もできる

    「(3)バイオライトは、このなかでは値段が一番高いんですが、木を燃やすことで発電し、内蔵のバッテリーに充電できる機能があるんです。その電力で内蔵されたファンを回して火力の調整をしたり、付属のライトを点灯したり。なかでも便利なのは、USBポートから出力できるので、スマホなどの充電ができること。火を燃やしているだけで、どんどん充電されるから、電源が取れない場所で連泊する時には便利です。五徳も安定感があるから料理も快適ですね」

    バイオライトのレビューは、『さばいどるチャンネル』でもご覧いただけます。
    https://youtu.be/ZICG7mi1wpk

    手前のオレンジ色の部分に、バッテリー、ファン、発電機を内蔵している。

    火力、ファンの強さ、充電状況をLEDランプで確認できる。ファンの強さは、スイッチ操作で4段階に調整できる。

    付属するライトは、100ルーメンの明るさ。USBポートに差し込んで使う。このポートにスマホのコードを接続すれば、充電もできる。防災用にも良い。

    寒い冬に暖も取れるし、料理も得意

    「(4)ロゴスは、冬になると出番が多くなるウッドストーブです。サイズが大きいので、クルマで運ぶのが前提かな。燃焼部分の外側がメッシュで囲まれているので、周りにも熱が良く伝わります。これが、冬にはストーブとして重宝するんです。上の部分は、五徳ではなくメッシュなので、直接、食材を載せて焼くこともできます。じつはこれ、生産終了しちゃったんです。残念~」

    チャコグリルストーブのレビューは、『さばいどるチャンネル』でもご覧いただけます。
    https://youtu.be/8bMQ21sxNT0

    上の蓋を開いて使うため、風よけにもなる。

    本体がメッシュパネルでできているため、暖を取るストーブとしても使える。

    かほなんが比べた4種類の総評は? 

    サイズも価格も様々な4種類のウッドストーブ。焚火よりも火の調整が簡単で、少ない燃料でも気軽に料理ができるそうだ。焚火台のサブとして使ったり、冬は暖を取ったり、1台あると便利そう。では、4種類を比べた、かほなんの総評はいかに?

    「今回は、『持ち運びやすさ』『値段』『暖かさ』『燃費』の4項目で比較しました。1位は、なんとビジョンピークス、2位がユニフレーム、3位がバイオライト、そして、4位がロゴスでした。各項目のポイントは、表を見てください。あくまでも個人の感想ですが、買うときに参考にしていただけたらうれしいです。今回あらためて使ってみましたが、ウッドストーブはおもしろい。一人で、ちまちま枝を入れて火のお世話をする感じが楽しいです。ぜひ、皆さんも、この冬、試してくださいね」

    ガスやガソリンを使うコンパクトストーブとは一線を画し、生の火をコントロールする楽しさがあるウッドストーブ。用途に合わせて使い分けるのもおもしろそうだ。

    4種類のウッドストーブを比較したかほなん。最新情報は『さばいどるチャンネル』でチェックしよう。

    取材協力/青川峡キャンピングパーク https://www.aogawa.jp/
    構成/山本修二

    ↓↓↓当日の様子を収録した動画が「さばいどるチャンネル」で公開されました! ぜひ、ご覧ください。

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