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材料は100均の小物だけ。人気YouTuber”winpy-jijii”さんが『CHUMSブービーバード焚き火台SOLO』の薪受けを作った

2021.10.23

早々に完売となった本誌2021年7月号。同号の特別付録の焚き火台に取り付ける「薪受け」の作り方をwinpy-jijiiさんが紹介してくれた。

もっと使いやすく、しかもかっこよく。winpy-jijiiさんの小細工ワザがさえる

BE-PAL創刊40周年記念号、2021年7月号の特別付録『CHUMSブービーバード焚き火台SOLO』は手に入りましたか?今回は、この焚き火台をさらに使いやすくする小細工を、本誌開封動画でもお馴染みの人気YouTuber「winpy-jijii」さんが教えてくれた。

そのまま使っても便利なこの焚き火台。winpy-jijiiさんは、100均で売っている商品を2個使って、さらに使いやすくなる薪受けを作った。

winpy-jijiiさんが作った薪受け(左)とロストル(右)。

「この焚き火台は、以前の付録よりサイズが少し大きくなっていて、上部に載せる五徳まで付いたんで、だいぶ使いやすくなってます。そのままでもええんですが、これに薪受けがあったら、もう少し大きな枝も入れられて、もっと便利になるんちゃうかな。そう考えたんですわ。そんで100均を巡って、いろいろと使えそうなものを探してみました」

洗面所で使う小物が薪受けに

winpy-jijiiさんが、最初に見つけたのは、セリアで売っている「ステンレスワイヤーシェルフ」だった。これは、洗面所や浴室のタオルバーに載せて使う小さなシェルフ(棚)だ。幅は約9cm。これが焚き火台より少し大きく、外側に付けるには絶妙のサイズ感だったという。

「最初は、シェルフのU字部分をカットして、針金を1本シェルフに通して吊り下げるタイプの小細工をしました。その動画をアップしたところ、だいぶ反響があり『ああしたらええ』『こうしたらもっと便利になる』というアドバイスをいただきました。そこで、もういっぺん一から考え直して作ったんが、今回紹介する薪受けですわ。最初に作った薪受けを無駄にせず、加工して作りなおしました」

最初に作った薪受け。100均で買ったステンレスワイヤーシェルフをほんの少し加工して吊るすタイプだった。(画像提供:winpy-jijiiのアウトドアチャンネル)

最初に作った薪受けをリメイクして、さらに使いやすく

winpy-jijiiさんは、シェルフの形状をいろいろな角度から見直し、新たなる薪受けのアイデアを思い付いた。

「この焚き火台は、左右の側面にCHUMSのロゴが抜いてありますねん。右側の『C』の文字と左側の『S』の文字の下のカーブの形状が、ほとんど同じであることに気づきました。ここに左右からシェルフのワイヤーを入れて留めればいい感じになるんちゃうかなってね」

向かって左側面の「S」の字、右側面の「C」の字に開けられた穴の中にワイヤーの先を入れてセットする仕掛け。

早速、winpy-jijiiさんは、ワイヤーカッターでシェルフの4か所をカット。カットした部分をバーナーで熱し、ステンレスを柔らかくして、それぞれ90度、内側に向けて曲げていった。

ワイヤーシェルフの4か所をカット。さらに熱して、ワイヤーの先端を内側に曲げる。先端の長さや上下の開き具合を調整すればできあがり。

「ステンレスは、そのままでは硬くて手では曲がりませんが、熱することで柔らかくなり、曲げやすくなります。熱してすぐに曲げようとするとヤケドをしますので、必ず冷ましてからやってください」

あらかじめ長めに切っておいたシェルフ上部のワイヤーを手で曲げたら、焚き火台にセットできる長さにカット。続いて、下側のワイヤーの角度を調整して薪受けの上部が水平になるように微調整。下側のワイヤーを内側に曲げて、焚き火台の前面にフィットするよう調整した。

ポテトをつぶす「マッシャー」でロストルを作る

「薪受けだけでもよかったんですが、どうせならとロストルも作ることにしました。この焚き火台には、火床の高さを変えるためのスリットが上下に2か所あります。付属の火床を低い位置にセットすると、上のスロットが余ります。そこに丁度ええプレートを入れればロストルになりますねん」

「誰でも買える材料で作らなければおもしろくない」と考え、winpy-jijiiさんは、またまた100均に繰り出した。

マッシャーの柄の部分を切り落とし、切断面を丁寧に仕上げれば完成。

マッシャーはダイソーで購入

「ダイソーで、マッシュポテトを作るときに使うマッシャーを見つけました。これもステンレス製で、いい感じの穴が開いていて、サイズ感も悪くない。家に帰って焚き火台に当ててみると、いい感じでした。早速、ポテトをつぶす穴の開いたプレートだけを残してカットして、焚き火台に入れてみたらシンデレラフィットだったんですわ」

マッシャーは、金ノコやディスクグラインダーなどでカットできる。切った部分をヤスリなどで仕上げて、手を切らないように加工すればできあがりだ。

火床を入れるスリットの上の段にセットして使う。見事なまでのフィット感だ。

「これ、見た目もええ感じでしょ。ちょっと長い薪を入れて、先が燃えたら、薪を押して奥に入れてやる。五徳を使うときには、上から薪を入れるよりこっちのほうが、火力が安定してええんですわ。この焚き火台を持っている読者の皆さんも、ぜひやってみてくださいね」

小細工したロストルと薪受けをセットして枝を入れる。

上から見るとこんな感じ。枝の先端が燃えたら、残りの部分を押しこんでやれば安定した火力を保てる。

折りたたんだ状態。薪受けの部分の厚みは出るが、それでも十分コンパクトになる。

わずか220円の材料で、利便性と見た目の魅力をアップさせてしまうwinpy-jijiiさんの小細工。発想力と確かな技術には脱帽だ。

小細工した焚き火台を紹介してくれたwinpy-jijiiさん。

winpy-jijiiさんのYouTubeで作業工程をチェック!

細かい作業工程は、YouTube『winpy-jijiiのアウトドアチャンネル』で丁寧に説明されているので、ぜひチェックして欲しい。

構成/山本修二

 

私が小細工しました!
YouTuber
winpy-jijii
1950年大阪生まれ。定年退職後に奥様と出かけたアウトドアや旅の思い出を残そうとYouTubeに動画を投稿。やがてアウトドアで役立つ情報などを公開するうちに、「ニベア缶の磨き方」というテーマの動画がブレーク。一躍人気YouTuberに。チャンネル登録数22万2000以上。現在も週に1本のペースで、キャンプ、料理、愛車の改造、100均グッズのアイデアなどをテーマにした動画を公開している。著書『Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル』(玄光社)。YouTube『winpy-jijii』
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