フランスで見つけた「なんちゃってキャビア」茄子のディップ

2019.09.23

季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「茄子のなんちゃってキャビア」

海外旅行に行くときは、普通のホテルではなく、キッチン付きのホテルやアパートを借りることがほとんど。地元の人たちが行くスーパーやパン屋へ行き、買ってきたもので食事を用意するのが一番の楽しみといってもいいくらい! ついつい買いすぎてしまうので、滞在中に食べきれる量を見極めるのがとても難しいのですが…。

なんとなく、毎食優雅な食事をしているんじゃないかな~、というイメージだったフランス。ところが、民泊を利用してお子さんのいる家庭に訪れた際に驚いたのが、ほんの数分で食事の用意をしていたこと。時間にしたら、たった2、3分。びっくりです。その秘密は……、冷凍食品をとても上手に使っていました。

共働きが一般的なフランス人は、時間の使い方が上手なようです。普段の生活では、冷凍食品やデリを使い時間を節約。時間のある週末や、家族の集まりがあるときは、朝からマルシェへ行き、時間をかけて料理をつくり、その後の食卓もゆっくり楽しむ。スーパーのデリ売り場や、冷凍コーナーの商品が充実している理由がわかり、私も滞在中は積極的に利用するようになりました。フランス語で書かれているので、食べてみないと分からないものもたくさん。それも面白くて、いろいろ試しては、フランスの家庭料理を再現していました。

今回紹介するのも、そんなデリのなかで見つけたひとつ。茄子の種のツブツブ、コクのある味わいから、「茄子のなんちゃってキャビア」と呼ばれている茄子のディップです。秋は、夏とはまた違った茄子の味わいが楽しめる季節。キャビアの味がするか(!?) ぜひ試してみてください。

材料

茄子 2本
アンチョビ 2枚
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ1
塩 適量
トマトやオリーブなど 適量

作り方

茄子は皮を剥きやすいように、縦に6本くらい包丁で浅く切り目をいれておく。

焼き茄子を作る。皮全体が真っ黒になるまで、焼き網などでまんべんなく焼く。

水にさらさずに、手で触れるくらいになったら皮をむき、包丁で粗く刻む。茄子から出てくる水分も旨味のもとなので捨てずにとっておく。

フライパンにみじん切りにしたニンニク、オリーブオイルを入れ火にかける。ニンニクのいい香りがしてきたら刻んだアンチョビと茄子も入れ、水分を飛ばすように炒める(茄子から出た水分がある場合もここで加える)。ねっとりしてきたら塩で味をととのえ完成。

焼いたバケットとトマトやオリーブなど、お好きなものと一緒にどうぞ。お酒がすきな方は、そのままちびちび食べるのもおすすめ。前日に作っておいてキャンプ場に持っていくのもいいですね。


華表由夏(とりい ゆか)

青森生まれ、東京育ちの36歳。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のメニュー監修やレシピ開発、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。

撮影/西山輝彦

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