悪路で絶対的安心感!ジープラングラーがキャンプで活躍する理由

2020.07.27

いかにもジープらしい角張ったボディーに丸目のヘッドライト、そして特徴的なセブンスロットのフロントグリル。1945年のCJ-2Aモデルから脈々と受け継がれているボディーデザインは、今も昔もアウトドアズマンの憧れだ。ジープと言えば四駆の代名詞。大きなタイヤとパワフルな走りで、悪路をものともせずに走破する。

今回BE-PAL編集部では、現行車種のジープ ラングラー(Jeep Wrangler)で、ぬかるんだ山道をテストドライブしてきた。幸いにも当日は雨が降り続けて、コースの至るところで水たまりができるほどのグッドコンディション。泥にまみれたジープ ラングラーを想像するだけでテンションがあがる。

ルビコンとサハラで乗り比べ

現行のジープ ラングラーには「スポーツ(Sports)」「サハラ(Sahara)」「ルビコン(Rubicon)」のラインがあり、パッと見似ているものの、それぞれで個性が異なる。スポーツをベース車種とすると、サハラは18インチタイヤを搭載したモデル(スポーツとルビコンは17インチ)。ルビコンはオフロード走行に特化したマッドテレーンタイヤを標準搭載。さらには他のラングラーよりも悪路走破性を高めた4WDシステムを備えている。

ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン(Jeep Wrangler Unlimited Rubicon)\6,120,000

ルビコンのフラッグシップモデル。V型6気筒 DOHCエンジンを搭載。総排気量は3,604cc。最高出力284ps/最大トルク347Nm(テスト車両のボディーカラーはパンプキンメタリックC/C)

ジープ ラングラー アンリミテッド サハラ 2.0L(Jeep Wrangler Unlimited Sahara 2.0L)\5,900,000

サハラには3.6Lモデルと2.0Lモデルがあり、今回は後者をチョイス。直列4気筒 DOHCターボエンジンを搭載。総排気量は1,995cc。最高出力272ps/最大トルク400Nm(テスト車両のボディーカラーはグラナイトクリスタルC/C)

あらゆる状況下でも安心して乗れるのはさすがジープ

テストコースはブッシュが生い茂るわだち。2本のタイヤ跡をなぞるようにして走行する。2駆ならばすぐにスタックしてしまうようなこのコース、もしもキャンプ場の途中にあったら避けて通りたい道だ。

このような環境でもジープ ラングラーならものともしない。強固なグリップ力を発揮し、道なき道をグイグイと進む。ルビコン、サファリともにトランスファー(副変速機)を備え、4H AUTOにしておくことで自動的に前輪と後輪を最適な駆動力にしてくれる。滑りやすい路面では4H PART TIMEに入れて前輪と後輪の駆動を50対50に固定。4Lは悪路をじっくりと進んだり、タイヤが空転するようなハードな場合に利用する。街乗りでは後輪のみ駆動する2Hにしておくなど、シチュエーションに応じて操作できるのがとても楽しい。もちろん、テストコースのような悪路では4Lだ。

よりハードなシーンでのオフロード走行を可能にしたルビコン

ロックトラック フルタイム4×4システム搭載のルビコンは、4L時のギア比率を4:1低レンジにすることで、従来のセレクトラック フルタイム4×4システムよりも強固なオフロード走行を実現。さらにはスイッチひとつでリア/フロントをロック、またはリアのみをロックすることができる。

電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムで、時速29km以下で走行中にフロントスタビライザーを外すことも可能と、あらゆるフィールドに対応するルビコン、きちんと乗りこなせばアウトドアでこれ以上の相棒はない。

ルビコンは内装も特別仕様

ジープ史上最高のオフロード車、ルビコン。ルビコン専用のレザーシートに特徴あるカラーリングのインパネなど、内装にも抜かりはない。タッチパネルモニターは大型で見やすく、メーター類も確認しやすい親切設計。運転席に座ればおのずとワクワク感が生まれるコックピットだ。キャンプ道具などの積載は、リアゲートを開け、バックドアガラスを跳ね上げることで、ラゲッジスペースへ荷物の出し入れができる。

スクエア状のラゲッジルームはキャンプ道具を積み重ねて収納することができるので、デッドスペースが生まれにくい。高さもあるのでチェアなどの長物も安心。丸みを帯びたボディーのSUVだと、その分だけ道具を入れるスペースが少なくなるので、スクエアなボディー形状のメリットを改めて感じることができた。これは当然ルビコンに限ったことではなく、スポーツもサファリも同様に荷物を詰み込みやすい。

街乗りとオフロードの快適性を兼ねるサハラ

ルビコンがよりオフロードに特化した仕様だとすると、サラハは街乗りとオフロードのバランスが取れた車体といえる。サハラには3.6Lモデルとモデルと2.0Lモデルがあり、前者はV型6気筒DOHCエンジンを搭載。総排気量3,604cc。最大出力284ps/最大トルク347Nmと、他モデルと同様の仕様だが、後者は直列4気筒DOHCターボエンジン。総排気量1,995cc。最高出力272ps/最大トルク400Nmと、ラングラー各モデルのなかで唯一異なる。

特筆すべきは2.0Lの燃費。他モデルが9.0km/L~9.6km/Lなのに対し、サハラ 2.0Lは11.5km/Lと、かなり効率よく走る。それでいてオフロードでの走破性も遜色ないのはさすが。よほどの悪路やオフロードレースでない限り、その違いには気づきにくいだろう。

なお、3.6Lモデルが576万円なのに対し、2.0Lモデルは590万円とプライスがあがる。

スポーツやルビコンのタイヤが17インチなのに対し、サハラはひと回り大きい18インチを搭載。バランスが取れた全天候型オールテレーンタイヤは、一般道はもとより悪路もそつなくこなす。平日は都会での足として使い、休日は海や山への相棒として頼もしい存在だ。

ラグジュアリーな内装のサハラ

黒で統一されたサハラの内装。上質なレザーシートにモダンなインテリア。すべてがワンランク上の輝くを放つ。また、ダッシュボードとフロアの遮音部に消音材が組み込まれているなど、静かな車内空間もうれしい。

ラゲッジルームへのアクセスはルビコン同様。リアゲートを開けて、バックドアガラスを跳ね上げ荷物の出し入れを行なう。キャンプ道具が余裕を持って詰み込むだけの広さがあり非常に頼もしい。

ジープ ラングラーには泥がよく似合う!

ルビコン、サハラの試乗を終えて、クルマも人も泥だらけになったが自然と笑顔が出るのは走りの満足度が高いからだろう。ルビコンの悪路走破性とサハラのバランス力。どちらもオフロード走行において絶対的な安心感を与えてくれる。キャンプ道具を満載に積めたクルマで、ぬかるんだ山の中のアウトドアフィールドを走るのは非常に不安だが、ラングラーなら何ひとつ心配がいらない。むしろスタックした仲間のクルマを牽引して助けることもできる。

撮影を終えた編集部早坂も泥だらけ。マディーなクルマ遊びは本当に楽しい。

ジープ ラングラーなら目的地に行くまでもアウトドアアクティビティ気分。今も昔も、アウトドアズマンが憧れるクルマだ。

特別公開! 迫力の走行を動画で観よう!

今回のテストドライブを映像で撮映、編集してひとつの動画にまとめた。悪路をもろともせずにグイグイ進むジープ ラングラー。映像はアンリミテッド ルビコンと3ドアのルビコンの2台。全画面での視聴推奨だ(音も出ます)。

Wrangler(ラングラー)|Jeep :
https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html

※構成、文、写真、動画/早坂英之

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