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    2019.02.04

    高級家具コラボも!驚きの収納とインテリア、最新ハイエースキャンピングカー[ ジャパンキャンピングカーショー2019 ]

    ハイエースをベースに新たな楽しさを提案

    2019年21日から23日の3日間、幕張メッセにて開催された日本最大級のキャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー2019」に行ってきました。そこで、今回は気になったクルマたちを2回に分けて紹介していこうと思います。

    キャンピングカーは動力性能にしても室内サイズにしてもベース車両に依存する部分がとても大きいと思います。日本でメジャーなキャンピングカーのベース車両と言えば、いちばん多いのが現行の200系ハイエースではないでしょうか。ノーマルルーフにハイルーフ、ワイドボディなどボディ形状が豊富かつ、バン/ワゴンの2タイプをリリースしており、ベース車としてのポテンシャルが非常に高いモデルといえます。

    しかし、ハイエースは2004年にデビューし今年で15年目。各ビルダーから数多くの本格キャンピングカー&車中泊カーがリリースされ、キャンピングカーとしてもいささか「熟成され尽くした」感がありました。

    しかし、ショー会場で驚くことがありました。

    それはWORK VOXの新ブランド「SEDONA」が出展したハイエースです。

    バンライフが徐々に浸透する!?

    先日の東京オートサロンの記事(https://www.bepal.net/cars/56369)でも少し紹介しましたが、バンライフをモチーフにしているモデルが今年になって増えてきているようです。

    SEDONAはハイエースの「DXバン」をベースとし、キャンプサイトが似合う「タイプIII」と湖畔やマリンアクティビティを意識した「レイクサイド」の2モデルをラインナップ。実車を見ると「ああ、まだまだハイエースにも新しいスタイルがあるのだ」と感じました。とてもフィールド寄りなスタイルで、斬新でした。

    どちらのモデルもこだわりギア満載のキャンプサイトのような空間が車内のデザインに落とし込まれており、居心地が抜群。「キャンピングカー=家っぽい、生活臭がしそう」ではなく、ウッドに囲まれたほっこりとできる空間は今までにないライフスタイルがしっかりと提案されていました。

    そして、両モデルともに398万円〜(税別)という価格にも驚きです。

    「キャンピングカーは高くて手が出せない」なんて思っている人や若年層でも、新車でこのスタイルでこの価格なら「欲しい!」という人も多いのではないでしょうか。

    積載力はそのまま、セカンドシートを展開して大人2人がゆったりとくつろげる寝室に早変わり。床・天井・壁など、ムク材を使用したインテリアは心地よい囲まれ感。ベッドマットの収納も可能なスライドテーブルも装備。

    FRPの埋め込みウィンドーにはスリットが入っていて、室内側からバックドアを開けずに外を眺めることができる。技ありアイテム!

    「レイクサイド」は明るめのインテリアで開放的。右側にロングカウンターを装備し、左スライドドア脇にはキャンプなどで便利な引き出し式収納庫を内蔵。

    また、トイファクトリーの高級モデルである「バーデン」もカリモク家具とコラボして製作した「バーデン カリモクver.」を出展し注目を集めていました。

    北米からけん引免許不要モデルもデビュー!

    次にキャンピングトレーラーでも意外な発見がありました。アメリカンキャンピングトレーラーというと「大きい・ワイルド」というイメージでしたが、今回「けん引免許不要」のコンパクトモデルが展示されました。

    JAYCOは北米大手のキャンピングカーメーカー。この「Hummingbird(ハミングバード)は2人用の作りで、全長4m×全幅2.1mとコンパクト。価格も248万円(税別)〜とお手ごろです。

    ハミングバードはリヤゲートを跳ね上げるとシンクや冷蔵庫、電子レンジなどのキッチンが出現。アウトドアキッチンとして活用できます。

    また、カナダのPro-Lite社からも楕円形のスタイルが愛らしい「Eco」が初登場。全長3.91mでファイバーグラスボディー&ルーフを採用し、重さもわずか452kgと超軽量。 ヨーロッパ車が多かったけん引免許不要モデルに新しい選択肢が増えたのはうれしいニュースといえるでしょう。

    次回は軽キャンパーやライトキャンパー、車中泊カーを紹介します。

    構成/伴 隆之

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