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世界中で愛されるロングセラーの3代目

「モアブ」シリーズは2007年に発売し、今では世界で累計2,800万人以上の人に履かれてきたハイキングシューズのロングセラーシューズ。今回紹介するのはその3代目で、ミッドソールやアウトソールの形状などを現代の技術でアップデートしたモデルである。

見た目はクラシカルな佇まいだが、アッパーにはシンセティックレザーとメッシュ生地をバランスよく組み合わせ、高い通気性と軽さを確保している。重量は片足約430gと、防水シューズとしては軽量な部類だ。

後ろから見ると、かかとを包み込むように貼られたソールが印象的。デザインのアクセントでありながら、しっかり機能も担う部分だ。

ミッドソールには弾力性と反発性を両立させたEVAフォームを採用。つま先とヒールの高低差は10mmで、ランニングシューズほどの傾斜はない。登山や街歩きには、このくらいの高低差がちょうどいいと感じる。

アウトソールはヴィブラム社がメレル専用に開発した「Vibram TC5+」を採用。確かなグリップ力と耐久性を備えるのが魅力だ。深さ5mmのラグは土を掴みやすく、地面を蹴り出しやすいパターンになっている。

シュータンは土や小石、水の侵入を防ぐベローズタン仕様。つま先にはラバーのトゥキャップを備え、岩や木の根にぶつけた際の衝撃を和らげてくれる。細部まで山歩きを想定した、抜かりのない作りだ。

インソールには低反発素材を採用。硬い場所を歩くことで起きがちな足や膝への衝撃を緩和してくれるので、アウトドアはもちろん街中でも快適。取り外しもできるので、衛生面も安心だ。
「モアブ3 シンセティック ゴアテックス」をフィールドで実際に履いてみた

ここからは、実際にフィールドで履いてみた感想を紹介する。ミドルワイズのラストは自分の足幅にちょうどよく、歩いても立ち止まっても窮屈さはなし。普段のシューズと同じサイズで問題なかった。

砂利道を歩いてみたが、違和感はまったくなし。クッション性はそこまで高くないものの、硬い路面でも膝への負担は感じなかった。軽さのおかげで、足がスッと前に出る感覚も心地いい。

続いて坂道。地面をしっかり掴むラグのおかげで、上りも下りも楽々だ。滑りやすい土の斜面でも足元は安定感抜群。結論として「ロングセラーなだけあって履き心地がいい!」と素直に感じた。
「モアブ3 シンセティック ゴアテックス」を使ってみて気になったこと

一方で、気になった点が2つある。1つ目は、ソックスの毛玉が履き口に付いてしまうこと。大小さまざまな毛玉が付き、手入れが大変。作業用なら気にならないが、靴を脱ぐ飲食店などでは少し恥ずかしいかもしれない。
2つ目は、かかとの収まりがあまり良くないこと。靴紐をしっかり締めればある程度固定できるが、緩いと余白が気になる。ラストと足の相性は履いてみないとわからないので、購入前に一度試着してほしい。
街中からアウトドアまで幅広く使える1足

気になる点はあったものの、防水シューズとしての機能は申し分なし。特に軽さによる足運びのよさは魅力だ。なお、今回紹介したカラー「KANGAROO/COYOTE」は廃盤で、現在は新色が登場。ぜひ店頭でチェックしよう。
商品概要
メレル「モアブ3 シンセティック ゴアテックス」
価格:¥20,900
サイズ:25.0〜28.0cm、29.0cm、30.0cm
重量:約430g(27.0cm/片足)
ドロップ:10mm(ヒール30mm、つま先20mm)
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