鮎釣り最終盤!新潟県三面川のサビ鮎に夏の終わりを感じて…… | 釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.10.14

鮎釣り最終盤!新潟県三面川のサビ鮎に夏の終わりを感じて……

鮎釣り最終盤!新潟県三面川のサビ鮎に夏の終わりを感じて……
朝晩だけでなく昼間にも涼しさを感じる9月下旬、夏の釣りの代名詞である鮎釣りは最終盤です。今回は新潟県の三面川水系に鮎釣りに赴いた模様をお届けします。
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【越後釣り道中】最終盤の鮎釣り

6月から始まった筆者の鮎釣りシーズンも9月の中旬を過ぎればいよいよ最終盤といえる頃合いで、毎回の釣行ごとに、今回が釣り納めかな? という思いを抱きます。そんなちょっとした寂しさを感じながら、今回は新潟県の村上市を流れる三面川に鮎釣りに行ってきました。

オトリを購入し、本流からスタート!

三面川本流
まずは手前側の緩い流れから探り、少しずつ流心側へ立ち込んでいく。

鮎釣り(友釣り)は川底に縄張りを持つという野鮎(野生の鮎、以下鮎)の性質を利用し、オトリ鮎(以下オトリ)を縄張りに侵入させることで体当たりを誘発して針に掛ける特殊な釣りです。最初の1匹となるオトリを購入するところからが鮎釣りのスタートになるため、まずはオトリ店に伺います。

記者の自宅から200km近い距離がある三面川ですが、毎年幾度となく通うためオトリ店の店主とはすっかり顔なじみの常連といったところです。オトリと遊漁券を購入しがてら釣果が有力なスポットの相談をし、三面川本流で鮎釣りをスタートすることにしました。

さっそく綺麗な鮎が釣れる!

鮎
背中の緑色も鮮やかで綺麗な鮎が幸先よく釣れた。

新潟県は9月に入り一気に涼しくなりました。川の水温も上がらず鮎の活性(魚のやる気)も低いため、苦戦を強いられそうと思いつつオトリに専用の仕掛けを取り付け、瀬(白波が立つ速い流れ)に放ってみます。

すると、そんな心配をよそに間髪入れず綺麗な鮎が掛かりました! オトリは元気なほど釣果に繋がるため、釣れた鮎を早速オトリとして使用し、同じく瀬の中に放ってみると……。

順調に釣れる……!?

鮎
追星(縄張り意識が強いほど濃くなる頬の黄色い斑点)は小さいながらもくっきりとしている。

またもや綺麗な鮎が釣れてくれました!今年の三面川本流は絶好調とはいかない状況で、支流の高根川へ行くことが多かったのですが、今日は本流で釣果が出せるかもしれません。同じように釣れた鮎をオトリにする循環を繰り返し、どんどん数を伸ばしていきたいところです。

と思ったのもつかの間……コンスタントなペースで5匹程度の釣果は出たものの、鮎がどこかに行ってしまったのかと感じるほど完全に沈黙してしまいました。やはり今年の三面川本流は最高といえる状況ではないようです。なんとか本流で釣果を出したいと思っていましたが、背に腹は代えられないため思い切って支流の高根川に移動することにしました。

水温が上がらず釣り人には快適だが……

支流の高根川
涼しいなか日差しがあたたかく、非常に過ごしやすい気候だった。

盛期の7月や8月、午後2時ともなれば気温とともに水温も急上昇し、水量少なさから水に浸かっていても暑すぎて過酷ともいえる支流ですが、9月の中旬のこの日は涼しく釣りをするのに非常に快適でした。その反面、水温の低さから鮎の活性は低いことが予想されます。

こんな時は轟々と流れる瀬よりも、少し流れが穏やかな場所の方が鮎が居付いていると思い、小規模に枝分かれした流れの瀬肩(瀬の入り口)からスタートしました。穏か流れということは鮎から釣り人が見えやすいということでもあります。できるだけ警戒心を与えないように、鮎が自律的に泳いでいくことを意識した泳がせ釣りでオトリを操作していると……。

本当に終盤!? 釣れる鮎が綺麗すぎる!

鮎
シーズン盛期でもなかなか釣れないような、追星がとてつもなく鮮やかな鮎だった。

追星の黄色さが際立つ、信じられないくらい綺麗な鮎が掛かりました! しかも1匹や2匹というわけではなく、明確な数は覚えていないものの、同じ立ち位置から同じポイントに向けてオトリを送り込む釣り方で、恐らく15匹~20匹は釣ることができたと思います。そのどれもが真っ黄色な追星で鱗のきめが細かく、終盤の鮎釣りであることを忘れるほどでした。

そんな現実感のない好条件のなか意気揚々と数を伸ばしていると、やはり……。

サビ鮎が掛かる

サビ鮎
産卵寸前の鮎は本当に真っ黒になるので、まだサビは進行中といった感じだ。

濃い追星の鮎の釣れ方が落ち着いてきた頃、鮎釣りの終盤を感じる鮎が掛かりました。産卵を意識した鮎は鮭のように鱗が硬い皮へと変質し、体表は黒くなり、お腹周りは赤いラインが入ります。そして、産卵を終えた鮎は1年の短い一生を終えます。このような鮎はサビ鮎と呼ばれ、いよいよシーズンが終わることを釣り人に告げます。

まだ盛期を感じさせるような若い鮎が釣れるとはいえ、やはり鮎釣りには終わりがあるということです。そんなサビ鮎が混じるなか、本流に早々に見切りをつけたことが功を奏してか、最終的には73匹と今シーズン最高の釣果となりました。

毎回の釣りが納竿

今回の三面川水系での釣りは今季最高の釣果ということもあり、納竿(鮎釣りを終えること)に相応しい釣りとなりました。しかし、過ぎ去る夏にやはり心残りを感じてしまう今日この頃です。「今回が納竿かも」と毎回思いつつ、もう何回か鮎釣りに行くかもしれません。

著者画像

志田 こうたろう

アウトドアライター 釣りYouTuber

幼少から釣りに触れていたものの、“趣味としての釣り”をするようになってからは12年。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。クルマ好きで国家2級自動車整備士。

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